福岡の結婚式場をクレームでキャンセルした話②見学〜契約
こんにちは。前回「福岡の結婚式場をキャンセルした話①式場との出会い」で、私たちが契約することになる式場と出会ったところまで話をしてきましたので、今回は続きから。
ざっとおさらい
夫→福岡出身・30歳・会社員/私→東京出身・30歳・フリーランス
2019年3月に入籍
入籍前の2018年9月に一件目の式場見学で福岡の婚礼専門式場「A」へ。見積もりは20名で190万円ほど(家族挙式)。/→まだ式のリアルなイメージが無かったため契約せず
2019年2月に二件目の式場見学で福岡の一流ホテル「B」へ。当日カウンターに行くと、夫が予約日を間違えていたことが発覚するも、スタッフの気遣いにより、試食以外は対応してもらえることになり、席に通される。/→結果的にここで契約することになるのですが、今回はこの時の見学〜契約するまでをお話しします。
危うく式場に来たのが無駄足になりかけた私たちでしたが、ホテルの気遣いに感謝し感動しながら、ブライダルカウンター内の席につき、出された飲み物を飲んでホッとしていました。
するとそこに、私たちを担当してくれるというスタッフがやってきました。その方は40〜50代くらいの、いかにもベテラン!という感じのする女性で、とても物腰が柔らかい方でした。
はじめに2人の馴れ初め、なぜ今回こちらの式場に見学しにきたのかということを話し、さらに家族挙式を考えていることなどを話していき、パソコンで資料を見ながらBのチャペルと少人数向けの会場にはどのような会場があるか、などを説明してもらいました。
その上で、実際のチャペル・宴会場の見学に。Bのチャペルは、福岡の海沿いにあるということで眺望がとても良いのが特徴。実際に見てみると、思っていたよりも景色がよく、福岡にいながらリゾート婚のような雰囲気も味わえそうだな、と大変感動しました。また、宴会場も家族挙式をしたい私たちにとって、広過ぎない規模のお部屋があったので、大きなホテルですが、ここでの家族挙式もありなんだなぁと感じました。
その後提携ドレス店でドレスを見せていただいた後、再び最初のブライダルカウンターに戻り、見積もりを出してもらうことに。
その時も挙式の時期についてはぼんやりとしか考えていなかったのですが、入籍日のちょうど一年後が日曜日ということもあり、2020年3月・入籍一周年の日に、家族挙式の20人で出してもらいました。
出てきた見積もりは、「20人・120万円」。
4ヶ月前に行った専門式場のAの見積もりと比べても、約70万円安かったのです!
そのホテルにとにかく「高そう」という印象を持っていた私たちは、まず思っていたよりも費用がかからない、という点にとても驚きました!
しかも、その日急遽私たちの案内をしてくださったベテランの女性スタッフは、
・私たちが予約日を間違えていたため試食ができなかったこと
・私の家族が遠方のため、福岡で挙式をする際には宿泊が必要なこと
にも配慮をしてくださり、
・後日行われる成約者向けに実施しているフルコース試食会に無料招待(通常は6000円)
・挙式の前日と当日に使うことができるホテルの宿泊を、もともと見学者特典で付いている3部屋にプラス7部屋で10部屋プレゼント
というサービスをしてくれたのです!
一流ホテルの快適さとリゾート婚のような非日常感を兼ね備えた会場。そして、挙式をする私たちに親身に対応してくださるスタッフの皆さんのおもてなし精神。
これなら、家族だけで極上のサービスを受けながら、思い出に残る1日が過ごせそう、、、そして何より、それが思っていたよりも費用をかけずに実現できそう!ということで、私たちはかなり前向きモードに。
「この値段でここの会場で挙げられるなら、良さそうだね。」ということで2人の意見は合致。その場で契約をすることになりました。
主人が契約書にサインしている間、その姿を撮影したり注意事項を読んだりしながら、
(まさかこんなに大きい買い物を、自分がその日その場で決断するなんて思わなかった。しかも、予約日間違えて来た私たちにとても丁寧に接してくださって、本当に嬉しい。さすが一流ホテルだなぁ、)
と、しみじみ感じていました。
そして契約書のほか、申し込み金10万円が必要とのことで、私のクレジットカードから引き落とす設定をして、その日は会場を去りました。
「担当してくれた女性の方、すごくベテランって感じだったね。」「あの人に対応してもらえてよかったね。」などと初めは浮かれながら家に向かっていたのですが、徐々に
(家族挙式といえど、100万円単位の契約をその日にしてしまってよかったのだろうか?)
と、なぜか急に私の中で不安な気持ちがこみ上げて来てしまいました。
まだ2件しか見ていないのに、、、もっと良い式場があったかも?
試食もしていないのに決めて大丈夫?
契約してしまうと、その日からキャンセル料が発生するから、もう後戻りはできないけど、、、。
モヤモヤモヤモヤモヤ、、、、
一方主人は、自宅への道を歩きながら家族・親戚に電話で
「今日式場を決めて来た!来年3月の入籍日に、福岡のBって会場です!」と早速報告。
その様子を見て
(今報告したらもう後に引けないし、本当に良かったのかな、、、。)
と私の不安はさらに募ってしまい、主人にもそのことを話してしまいました。
しかし、
「なんだかんだ2人との忙しくて、これまでも全然挙式のこと決めてこれなかったから、やっと会場・日取りが決められたんだし、前向きに考えようよ!しかも、一流ホテルの良い会場なんだから、大丈夫だよ!」
と前向きな姿勢。
(私のこの気持ちは、大きな契約をした直後だから不安になっているだけかな?)とも思ったので、モヤモヤした気持ちは拭いきれないものの、主人とともに前向きに準備を進めていくことにしました。
今思えば、あの時の私の(これで良かったのか、、、)という何が引っかかる感じは、後々のキャンセルを予知していたのかもしれません(笑)。
ですが、この時はまだ自分たちが「キャンセルをする」なんて、夢にも思っていませんでした、、、。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この続きは、次回の記事で!