実際にりのが体験した怖かった話

夏休み最後の夜中にちょっと怖かった話をしていく

りのは昨年の春から大学生になり一人暮らしでオートロック付きのマンションに住んでいた時の話

この話には関係ないけどちょっと事情があってすぐ引越ししなければいけなかったので今は住んでない

夏だったのでちょうど1年前くらい りのが夜中にバイトから帰ってくるとオートロックの前で30前半くらいの女性が鞄の中をガサガサ漁っていた

鍵見つからないんですか？私開けるので入ります？

...ありがとうございます(ﾎﾞｿｯ)

家の鍵はあるんですか？

...はい(ﾎﾞｿｯ)

聞こえるか聞こえないかくらいの声なので あまり人と話すのが嫌な人なんだろうなと思いその後 特に言葉を交わすこと無く鍵を開けた

エレベーターを待ってる間 ちょっと気まずかったので普段見たりしないエレベーターの横にある掲示板をみてた そこに貼ってあった不審者の張り紙と監視カメラの写真が明らかにその女の人だった

もうエレベーターのボタンを押しているのでこれから階段で行くのもなんかちょっとおかしいし
りのの部屋が5階だったので階段で上がりたくもなかった

そんな事を考えてる間にエレベーターが到着

とりあえず5階のボタンを押した
その女の人はエレベーターに乗ったのはいいけど動かない

何階ですか？

...大丈夫です(ﾎﾞｿｯ)

(大丈夫ですって何！？え？5階？)

5階に着いて開くボタンを押したまま少し待ったけど降りる気配がなかったので何も言わずに降りて少し早歩きで自分の部屋に向かった
途中後ろ振り返って降りて来なくて
逆にそれはそれで怖くて...

家に着いても怖かったりのは
すぐ男友達に電話して
来てもらってえっちした

って話し...怖いよね(,,o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅,,)