終わらせなければ次は来ない。-Xデザイン学校ビギナーコース2018
いまの自分
外化を避け続けてきました。
自信の無さの表れ。「きちんと書ききる」ことがとても苦手。
ただ、以前はよく文章を書いていました。それこそmixi時代は、長い日記もよく書いていたし、facebookでも日/英で書いたりアウトプットは良くしていたように思います。
苦手になったのは、まず最初に「わかっていない自分」に気づいたからだと思います。でも実は、頭のなかでは形になっていると感じるし、理解したと感じている。
ただ、いざ「文字にする」「言葉にする」としようとしたときに、
「…あれ?」
というほど何も出てこない。
言いたいこと、表現したいことが明確に言葉や文章にならない。しまいには「何が言いたかったんだっけ?」と自分で自分に突っ込んでしまうほど迷子になる。
「外化」できるほど、自分のなかに落とし込めていないということ。
頭の中にあることを、実際には「ほったらかし」にしているだけ。
もうひとつ、「わかったつもり」では書けないからかもしれません。
Webディレクターとして自分発信での共有やプレゼン、ディスカッションをする場が増え、「伝える・伝わる」ことに対する責任を強く感じるようになった。
自分が言いたいように言うのではなく、「相手に伝わる言い方をしなければいけない」。
「どうしたらうまく伝わるだろうか、誤解を与えないだろうか、傷つけたりしないだろうか、全部伝わるだろうか」。考えすぎて、推敲が終わらない。
書ききれない。
周りのスピードについていけない。
とにかく、こと「書く」ということに対して、とても意識とエネルギーを使うようになり、業務など必要に迫られることでモチベーションが枯渇、結果、消極的になったと思います。
Xデザイン学校の講義についてだって、書きたくてnoteを登録だけはしたものの、実行に至らない情けなさ。
そういったいまの自分ですが、それでも何か書かないと書けるようにはならないと思うので、とにかく1記事まず書ききってみようと思います。
Xデザイン学校ビギナーコースへ参加
現在、事業会社のWebディレクターとして勤務しており、担当する事業を「より良くしたい」という思いからUXを学びたいと考えていました。
2016年に、Xデザイン学校ビギナーコースの講師でもある浅野智先生の初学者向けミニワークショップを受けたことがUXと出会うきっかけとなりました。
「なんて興味深いんだろう!」と、感銘をうけつつも学校に通って学ぶ機会はなく(勇気もなく)、2年が経過した昨年10月ごろ、意を決してビギナーコースに通い始めました。
本格的にUXデザイン…ではなく、「ビジネスデザイン」について学び始めました。
UXデザインを学ぶつもりだったのですが、1回目の授業で浅野先生からは
・今の日本と世界のビジネスの変化
・新しいビジネスの構造
・アウトサイドインとインサイドアウトの大切さ
・「本質を捉える」必要があること
・ユーザーの利用シーンは変化する
・変化する社会に対応する
UXというひとつの分野に限定したことではなく、「学びの姿勢」についての学びを得たと思いました。
そして何よりも、「ビジネス視点」の重要性について気づきをいただいたと思います。
翌日から変わったこと
収集する情報が変わりました。それまでは、SEOやUXといった技術系、自社サービスの業界や競合の動きについての情報を集めていました。
新規サービスやスタートアップ企業についてのニュース、国際・経済ニュースについても積極的にインプットするようになりました。
終わりに
今回は、まず「ひとつ書ききること」を目的として、書いてみました。
「外に出せた」と感じています。
昨年10月の講義第1回を受けたときに自分のなかにあったものが、明確になった。
「そうか、こういうことが自分の中にあったんだ」と改めて認識できました。
ビギナーコースで、浅野先生は何度も「初学者にクオリティは求めていない。ただ、時間内にやり切れ」と口にされていました。
最初の講義のころは、どうしても「良いものを考えなければ」と考えすぎて間に合わないことが多かったです。
でも、先週の第8回は「まずやり切ろう」と、やり切ることを最優先できました。
「終わらせ」なければ次が来ない。次はこの記事より少しでも深く、少しでも書きたいことを書き出せるように。
ようやく、ひとつ書ききることができたので、また次を書き切ろうと思います。