話してみると、ほっとする。(第1回PBL講義)
「あー、やっぱり緊張してたんだ。」
久しぶりの講義が始まる前、緊張とまではいかないけれど、自分がそわそわしていることを感じていました。
初めて会う学生との時間がどんなものになるのか…少しの不安が行動にも影響。
いつもならガッツリ食べて行くぞ!って感じなのに、水曜3限沖大の講義前は、お昼ご飯食べず。
何百回も人前に立って話す私だってこうなるんだから、コミュニケーションに苦手意識があったり、他者と関わることに不安感がある学生は、もちろん緊張もあるはず。
改めて、人と関わることが苦手な人でも取り組める場をつくろう。
そんな前提に立ち帰り、1回目オリエンテーションの空気感をイメージしていました。
他者と関わる前の準備
PBL(課題解決型)講義の大きな特徴は「他者と関わり合う」こと。
なので、相手がいるコミュニケーションが大切になってきます。
ただ、相手の前にまずは自分とのコミュニケーションを取ること。これが、超大切!!!
今回の講義では、毎回自分の状態を把握するために「いまここチェック」というワークを行います。
項目は変化するかもしれないけど、基本的には
・思考について
・身体の感覚について
・気持ちについて
この3つにアプローチしていきます。
背伸びせず、そのままの自分の状態を受け取れることが大切。
自覚した上で、一緒に学びをつくる人としてこの時間に集中してもらいたいと考えています!
教室 世論調査。どんな人がこの授業を受講しているんだろう
このPBL講義では、みんなが真剣に取り組んだ先に「社会人基礎力」が身につくように設計しています。
社会人基礎力って何?という解説は、次回にお話ししますね!
本格的なチーム活動をはじめる前に、この教室にいる学生同士がお互いのことをなんとなく理解し、信頼感を高めることが必須です。
場にいる人たちへの信頼感は、学びの意欲や自分の挑戦度合に影響を与えるから…!
ということで、自分と他者に対して「感じていること・考えていることノンジャッジ(評価しない、されていない)であろう!」を実践すべく、世論調査&ペアトークに参加してもらいました。
以下、沖大・沖国を合わせた回答結果(63名)をシェアします!
Q1
昨日の睡眠時間
Q2
アルバイトについて
Q3
大学生活の充実度
Q4
自分にとっての楽しみは何?
上記4つの問いについて、コミュニケーションを取る練習としてペアトークを行ってもらいました。
初めは静かで緊張感があった教室の空気。
それぞれが話し始めた途端、一気に緊張の糸が切れる音がするかのように賑やかになったのが印象的でした!
最初は、ふたりで2分間。
次は少し増やして、3分間。
ひとり60〜90秒程度の時間ですが、テーマについて話す中でお互いのことを開示し合い、バイトや大学生活の話、趣味のことを聞き合って盛り上がる様子も。
今後の講義でも、相手を変えながら様々な相手と対話する場面が出てきますので、楽しみながら、他者との学びを増やしていきましょう!
(受講の過程で、気の合う仲間ができると嬉しいです)
次回予告
次回は、この講義の特徴でもある企業さんとの関わりがあります!
・傾聴と問い
・人生と「働くこと」の関係性
・企業は社会とどう繋がっているか
上記をキーワードに進めたいと考えています。
社会人(企業人)の方にお会いできることを、楽しみにしていてくださいね。
作成:ゆりりん
サポートしていただくと、やる気が爆発します!(笑)甘いものを食べながら、言語化頑張りますので、応援してもらえると大喜びです✌︎('ω'✌︎ )