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『推し武道』61話! ひとこと感想

「推し武道」61話が更新されました〜!やったね!
内容が濃いのはいつもながらですが、今回は特に心にささる大好きな回となりました…!面白かったし、誰かを応援することの素晴らしさがギュギュッと詰まった神回でした。

扉絵は………うん!初見だったらえりぴよさんと基さんのラブコメに見えなくもないのがシュールですね。まぁ1ミクロンもそんな可能性ないんだけれども。
そしてでっかいくま(さ)さんがいるから、もしやもしや、くまさん出るーー????と一致団結して沸き立つTwitter民。くまささんに会いたいね。


「推しが武道館いってくれたら死ぬ」61話は"お友達招待特典"付きイベント

猪飼編集長のつぶゆきでチラ見せしてくださってた「お友達招待特典」。
へー、アイドル文化にはそういうイベントもあるのね。

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」61話ひとこと感想(⚠️ネタバレあり)


今回本当に全ページ感想もりだくさんなんだけど、特に印象深かったところを。

⚫︎基さんとtomoちゃん
えりぴよさんは食にもお友達にも興味がないから()、呼べそうな友達がいなくて困ってるけど、ここで「は!」ってtomoちゃんを浮かべる基さん。
いいねいいね。
基さんもずっと対人コミュニケーションに難を抱えてきたわけど、空音ちゃんに出会って、苦悩もしながら推し活を続けて、作中を通してどんどん変わってきてるよね🦊

⚫︎美結さぁーーーんっ
美結さんだーーー!
久しぶりの美結さん。安定の美結さん。嬉しいね。
えりさんの雑な「冬…?太郎?」で笑っちゃったけど、たぶん美結さんも「…なんだっけ?あれだ、サーモンの…?」ぐらいの雑な感じだと思うので。
気心知れた友達の推しってそんな認識よねと思って、このあたりもリアルだなと。

⚫︎咲子さぁーーーんっ
咲子さんだーーーーーー
なんですか今日は、同窓会ですか???
久しぶりの咲子さん、嬉しすぎる。
「ただいま」と「おかえり」が当たり前に言えるって親子関係いいんだなぁと思う。

⚫︎えりさんのお風呂コマw
小さなコマに突然描かれたえりぴよさんの入浴シーンw 笑ってしまった。
そもそもえりさんがジャージ以外の姿をしてること自体、超貴重なのに、私服なんてほぼ見れないのに、突然の素肌ショットは個人的に刺激が強いですw
ダメだ、普通の百合漫画ならお風呂シーンってイチャイチャエピが定番で盛り上がったりするものだけど、えりさんがお風呂入ってるとなんか面白くなっちゃうのはなぜ🐣♨️
それにしても髪アップしてるのかわいいです。ありがとうございます。

⚫︎tomoさん登場、やっぱりおしゃれ!

⚫︎そして、ついに

おしぶオタクの気持ちを代弁した超特大ビッグフォント「くまささーーーーーん!!!!!」

くまささんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ

よくぞ、よくぞ来てくれました。
嬉しい。お久しぶりです。
くまささん、あれからどうされてたんですか。

「何っっっっにもならないお金を稼いでいましたね」
w

言い方に笑ってしまったけど、でもそうだよね。
推しが卒業しても、例えば推してる漫画が完結したとしても、それでもそれぞれの人生は確かに淡々と続いていくんだなぁとしみじみ感じた瞬間でした。

⚫︎玲奈ちゃんの声だけで「れなちゃん!?」と察して振り向くえりさんかわいい

⚫︎目がつぶれるオタク3人衆の絵面がよすぎる👓
ここも2話のやりとりを彷彿とさせるよね…。最近の推し武道、こういう郷愁を感じる描写が多いのよね。

⚫︎えりさんのれお舞回想に、オタク落涙

⚫︎!!!!!!!!

続々と集まるオタクの中に、

🐣「お母さん!」
👓🦊「お……お母さん!?」

咲子さん、キターーーーーーーッッ(現場に)

まさかの咲子さん、登場。シンプルなお召し物の着こなしが素敵です。
えりさん、また土下座したのかな笑。
いやー、娘の好きなものの現場になんだかんだ来てくれる咲子さん、優しすぎるな。

あわあわしながらもちゃんと背筋を伸ばして、ご挨拶するくまささんと基さん(を保護者のような気持ちで見守る読者たち)。
くまささんの「(普通のお母さまだ…)」の感想がその通りすぎて笑。

⚫︎「わたしと一緒に見る?」のえりさん、あどけなさすぎてかわいいいいいい
舞菜ちゃんより、玲奈ちゃんより、少し年上のえりさん。なので、こんなふうに「娘」の顔を見られるのはとても新鮮です。かわいい。ぴよぴよしている🐣

⚫︎みんなの「くまくま〜」にオタク落涙(2回目)
6人みんなが「はっ」となって、くまささんを認知して、くまポーズするの泣いちゃったよ…。

とってもいいシーンだからこそ、眞妃ちゃん、あーや、ゆめちゃんのくまポーズも見せてーーー!!!

⚫︎なんか空音ちゃんのMCが安定してきている?気のせい?

⚫︎「でもれおがいた方がいいですね」
うーん、これは。それはそう。
今のちゃむを肯定しつつ、吹き出しに被せるように伝えるくまささんの一言。
えりさんも基さんも同じように感じ取ってはいること。
もう一度、何かの形でれおちゃんとちゃむのみんなが並んで立つ日が来てほしいなとは思うけど、アイドルの世界の不可逆な残酷さも推し武道ではきちんと描いてるからこそ、そうはいかないんだろうな。

⚫︎普通に仲良しの基さんとtomoちゃん
「推し被り無理」の基さんの顔いいよね。コント向きというか🦊

⚫︎「舞菜ちゃん!それ わたしのお母さん!」
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舞菜ちゃんと咲子さんが邂逅…!!!まさかこんな日がくるなんて…!でもダメ、えりさんの紹介の仕方が雑すぎてツボw

⚫︎ハーフツインテがぴゃっとなる舞菜ちゃん
ここの舞菜ちゃん最高だよね、、
突然好きな人のお母さまが、まさか自分に会いに来てくれて、なぜか握手してくれて、びっくりしちゃうよね。でもフリーズすることなくお話できてえらかったね!

それにしても「わたしは普段のえりさんのこと何も知らない…」って、ずーーっと残念がってたところに、突然「おかあさま」っていろいろすっ飛ばしすぎでしょw よかったね舞菜ちゃん🐟

⚫︎娘のチェキを腕組んで見守るお母さまの図、面白すぎるw

⚫︎最後のえりぴよ親子
この1ページよすぎた…!!!
えりに真面目そうな友達がいること、休日に何をしてるかを見ることができて、よかったという咲子さん。
人によっては、アルバイトのお金をなりふり構わず全部つぎ込んで、洋服も売り払って、アイドルに貢いでるという事実だけ見れば、怒ったり止めようとしたりする親もいるだろうけど。

娘の大好きなものを否定することなく、知ろうとしてくれて、恥ずかしいわよと言いつつ、娘の大好きな人と会話も交わしてくれて、極めつけは

「武道館 行けるといいね」

娘の気持ちを汲み取ったこの一言。
咲子さん、いいお母さんすぎるでしょーーーー!

名シーンだった。

今までの咲子さんのちょっとしたいろんなシーンは、ここを描くための布石だったのかなと思えてきた。
今までまったく登場せずに急に母親が出てきても、この感動はきっとなくて、
風邪で寝込みながらもライブに行きたがる娘を止めるところとか、土下座されたからきびだんごを渡すくだりとか、娘の言動にあまり理解はないまま、わりと放っておいてるように見えてきた色んな咲子さんが、今日この61話でつながったから余計によかったねぇぇぇぇえりぴよさんっ!と感じたんだろうなと。

誰かに心を奪われて、自分のできる全てをかけて応援して、同じような仲間が集まって、苦楽を共にして、「自慢の友達!」と言えるまでになって、そんな自分の充実した日々を親に知ってもらって、安心してもらえて、おまけに推しを応援する一言をもらえる。
誰かを応援することで生まれた、理想の在りようだなと思いました。

思い返せば私も、こんなに一つの作品を好きになったのは「推し武道」が初めてで、同じような体験をしてるなと。
周囲の人や家族も、私が推し武道にハマっていることを知ってくれて、妹がいつの間にか原作を読んでくれていたり、漫画の内容まではわからなくても、テレビで岡山特集がやっていれば母親から「岡山出てるよ!」と連絡がきたり、推しを通してポジティブなエネルギーの輪が広がってる感覚があります。
そんな体感は、漫画でもドラマでもアイドルでも、同じように世界中のいたるところで起きてるはずで、いいものだなと改めて61話を読んで思いました。
推し武道のコピー、

「誰かを推すことの全てがここにある」

まさにですね。

あとね、咲子さんに舞菜ちゃんを「かわいい」と言われたときのえりぴよさん、あどけなくてめっちゃかわいかった…!!!

「えりの部屋にたくさんいるあの子」から、リアルにご挨拶したことのある存在になって、これで晴れてお母さま公認だね。おめでとうえり舞。

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」62話はいつ?

時間軸で見ると、れおちゃんが卒業して、新リーダーが決まって、いくらか月日は流れて、れおのいないステージやイベントに少しずつオタクも慣れてきて、でもやっぱりどこか違うという喪失感も同時にあって、みたいなタイミングで、またこのあたりから物語が動く…??ような気がしなくもない。どうだろう。
11巻は62話までは入るのでは?と思うから、更新は意外と早いかもしれないですね。

「推しが武道館いってくれたら死ぬ」11巻は2024年12月13日

そして新刊のお知らせもありました!

当初の予告通り、11巻は2024年中に発売だそうです。楽しみですね!
電子版特典のえり舞の巻数を表す手が足りなくなるけど、どうなるだろう🤲
描きおろし特典が色々あるといいなぁ。

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