福岡の結婚式場をクレームでキャンセルした話①式場との出会い
これは、福岡で生活する新婚夫婦が経験した、結婚式場選びにおける苦い経験談です。
期待して成約した式場だったにも関わらず、成約者とは思えない扱いをされ、「それでもなんとか対応してくれるのでは」と思ってクレームを入れるも、誠実な対応をしてもらえず、、、。
私たちは「式場キャンセル」を選択しました。
挙式当日のイメージを膨らませ、式までの日数をカウントダウンし準備に心をワクワクさせていた日々が一転、思い出したくもないのに、脳裏に焼き付いて離れない嫌な思い出に、、、。
挙式への希望は奪われ、キャンセル料の支払いだけが私たちに残されました。
「もう二度と、私と同じような嫌な思いをする人を生み出したくない。」
そんな思いで、この失敗談と、ここから学んだ「結婚式場選びに失敗しないためのコツ」を、多くの人に発信しようと、この記事を執筆しました。
今回は、私たちに何があったのか、その全てをお話ししようと思います。
(※このシリーズでは単なる失敗談だけを時系列で紹介していきます。式場選びのコツをさっさと知りたい!と言う人には、別でポイントをまとめた記事を書きますので、そちらをご覧ください。ただ、単にコツはこれです、と言われるよりも、失敗談を聞いた方が、よりリアルなイメージがしやすいと思います。)
まずは簡単な自己紹介を。
夫→福岡出身・30歳・会社員
私→東京出身・30歳・フリーランス3年目
私たち夫婦は2019年3月に入籍しました。
もともと、私自身が女性には珍しく(?)「結婚」とか「結婚式」というものにあまり憧れを持っていなかったのですが、家族同士で交流する場を作りたかったことと、私の家族が福岡にくるきっかけになればと思い、「家族挙式」という形で検討することになりました。
そもそもの挙式選びのスタートは、入籍する前の2018年9月、私の実家に主人が挨拶に行く2週間前。
「どんなものか知るために、一回式場見学行ってみよう!」との私の提案で、福岡市の専門結婚式場(仮称・A)という会場に行くことになったところから始まりました。
私は東京出身で、あまり福岡の挙式会場に詳しくなかったので、単純ながらも職場の後輩の「Aで行われた挙式に参列したことがあるけど、とても良かった!」という話を聞いて、「良いところみたいだからここに行ってみよう!」となりました。
当日見学に行ってみると、専門式場らしく、スタッフさんたちのおもてなし・料理の味は素晴らしく、チャペルや宴会場を見学している間には、会場専属のカメラマンが私たちの様子の撮影までしてくれました!(ちなみにこの時とった写真は、帰りに額縁に入れてお土産でくれました、、、すごいサービス。)
「あぁ〜、結婚式場ってこんなに素晴らしいところなんだな」
と本当に感動したことをよく覚えています。
その時は挙式の日程なども全く考えていなかったのですが、費用の概算を出すために、とりあえず見学した日の一年後の「2019年9月」あたりで見積もりをお願いしました。
出てきた見積もりの総額は20人で190万。
一般的に友人らを招いてやる大規模の挙式費用が平均300万〜500万と聞いていたので
「小規模だとやっぱりかなり費用下がるなぁ~」
との印象がありました。
しかし、
・まだ一件目で他の式場を見たかった
・まだ予算や人数、日取りすら考えていなかった
という理由で、その日は契約せずに帰りました。
初めての式場見学でいろいろ勉強になったものの、
自分たちの馴れ初めから式のイメージなど、いろいろと話すことも多かったため、
式場見学って疲れるな
という印象も受けました。
そしてその後、お互い不規則な仕事をしていることもあり、なんとなく「行かなきゃ」の気持ちはあったものの、結局Aに行って以来どこの式場にも見学に行かないまま、月日は流れました、、、。
そして入籍まで1ヶ月となった2019年2月。私たちは5ヶ月ぶりに、2件目の式場見学に行くことを決めました。
そして、その時に選んだのは、福岡で有名な一流ホテル(B)の式場。ここも、過去に見学に行った人から「Bは見学行くとホテルの宿泊券をくれる」とか「ビュッフェが付いている」などの話を聞いていたことがきっかけという、何とも単純な理由で見学することに。もともと福岡ではシンボル的な存在のホテルということもあり、私も主人も「Bの結婚式は高い」というイメージがあったので、どうせ契約はしないだろうから、見るだけ見とくか!とかなりお気楽モードで当日会場に向かいました。
しかし、会場に到着しブライダルのカウンターに行って予約名を伝えると、「○○様のご予約は入っていないようです。」と。
実はこの時、私がバタバタしていたこともあり、予約を主人に頼んでいたのですが、その時にどうやら1ヶ月日にちを間違えていたようです、、、。
あっちゃ〜
と思いながらも、「また来れば良いか!」と帰ろうとした私たちに、カウンターのスタッフは
「せっかく来てくださったので、お話しだけでも聞いていきませんか?ただ、お料理だけはご予約分しかご用意できないので、今日は召し上がっていただけないのですが、、、。」
と。
「もう今日は無駄足だった!」と思っていた私たちにとって、それはそれは有難い一言で、(やっぱり一流ホテルはおもてなしが違うな!)と関心しながら、お礼を言って、席に案内してもらいました。
ここまで詳細なやりとりを書いているので、もうお判りかとは思いますが、結局この後、私たちはここの会場Bにて契約をすることになります。
これが不幸の始まりとは、この時は知らずに、、、。(笑)
この続きは次回、「福岡の結婚式場をクレームでキャンセルした話②見学〜契約」編にてお届けします!
次回もお楽しみに!(?)