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りりこの救急搬送②

三姉妹のシングルマザー、ゆりこです。

りりこが救急搬送されたお話の続きです。

搬送先病院の救急入口

りりこが救急車で運ばれた病院は、りりこが産まれた場所。私ががん患者だったから限定された病院です。
亡くなった母の闘病もここでした。
そんな理由で、
救急の入口や手続きの仕方、いくつもある病棟や駐車場の位置、お会計の仕組み、詳しくわかっています。

私は三女ななこのいるグラウンドから、救急入口に1番近い駐車場まで、まっすぐ行くことができました。

待合室で待機

救急の受付に名前を言うと、記入する用紙を渡されて待合室で待つように言われました。
ややしばらく検査のために待たされたので、心配度がグッと上がってしまいました。

「りりこさんのお母さんですか?」

呼ばれてすぐに処置室に向かいました。

ボサボサヘアのりりこ

点滴をして、ベッドに横たわるりりこ。
私が大丈夫?と言って処置室に入っていくと、ほっとした表情。
「何も覚えてないからわかんない。」
といいます。

りりこの髪の毛はボッサボサでした。
いつもお手入れをしていて、髪の毛がボサボサな時がないJKなので、雨の中、自転車から倒れ、気を失い、救急車に乗せられ、これまで大変だったんだなと実感しました。

前髪を直してあげると、
「髪ぐちゃぐちゃ?」
と気にしている様子。

話している感じは、いつものりりこと変わらなかったので、何が起きたか見当もつきません。

検査結果のお話

血液検査やレントゲン、頭のCTの検査が終わり、その結果のお話があると別室に呼ばれました。

「頭の中に水たまりのようなものがあります。生まれつきあったかもしれないし、何年か前にできたのかもしれないです。緊急の治療は必要ないですが、念のため頭のMRIも撮ります。」

追加のMRI

MRIが終わり、しばらくするとまたお話がありました。
頭の中に水たまりのようなものがある病気は「くも膜のう胞」というらしく、てんかん発作を起こす場合もあるとか。
先生と相談して、この日は入院することにしました。すぐにてんかんのお薬を処方され、入院病棟へ。
入院手続きなどの書類を書き終える頃には深夜になっていました。

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