『この恋を星には願わない』【第15話①】感想
「この恋を星には願わない」第15話①が更新されました!
更新に感謝です。毎回待ちきれないくらい楽しみな作品の一つ。
さて、過去イチクラスで心苦しい展開だった14話を経て、15話は翌日のお話です。
▽14話の感想はこちら。
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扉絵は、海辺で二人きりの冬葵と瑛莉ちゃん。
14話は瑛莉ちゃん側の気持ちが激しく揺さぶられちゃったからね…。それを少し引きずっているような表情。
「この恋を星には願わない」第15話①感想(ネタバレあり)
14話翌日は、海辺での撮影シーン。合宿最終日のようです。
いいなぁ、青春だなぁ。
こんな大学のサークルの風景は純粋に楽しそうだなと思います。どうしても展開的には終始つらいシーンが続いてしまうんだけど笑。
15話のタイトルは、「彼女の台詞」。
どこか自分たちにも重なるような、幼なじみの男女の物語の撮影に挑む瑛莉ちゃん。台本をじっと思案するように読む横顔は、何を思うのか。
大事なシーンでの台詞に、熱がこもります。
んんーーーー、この台詞って。これは……!
この台詞を冬葵が考えたと知って、京ちゃん読者も一緒に「え?」となりました。
この台詞を冬葵が考えた……!? うわああああああ。。冬葵。
冬葵はどんな気持ちでこの台詞を書いたんだろうね。
『私の方がずっと あなたのこと好きだったのに
その人よりも ずっとずっと前から……
本当はわかってる 思ってるだけで願いが叶うわけないのにね
わかってたのに……
この恋はもう 終わりにしないとね 諦めるわ』
特にこことかさ……。
物語の登場人物の心情に重ねて、冬葵から瑛莉ちゃんへの告白のようにも聞こえるし(「その人」は京ちゃん)、一方で、読者から見ると、瑛莉ちゃんの口からは一生聞けないであろう、冬葵が自分に向けてほしいと思う台詞にも聞こえる(この場合は「その人」は妃咲さん)。
物語とはいえ、冬葵はこの台詞を書くのつらかっただろうな。
主人公の気持ちがわかりすぎるからこそ、実感のこもったいい台詞になったんだろうけど。
同時に、"迫真"に見えるという瑛莉ちゃんの演技。
(ここの瑛莉ちゃん、本当に演技が上手…!という表情よね。絵がうますぎます)
”迫真”なのは、瑛莉ちゃんが主人公の気持ちに共感して、心からの言葉になっているから?
つまり、冬葵へのリアルな気持ちを役の台詞に乗せていたとしたら、迫真の演技になるのもうなづけるなと。
そんな瑛莉ちゃんを見て、瑛莉ちゃんの気持ちと、冬葵の気持ちに、京ちゃんは気づいたんじゃないかな。
京ちゃんかわいそうだけど、二人は両片想いなのよ…。
好きの種類や、お互いに求めるものは少しずつ違うかもしれないけど。激おも感情をお互いに向けている二人なのよ。
「この恋を星には願わない」15話②は【8/2】公開予定
15話①も面白かったです!本当に紫のあ先生は読者の心をかき乱すのがお上手です(大賛辞)
15話②は、冬葵8月2日公開予定とのこと。
楽しみですね♪
「この恋を星には願わない③」8/9発売!コミックス3巻の書影はふゆさき
コミックス最新刊は8月9日発売です。
表紙はふゆさきーーーー!!!うれしいーーーーー!!!
妃咲さんの流し目、美し妖艶すぎる……しっかり射抜かれましたありがとうございます。何も悪いことしてないのにわるいおねえさんに見える笑。すてき。
(こうなると4巻は京ちゃんと瑛莉ちゃんとか…?妃咲さんソロでも大歓迎ですが)
かわいい特典情報もたくさん出てきているので、発売日を楽しみに待ちたいと思います♪
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