やっぱり行ってよかった…～vs神戸戦～
鹿島戦遠征中もまだ迷っていた。
それは、岩見沢で開催されるJOIN ALIVEと日程が丸かぶりしたから。
だってー、出演メンツ見たら過去一いいメンツじゃないか！こっち行った方が良くね？って80%くらい心の天秤が傾いていた。
グズグズ言ってても、結局ドームに行く判断を下したことを後悔させるなとか、どこから目線かな？
いつものように時間を過ごし、試合開始。
今日は随分積極的だ。
アウェイゲームの時は大迫にチンチンにされていたけれど、今日はしっかり対応できてる。
武藤にも桐耶が対応してる。
菅ちゃんが躍動してる。
大﨑は相変わらず、身振りや言葉で指示を出したり鼓舞したり。それがどれだけ周りを安心させるか。加入して日も浅いのに本当にありがたい存在だ。
りょーちんの美しいFKで先制するも神戸に追いつかれた後半。
菅ちゃんがゲットしたPKを決められなかった時は、さすがにそれはないだろうと言葉が出たが、外した武蔵の心が心配になる。
試合の最終盤、こちらの攻撃時はゴール裏のみならず私のいるメインやバック、アウェイ側からもわーっと手拍子がおこった。今日のこの試合に勝ちたい勝たせたいという、ただそれだけの気持ちがドーム全体からの手拍子につながったんだろう。ちょっと鳥肌が立った。
何度も相手ゴールをこじ開けようと襲いかかっても、相手はそれを全部弾き返して結果はドロー。
それでも、試合に負けてもただ淡々としていた(ように見えた)時のあの絶望感に比べたら、今日の試合はほんの少しだけ遠くに灯りが見え隠れしたように思えた。
いつもなら帰りの車内はお通夜か怒りで充ちているのに、今日はそんな雰囲気ではなく「勝てたよねぇー」だった。
ちょうど17時過ぎに通りかかった岩見沢。
私が見たかったアーティストのステージが始まった時間。
今年は彼らとは縁がなかった。
いつかきっと見に行く機会もあるはず。
サッカーも音楽も、なんでもそうだけどやっぱり現地で生で見るのが一番いい。
今日会場全体から湧き上がったあの手拍子の音の渦は、ドームに来ていなかったら味わえていないものだった。
結局のところ、どこか心の深いところで
サッカー>>>>>>ライブ
だったのかもしれない。
ただしこのライブに大本命の小田さんが来ていたら、ベクトルは完全に逆だが。
次は猛暑の関東で浦和戦。
今年の埼スタ遠征は、諸事情により残念ながら欠席。
埼スタであの時のような武蔵のゴールと弾けるようながみたい。