思案にくれる日々2_非正社員のリクルーティング
私は今、パートで小さなIT会社に勤めている。
パートというと、「お手伝い」要員を想像する人もいるだろうし、
小さな会社なら社員並みの仕事してるでしょう、と想像してくれる人もいるだろう。
私は後者だ。
パートだが、それを隠し、クライアント対応もしているし、名刺も持っているし、営業活動もしている。広報担当としてイベントにも参加している。
4名の新人社員のリーダーとして、マネジメントもしている。
ちなみに、社長からは「クライアントには、パートだということは内緒にしてほしい」と言われている。
小さな会社、あるある、ということは、このNOTEで色々な人たちのノートを読み、よくわかった。
私だけではない。
悩んでいる人はたくさんいる。
ブラックまではいかないが、かなり怪しい、今の会社から抜け出したいが、
それにしても、非正社員のリクルーティングは、ハードだ。
お祈りメールは、何度受信しても、傷ついてしまう。
華やかな転職エージェント、サイトは、20代、30代の、現在正社員(できれば大企業)の経験がある人をターゲットにしているのだろうと思ってしまう。
大学卒以上、転職回数1回程度がいいみたいだ。
それでいて、実務経験、マネジメント力、学歴、コミュニケーション能力などもみているようだ。(勝手に想像してすみません)
そんな、何もかも揃った人たちが、この日本にはたくさんいるのだろうか。
私は大企業で派遣で働いたこともあるが、正直、そんな素晴らしい人には、数えるくらいしかお会いしていない。
ぐるぐる、大企業の高年収のポジションを、行ったりきたり・・・正社員の波にのれたひとたちは、いいなあ。(羨ましいです)
さて、私は「その中」にはいない。
年齢もそうだし、正社員としての経験も、ほとんどない。
転職回数や学歴、年齢、性別ではなく、その人が何ができて、何をやってきて、何をしたいのか。
何よりも、コミュニケーション能力。
そこが中心となってくるリクルーティングが「当たり前」になれば、どんなにいきやすいだろうとは思うが、それを判断するリクルーティング手法が、今はまだないので、無理だろう。
「転職2.0」という本を読むと、将来的には「何ができるか」が重要なアピールポイントになるという希望が持てるし、それは大賛成なのだが、私はそこまで待てない。(しかし、面白い本だったので、私も自分にタグをつけて、ポートフォリオは、作ってみた)
人生100年時代、高齢化社会。
そして私も、50代になっている。
今、このときに、どうやって転職活動をしたらいいのか、そこで悩んでいる。
一方で、「ブレイン・プログラミング」で自己分析もしてみた。
非正社員であろうと、50代であろうと、まだ子供が小学生でフルタイムが無理であろうと、「ブレイン・プログラミング」では素直になれる。
本を読んだり自己分析をしたり。それが何かにつながるのかは微妙なのだが、一歩ずつでも、前へ進みたい。