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否定されたときの対処法|価値判断の基準を理解する #25

こんにちは。NLPコーチのゆりこです。

仕事や日常の中で、自分のアイデアや意見が否定される場面は、誰にでも訪れるものです。そのようなとき、「なぜ否定されたのか」と落ち込んだり、相手との間に壁を感じたりすることもあるでしょう。しかし、否定的な反応は、相手の「価値判断の基準」に基づいている場合がほとんどです。この基準を理解することができれば、否定されたと感じる状況でも前向きに対処し、建設的なコミュニケーションを築くことができます。

価値判断の基準とは、相手がこれまでの経験や学び、信念によって形成したものです。たとえば、あなたが会議で新しいアイデアを提案した際に「それは難しい」「実現不可能だ」と返された場合、相手は自分の経験や知識に基づいてそのような判断を下しているのです。この基準は非常に主観的であり、相手自身の視点から見た「可能性」や「リスク」を反映しているに過ぎません。ですから、その基準が普遍的なものや正解であるとは限らないのです。

一方で、あなた自身にも価値判断の基準が存在します。これは、あなたの経験や信念、目指す目標に基づいて形成されているものです。たとえば、あなたが新しいアイデアを提案したのは、そのアイデアに未来の可能性や問題解決の糸口を見いだしているからでしょう。このように、お互いが異なる基準を持っていることはごく自然なことであり、その「違い」を理解することが、否定を受け入れる第一歩になります。

否定された際に意識したいのは、その否定が必ずしもあなた自身を否定しているわけではないということです。相手の価値判断の基準が違うだけであり、そこに善悪の判断や優劣は存在しません。たとえば、相手が「リスク管理」を重視している場合、あなたのアイデアの実現性について慎重になっている可能性があります。一方で、あなたは「新しい可能性」に価値を置いているため、その視点の違いから意見が食い違うのです。

では、このような場面でどう対処すればよいのでしょうか?まず、相手の基準を理解しようとする姿勢が重要です。「なぜこの人はそのように考えるのだろう?」「どのような経験がその判断基準を形作っているのだろう?」といった問いを持ち、相手の背景に目を向けてみてください。そして、相手の基準を尊重しながら、自分の基準についても丁寧に伝える努力もしてみてください。

たとえば、「そのリスクに配慮する視点は確かに重要ですね。ただ、このアイデアにはこうした可能性もあります」といった形で、相手の価値判断を否定するのではなく補完する形で対話を進めると、相手も受け入れやすくなるでしょう。また、相手と自分の意見の違いを細かく分解することで、どの部分に食い違いがあるのかを明確にし、その部分について建設的に話し合うことも効果的です。

価値判断の基準が異なることは、決して悪いことではありません。それは、あなた自身と相手がそれぞれの経験や視点を持っている証であり、その違いが新たな気づきや成長を生むきっかけになることもあります。重要なのは、否定を「違い」として受け入れ、その違いを活用していく姿勢です。

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