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古墳と城と時々サッカー 4
ここからほぼ観光旅行記
7月3日 岐阜・愛知
朝からとにかく暑い。ホテルから出るとメガネが曇るとかなんだこれ。本州の人はこれによく耐えてるなと。それでも本州4日目ともなると午前中くらいは「おや涼しい」と思えるようになっていた(自分比)。
この日はまず大垣城から。
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大垣に(再建)城があるなんて全然知らなかった。
なんか重要な城だったのね。
人がけっこういるなと思ったら、クイズラリーっぽいことしてた。
圧倒的に女性が多かったのはなぜだろう。
愛知に向かう途中関ヶ原を通るということで、「岐阜関ケ原古戦場記念館」と「関ヶ原ウォーランド」とどっちにいこうかとなった。
記念館は絶対時間取られる(じっくりみる)からウォーランドにしようとなったのだが…
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この判断は間違っていた。
どんなところかな、と入った瞬間後悔した。
Googleの口コミあてにならないよ。信じた私もバカだったけど。
暑いし、なんかもうどうでもよくなって早々に退散。
もう一つのほうにしておけばよかった。
つるされた風鈴がきれいで、涼しげな音を聞かせてくれたのだけが唯一良かった…
もやもやしながら、次に向かったのが博物館明治村。
正直どうせレプリカなんでしょ、だいたいナントカ村って言うのはしょぼいところしかないじゃんと期待感0だったが、まさかそこにある建物は全部本物を移築したものだったとは。
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村内を走るSLは残念ながら運休の日だったけれど、レトロなバスに乗ったり京都を走っていた市電に乗ったりと満喫してきた。
村内が広すぎる上に蒸し暑くて、これはもっと涼しいときに来たいと相方がつぶやいていた。
夕方に岐阜へ戻る。そしてこの日のメインイベント。
それは、「鵜飼い見物」。
以前岐阜に来たときは鵜飼いの時期はすでに終わっていたが、今回はまさにいいタイミング。
岐阜にいる友人家族も誘って、遊覧船に乗り込む。
優雅に食事つきとはいかないけれど、船に乗って川遊びするなんて初めての体験。
テーブルを挟んだ向かい側に座った外国人のカップルは、女性が男性に仙道さんの話を通訳していた。
「鵜匠(鵜飼い)は世襲制」「長良川の鵜匠は宮内庁式部職」「皇室に献上する鮎もとる」などの説明を聞きながら期待値はMAXに。
花火が上がって鵜飼いが始まる。
かがり火の炎が宵闇と川面に映えて美しい。
鵜を操りながら鵜飼い船が遊覧船と並走する。
鵜匠の声。鵜の潜る音。かがり火の爆ぜる音。焼ける松の匂い。そして川の匂い。
映像でしか見たことのなかったものを匂いも含めて体験している。なのに、口からこぼれる言葉は「すごい」だけ。語彙力ないわー。
最後は鵜が採った鮎を見せてもらった。
鮎の腹に鵜の嘴の後がしっかりと付いていた。
鵜飼いを見た後はやっぱり鮎が食べたくなる。
ということで、鵜飼いの余韻もそこそこに繁華街へ向かった。
お店で食べた鮎の塩焼き美味しかった。
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7月4日 帰道
帰りの飛行機は小牧発16:55。
ということは、まだ少し観光する時間がある!
せっかく岐阜に来たんだから、やっぱりここは外したくないんだよ(私が)
そこは犬山城。
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暑いから日陰で待ってる(つまり登りたくない)という相方はほっといて、とにかく望楼まで急な階段を上る。
望楼には係の人がいて、廻り縁に出ていいですよーと案内してくれた。
![](https://assets.st-note.com/img/1689058985777-yUDeutHXOI.jpg?width=1200)
初めて回るわけじゃないのに、ちょっとお尻がひゅっとしたのはどうしてかな。
姫路.松本、彦根、松江と国宝に指定されている5天守全部回ったけれど、やっぱり木曽川を望むことのできるこの城が一番好きだ。
天気が良くて眺めも最高だった。
堪能した犬山城から小牧空港へ向かう。
小牧山城が見えたのでこれは行かなくては!と意気込んだが、いくら周辺を通っても車で上がれる道がない。
まさか登山しろと?
まさかねーとググったらそのまさかだったので、今回はパスした。
だれが30度越えのカンカン照りの中登山する気になるのよ。と心の声を漏らしまった。
中途半端に時間が余って、空港行って待つかーと思っていたらミリヲタの相方氏が
「この辺に駐屯地ないか探して」
と言い出したので、探すと小牧基地がすぐヒットした。というか、飛行機から見えたじゃん。
小牧基地に行って何をするのか。
ただ単に基地の看板みたいなやつを写真に撮りたいらしい。
そんなモノ撮って何がおもしろいのかマニアのやることはわからん(人のことは言えないが)。
門番(というのか?)の隊員に写真撮影の許可を取り嬉しそうに写真を撮っていた。
飛行機に搭乗して気が付いたら札幌上空だった。
札幌駅前、札幌ドーム、モエレ沼公園、札幌刑務所…上から見る札幌の風景は新鮮で面白かった。
帰ってきた北海道はとてもさわやかな風が吹いていた。