
米津玄師2025TOUR_JUNK
1か月前の余韻にまだ浸ってる中(長いよ)、今回のライブは米津玄師。
朝イチの都市間バスはほぼ満席。
なーんの予習もしなかったので、行きのバスの中で付け焼き刃でアルバムを聴く。なんとかなるだろう。
札幌に着いたら結構な雪。
ランチしてホテルに荷物を置いたら、地下鉄でドームに向かう。
地下鉄でドームなんていつぶりだろう。
地下鉄は、まあまあどころか「うぇっ」て声が出るくらい混んでた。
福住駅からドームまでの道も当然混み混み、そして足元はザクザクだったりツルツルだったりと危険。

今シーズン初ドーム。まだ芝の匂いもしてないけれど。
グッズも無事手に入れ、あとは入場。
発券されるまで、自分がどこの席に座るか分からないという席ガチャシステム。
当たったのは、サッカーモードで言うアウェイゴール裏の中段からちょい上の、なかなかな良席。
ライブが始まる。
赤のレーザー光線が場内を走る。
視覚からの刺激にゾクゾクした。
あぁ、確かにこれはペンラは要らないな。
「さよーならまたいつか」の最後のピースポーズは、可愛すぎてキャーキャー言ってしまった。
「海の幽霊」では映像と歌唱に圧倒され、次の生「lemon」で「生レモンだよ。なんかレモンサワー飲みたい」と呟き、娘にはぁ?って顔されてしまった。なおその後飲んだのは安定のビール笑
目の前で繰り広げられる音と映像のライブ。
その中心には、流れる映像に負けない存在感の米津玄師がいる。
先月、夢のような時間をくれたHYDE氏の、手で触れたら崩れてしまいそうな儚げな美しさとは違う、骨太の輝きを放つその人はとてもとてもセクシーだった。
ライブに一緒に行っても、ワーとかキャーとか言わない娘が、隣でかなり興奮していたのだから米津玄師のパワーは凄い。
すこし長いMC、
「シリアスにさせるつもりじゃなかったんだけど……。皆さんにお願いがあります。アガってください!アーティストがアガってくださいって言ったことがありますか!笑(ほぼ意訳)」
で、しんみりした場内が爆笑。
しんみりしてた時は、米津氏が泣くんじゃないかと思ってドキドキしてしまった。演者に泣かれると、どうしていいか分からない居た堪れない心持ちになってしまうのだ。
本編が終わりアンコール。
なんと車に乗って登場。そしてアリーナにおりて1周しながらの熱唱。
うん、自転車で爆走する演者を見た事があるので、車ならコードに引っかかって転ぶ心配をしないので大変よろしいかと。
ライブ恒例銀テープ噴射。いい感じで飛んできて、もうすこしで手が届きそうだったけれど私の3列手前くらいで落ちて取れなかった。残念。
今まで1度もあれ取れたことないけど、みんなどうやって保管してるんだろうね。私なら適当に保管して失くしちゃう可能性大だから、取れなくていいのかも。
ライブ終了後、娘の友達を待つ間帰路に就く人たちを眺めていた。
寒かったけど、みんな一様に幸せそうな表情だった。
娘の友人と無事合流し、遅い夕食。
「もう一回観にいきたい」
と二人が口を揃えて言っていた。わかるよその気持ち。音楽もスポーツもやっぱりLIVEに勝るものはない。
家に帰ったら、今回のセトリでプレイリストを作って聴くんだろうなと、ビールを飲みながら二人を見ていた。どんな時でもビールはおいちい。
さて、次のライブは地元で。
ドームと全然規模が違いすぎる小さな箱だけど、その分演者との距離も近いから楽しいはず。
これもまたとても楽しみだ。
