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かっこうワルツ

今日の札幌は晴れ。2~3日前から雪がチラチラする天気が続いています。今日の予想最高気温は5度。寒い

毎朝5時半に起きて朝食、お弁当を作っているのですが、この時期になると思い出す子供の頃の嫌な思い出・・・。

子供の頃フィギュアスケートを習っていました。2歳上の姉が小学1年生のとき冬休みスケート教室に行きたいと言い出したのが始まり。その後、春休みスケート教室にも参加して定期で習うようになりました。わたしは・・・というと、寒いし冷たいし手袋もパンツもビチョビチョになるし、わたしはやらない・・・と選択しました。しかし、姉がスケート教室に行っている間、幼稚園児が一人で留守番するわけにもいかず、スケート場について行って姉が帰るというまでリンクサイドで時間を潰すことに。。。結局、『あんたも習いなさい』とスケート教室に入ることになりました。幼稚園児の教室には時間が間に合わず、小学生の教室に無理矢理いれられて・・・。先生のいうことは基本聞いてないし理解もできないので、周りの人たちがやっていることをなんとなく真似てみる。しかし、何をやっても「違う!!」と怒られ、手や足をパシっとたたかれ、いつも半泣き。それに追い打ちをかけるように、リンクサイドで見ている母親が「ちがうやん、なんでできひんの?」「あ~もう、どんくさいなぁ」と。。。いっつも泣きながら滑ってた。そんなスケート楽しいわけ無くて、いつも「やめたい」と訴えていたがやめさせてもらえなかった。

姉はスケートが滑れるようになるのが楽しかったらしく、個人レッスンも受けたいといいだし、そうなると「あんたも一緒に受けなさい」と一緒にうけることに・・・。いやいやながらも、続けていくとそれなりに上達し、小学校2年生になるころには、ジャンプやスピンも出来るようになった。昇級テストや試合にも出るようになって、ますます毎日スケート漬けになった。昇級テストや試合前になると一般人が滑らない時間帯に貸しきりで練習するようになった。朝は6時から7時30分まで滑って、その後学校へ。下校後、夕方6時から夜10時まで滑る。家に帰って宿題してお風呂入って寝るのは12時。朝は5時に起きていた。

やっとでてきたよ、かっこうワルツ。

朝5時に起きるときに親の部屋のアラームの音が電子音のかっこうワルツだったんです。冬の朝5時は真っ暗で、めちゃ寒い。初めての時、起きられなくて母親にメッチャ怒鳴り散らされ、それ以降、起きたらセーターとズボンをはくだけの状態にして寝てたw(ほんとに嫌だったの、寒い中着替えるのと、母親に怒鳴り散らされるの・・・(>_<)) 寒くて眠くて辛い記憶と一緒に電子音のかっこうワルツがいる。

40年たった今でも、電話の保留音などでかっこうワルツを聴くと、一瞬いや~な気分になるw 姉も同じようなことを言っていたww 冬の時期、夜明け前の暗い寒い空をみると頭の中で電子音のかっこうワルツが鳴っている。寒いのも早起きも苦手。よくがんばったな子供の頃のわたし・・・。今日はちびっ子のわたしを褒めてあげる日にしよう・・・

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