おそいだけだよ、おそいだけ
かめと一緒よ。
まきむらよ。
年末年始モードも抜けてくる今日この頃、あなたはいかがお過ごしでいらっしゃいますか?
わたしは、かめといます。
フランスの家族の家で、ねこと、かめと、とりが、どったんばったん大騒ぎしているのを聞きながら、今この文章を書いています。
かめ、好きですか?
わたし、きらいだったのよね。
幼稚園入る前、まだ幼稚園に入れない年齢の子が集まる「チックタック」ってとこに通わせてもらってたんだけど、2歳とか3歳だと、字が読めないでしょ?だからクレヨンとかお絵かき帳に、お名前の代わりに動物さんシールを貼ってたのね。それが、子どもには選ぶ権利なかったから、わたしね、かめさんのシールにされてたの。
「かめさんの、あさこちゃーん!」
……
ちげえし!!!!!!!!!!!!
は?なんでかめさんなん?って思ってたわけ。「あら、ゆかちゃんは、うさちゃん。のぞみちゃんはねこちゃんね。あさこちゃんは、かめさん?うふふ、かめさんだって(笑)」とか言って、周りの大人は悪気ないんだろうけど、「かめさんは ねこさんやうさちゃんより かわいくない」みたいな言い方をするわけ。は?と思って。いや、は!?と思って。かめさんのシールを見るたびになんか嫌な気分になって、そのまま、かめさんが嫌いだったの。
でもいまは、大好き。
どうしてそうなったか、今日はその話を、ファンクラブ限定エッセイとして書こうと思います。この記事一本だけバラ売りもしてますけど、同じ値段でファンクラブの過去記事全部読めるし、ファンクラブの方がお得です。よろしくお願いします。
じゃ、かめの生き方の話からします。
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