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社長がアウェイの舞台でスベり散らかすのを心配してついて行ったら見事に輝き放った話。

っていう、タイトルで完結する内容を、これから1,200字で書きますね。

身内を持ち上げすぎるのはあまりよろしくないとは分かりつつ、ここは「個人ブログ」ですので、今日も気ままにらくがきをしてみようと思います。

わたしは、ラボラトス株式会社というところで広報の仕事をしています。

先日、代表・北原孝彦が2,000人規模のイベントに登壇する機会がありまして、同行させてもらうことになりました。

名だたるビジネス系インフルエンサーの方々が登壇される中、大トリの大役をいただくこととなり、どきどき。

自社イベントであれば、毎月400名規模のものを主催しているとはいえ、登壇(つまりアウェー)となれば、少々勝手が違うのです。

存在すら知らない方もたくさんいるだろうし、いろんな背景をもつ方もいる・・・。

つまり、いつものノリでは、けたたましくスベる(可能性大)。

この修羅場をどう乗り越えるのだろうかーー。

そんなこんなで、出演予定時刻の2時間前に会場入りし、共演者と主催者へのあいさつをすませると、弊社一向が真っ先に向かったのは、客席でした。

大勢のお客さんで埋め尽くされた会場に「うおおお~」となりつつ、一旦退散、カフェへ(楽屋へ戻れなくなって諦めたことはここだけの秘密だ)。

すると、北原さんがひとこと。

「まだスライドの修正って間に合いますかね?」

・・・!!!!

「セミナー初参加って人も多そうだったんで、僕の月給8万円時代の写真も入れて、最初に引きを作りたいです」

・・・!!!!

なんと、北原さんは、わたしがただ「うおおお~」となっていた間に、客層、会場の広さ、空気感を読んで、直前にスライドの修正を決めていたのです。

なんてことだ。

さらには、コーヒーを飲み切る間もなくカフェを出ると、再び客席へ。

そして、北原さんの前に登壇されるゲストの講演を見学し始めると、どんな振る舞いで登壇するのが、この瞬間のこの場所にふさわしいのかをリサーチ(つまりカンニング)していたのでした・・・!!!!

なんてことだ。

結果として、北原さんの登壇も大盛況。

輝きを放ちながら、無事大トリの大役を務めあげました。

ひいき目もあるかもしれませんが、掴みもばっちりで、最後列から見ても分かるほどに、大爆笑の渦に包まれていました。

いつも北原さんは、起業スクールのメンバーに「立ち居振る舞い」の重要性を説き続けています。

ある時はこのように話していました。

「"いい人"であることが"立ち居振る舞い"ではない。いい人では経営はできない。立ち居振る舞いとはみんなから評価を得られることを目指すのではなく、目的達成のためにその場に応じた振る舞いができること」

「登壇」ひとつとっても、自分が話したいことを話したり、見せたい姿を見せたりするのではなく、そのときその場所に応じて、もっとも目的達成に近づく振る舞いを、見極め、演じられる力が重要なのです。

そんなことを、また、背中で教えてもらい、スベり散らかすのではというわたしの心配は、杞憂に終わりましたとさ。

ちゃんちゃん♩

追伸:わたしは、北原さんに「お笑い枠」で弟子入りをしています。



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ゆりにこ / ラボラトス株式会社 広報
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