機械・AIになくて人間にあるもの
膨大な知識と処理能力を持ち、合理的な判断能力にも優れたAI。
今ある仕事の8割はAIに取って代わられると巷で言われているけれど、とても大事なことを忘れてる。
それは、人間には心があるということ。
学術的で、理論立てられた事実だけをただ淡々と述べていく記事は、AIに代わられるかもしれない。
だけど、文章には人の心が載る。
文に乗せた祈りと愛情は、人の心を揺する。
人の心を濃やかに動かすものは、心のあるものだ。
能力の優れたAIにはないもの、それは心。
ショート動画を見ていて、都市伝説系の背景に、AIが描いた怖い絵や動画を見ることはある。
ちょっと恐怖を感じたりはあったけど、
とても上手いけれど、ストーリーのある漫画を描かせたら、多分人間が作った作品には敵わないと思う。
濃やかに描かれる機微に人は魅了される。
人とコミュニケーションを取る仕事は、コミュニケーションが深いほど機械には取られない。
だってAIは愛をくれない。
人間は心を取り戻さないといけない。
傷ついたことがあって、自分を守るために不感症になるのはとてもよく分かる。
世界的名著「夜と霧」でも、最初に動かなくなるのは頭でも体でもなく心だと言っていた。
人はストレスがかかると心を凍らせる。それでも、自分を愛して、愛することで自分の心を解凍して、息を吹き返させなければならない。
「みんな愛されるため生まれてきた」とか、根源的なお話は置いておいて、今回は社会的な地位を守ることに絞ってお話をさせていただいた。
『心のこもった仕事をすること』
機械は愛情を乗せることができない。優しさを手渡すことができない。
人が人を求めるのは、温もりが欲しいから。
そのためには傷ついて麻痺した心を回復させて、感じる力を取り戻そう。
かつて私もそうだったし、傷つかないために心を無くした人は大勢いる。
「不感症」
不感症を治すためには、幸せなこと、楽しいこと、信頼できる人(愛してる犬猫もとても素敵!)の多い環境に、居心地の良い環境に身を置いて、たっぷりプラスの感情を感じよう。
傷つきたくない、マイナスを感じたくなくて不感症になった。
じゃあ心で感じるって、どうすれば良いかな?
↓
逆のことをしよう。
プラスの感情なら、感じたい感覚なら、感じることは心地よいでしょう?
感じたい感覚に浸ろう。感性を研ぎ澄まそう。
ちゃんと心の声を聞こう。心を見る練習をしよう。
心のこもった仕事は、絶対に機械に奪われない。