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対面だから、五感をたっぷり使う時間を。(第3回PBL講義)
この記事は、ゆりりんが講師を務める産学連携PBL講義を受講している学生と、そこに携わる企業の皆さん、担当教員の島袋先生、名嘉座先生へ向けて書いています。
〈対象講義〉
・キャリア選択論 @沖縄大学
・キャリアデザイン論 @沖縄国際大学
できるだけ、その時の空気感が思い出せるように。みんなの学びのヒントになるように…
ゆりりんが見ている、とっても主観的で、少し客観的&俯瞰的な視点を、お届けしたいと思います!
あっという間に第3回目。
今回まではコミュニケーション基礎として、他者との関わりに慣れてもらう時間。
前回、まだ少し距離があるなぁと感じていたため、「遊びを増やそう」と決めて臨みました!
拍手まわし、同時拍手
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写真は@沖国
遊びから学ぶ。
10年遡って、私が大学1年生の時。
初めて参加したプレゼンテーション講座で行われたワークが、この「拍手まわし」と「同時拍手」でした。
「プレゼンテーション講座」と書いてあるチラシを見て参加したので、PowerPointを使った資料作成とか、聞き手に届きやすいキーワードとか…そんなものを学べるんだと思って参加。
会場に着くとなんだか違和感。
あれ…机がない。
あるのは、椅子を並べてつくった大きな円。
そうです、私が今回の講義で行ったやつです。
遊びで体感することからはじめる学び。
こうやって、振り返ったりアウトプットすることに慣れながら、他者との学び合いを楽しんでいきましょう!
👏遊びのふりかえり👏
Q.コミュニケーションで重要なことは?
・アイコンタクトで相手に伝える
・リズムを合わせる
・間を持って、調整する
・自分に向けられているのかどうか、見ておく
実践する中で、声を掛け合ったりアイデアを出していたり。もうすでに協働が始まっていて、素晴らしいなと感じていました!
〈余談〉
この「遊び×学び」のスタイルに魅了された私は、その時の講師だったひかるちゃんの後を追っかけて…東京に長期インターン。その後も大学や企業研修の講師アシスタントをさせてもらってTTP(徹底的にパクる)させてもらい…
毎回自分の色を付け足したり、変化させたりして扱わせてもらってます。
協働すること&PBL体験
次回から始まる本格的なチーム活動を前に、PBL体験として「マシュマロチャレンジ」に挑戦してもらいました。
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@沖大
4人1組で行うマシュマロチャレンジ。
短時間で試行錯誤を繰り返しながら、チームで課題に取り組む力を体感できるため、本格的なPBLを開始する前の体験として実施しました!
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このチャレンジで強調したかったのは、「協働すること」の重要性です。
限られた材料(パスタ、テープ、ひも、マシュマロ)を使って、できるだけ高い構造を作るというシンプルなルール。
そのため、4人それぞれが異なる視点やアイデアを持ち寄り、それをどう組み合わせていくかが成功の鍵となります。
意見を交わし、役割を分担しながら、短時間で成果を上げるためにはコミュニケーションが不可欠!
あまり意識していなかったかもしれないけれど、あの18分間でかなりの量の会話が交わされていました。
振り返り→リベンジで学びを活かす!
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18分間のチャレンジが終了。
沖大・沖国ともに半分以上のチームが、自立したタワーを作れずでした。
1回目の反省大歓迎!
今回の学びはここからが重要です。
「PDCA」はよく知られていますが、順番をずらした「DCAP」という考え方を、今回のポイントとして紹介します!
PDCAとは…
計画(Plan)を立ててから行動(Do)に移り、結果を評価(Check)し、その後改善(Act)していくというのがPDCAサイクル。
今回取り組んでもらったマシュマロチャレンジの場合、最初に計画を立てすぎるよりも、まず行動してみることが有効だったりします。
マシュマロを乗っけてみてはじめて、どれくらいの重さなのかが分かったりしましたよね?
(実際、タワーの出来はいい感じだったのに、最後のマシュマロ頂上で倒れちゃったチームが多々ありました)
Do(行動)が最初に来る「DCAP」サイクルを意識できると、その実践から学んだことを計画へ活かすことができます!
完璧を目指すよりも、まずやってみることから。
小さなプロトタイプを作り、実際に試してみることで問題点を発見。
それを改善しながら次のステップに進むことを意識して、今後のPBLにも取り組んでみてください。
次回からは、いよいよチームミッション。
水分補給ができるよう、飲み物を持参してね。
お楽しみに!
ちなみに…今回の記録
沖大1位:83.5cm
沖国1位:7?cm (忘れちゃいました…教えてね)
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