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ドイツで初の朗読劇と婦人科検診から学んだ"性"に対する態度・在り方

人によっては若干閲覧注意の文章になってしまうかも。苦手そうな方は引き返してください。

昨夜 Bremenenglish Theatre 主催の朗読劇"The Vagina Monologues"行ってきました^_^

こんな素敵なスペースが近くにあったとは〜とまず感動&Cake Conflictと打ち出しているくらいだったので食べてみたら流石に美味しかった、ビーガンアップルケーキ。

そして本題の朗読を聴いて。
語学の問題があり全部全部を理解できたわけではなかったのだけど、自分の生殖器やそれにまつわることについて人と共有し合う機会ってなかなかその専門分野に特化した方たち以外ではないよなぁと(男子中高生とかはわかんないけど!笑 でも、悩みはなかなか話せないんじゃないかな?)考えたことすらもあまりなかったことに気付かせてくれるテーマだった。

劇中で登場人物が赤裸々にそこについての悩みや自信のある部分を語ってくれるから、次第にあぁそのことについてもっと考えてみても良いかもなぁというか、自分の体の一部で、実際人生の超重大部分を担ってくれている場所なんだからもっと関心持って向き合うべきだなぁという心の変化を感じられた。それこそ勿論パートナーとは随時共有し合った方が良いと思うし、一部の友人とも話せるようになれば色んな発見がありそうだし救えること救われることだってあるかもしれない。

また#metoo などにも繋がるけど、セクハラや性犯罪などが起こっても被害者は泣き寝入りになってしまいがちで 世間の目や取り扱い方も厳しいという、必要なはずの時にでも女性が"性"を提示していくことに対して未だ抵抗の強い世の中だからこそ(その中でも勇気を持って戦っている方たちのこともすごく尊敬してます)こうして芸術の場でテーマになると、戦いもあるかとは思うんだけどもっとそのカドが取れて自由になって、改めて芸術はあらゆる壁や垣根を飛び越えて人々にインパクトを与える力を秘めてるなぁと感銘を受けました。

そして本当たまたま、ずっと前から予約してたんだけど(ブレーメンで人気の完全英語OKなドクターとなると軽くひと月は予約がいっぱい!)今日ドイツで初の婦人科へ行き乳がんやその他婦人病の検診を受けました。

女性医ではあっても初対面で急に裸になって普通他人に触れられない部分に触れられなきゃいけないんだからだいぶ抵抗があったものの笑、流石包容力とちょうど良い気遣いのある素晴らしい人格者の方だったのですぐに安心できたし、相談するか迷ってたことについても話せました。この方の検診で良かった!!

そしてドイツの医療検診費は保険賄いのため無料。何か薬が処方される場合は実費もあるけどそれでも基本はすごく安い。素晴らしい。。わたし日本で一人暮らしだった頃は医療費出すのが厳しくて結構症状悪くても病院行けなかったりとかあったからな。

またドクターからも、自分の身体や恥ずかしい・なんか嫌と見て見ぬ振りしてる自分のあらゆる部分を大切に取り扱う態度を学んだ。そうするときっと同時に他の部分の視野も拓かれていくのだろうなぁ。

それから愛は語らなくても滲み出てくるものだということも。だいたいそう思わされる成熟した女性ってまずとびっきりの笑顔で包んでくれてこちらが臆してるとあちらの方から快く先手切って話ししてくれ安心をくれる。素敵なのに偉ぶらない。偉ぶらないからもっと素敵。そんな女性になっていきたいものです。


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