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佐官作業 離れ編

大工工事があらかた終わったので、いよいよ内壁の佐官作業!

まずは下準備。元々のモルタル?壁に直接塗るんだけど木の柱との間に隙間があるからそれを埋める作業。塗装する部分はコークホワイト、塗装しない部分(上部の物置きスペース)は壁と同じ色の変成シリコーン。この硬いボトルタイプ?は専用の器具、コーキングガンを使わないとなんだけど、大工のジロウマルさんにお借りした。
新しく作った壁の部分は石膏ボードだからボードとボードの繋ぎ目にはメッシュテープを貼ってパテ埋め。ネジ穴にもパテ埋め。メッシュテープがさ、ホームセンターで長巻の売ってないね?家庭のちょっとした補修用の短いのしか取り扱ってなくて(近所の山新がそうだっただけなのかも?ジョイフルならありそう?)Amazonで買った。
練りゴムタイプのパテ(よくエアコンの配管のとこに詰まってるやつ)は屋根と壁に隙間あるからそこに詰め込んどいた。

材料の物撮り楽しい。

あとは大事な養生作業。マスキングテープを貼ってその上にマスカーというビニールにガムテープがついてる塗装の養生用のものを貼っていく。これ地味に大変でちょっと時間かかる作業だけど手抜きすると大惨事になるからちょっと慎重に貼ったとか言いつつ塗装の厚み分を考えて貼らなきゃなんだけどまあちょっと雑だから広すぎたり狭すぎたり。際の仕上がりは薄目で見てほしい笑。

マスカー

まずは寝室から。初回は設計士のハギワラさんが手伝ってくれた。ユートップという本来は下地材なんだけど、これを仕上げで使うという方法もあるみたいで、見てみたいなぁと試しに寝室をユートップ仕上げにしてみる事に。
このユートップはホームセンターで取り扱ってないみたいで、近くの建材屋さんに取り寄せてもらった。

吉野石膏のユートップ。
シートップもあった笑

夫の父がなんでも自分でできそうなことはやっちゃうタイプ(ハイレベルでほぼプロレベル)らしく、左官用の鏝も持っていたので帰省の時にお借りしてきた。東京西勘のものらしい。いろんな種類があったけど、ノーマルな鏝の幅違いと掬う用の鏝を借りた。

すごい量!

あとは鏝板(ベニヤとプラ板で迷ってベニヤにした)とか混ぜる用のバケツとか。ミキサーはジロウマルさんが貸してくれたよ。

だんだん重くなる

配合あるけど最終的には目分量、、。混ぜてる段階では良さげなのに塗ってみて硬かったり柔らかすぎたり、、

慎重な塗りの夫

ユートップは下地材だから1ミリぐらいの砂粒が入ってたりして線になったり、もちろん塗りの時間制限あるからちょっと急ぎ目で塗った。

こんな感じ。
所々茶色い砂粒が見えてる。

難易度高い角。角用の鏝もあるんだけど結局普通の鏝だけで仕上げた。味。

まあまあいいよね。
味だよね。
味だよね

水つけて塗ると乾いた後光沢がでちゃうのが嫌らしく水では仕上げなかった。

味。

絶妙にユートップが足りなくて追加で買ったんだけど、途中で終わっちゃった部分がどうしてもうまく馴染まず白くなっちゃうって夫が取り乱しておりましたので、波打ち際みたいでいいと思うよ!って宥め、我が家の寝室には波打ち際があります。

寝室以外の壁は漆喰を。ハギワラさんが塗りやすくておすすめしてくれたのがはいしっくい。これは山新で売ってた。

https://www.plastesia.com/product/1822/

これがねぇ、なかなかの曲者だった笑!色々失敗したんだけど、、
ひとつ目は練り始めの量のミス。少しずつ練り合わせなきゃなのにドバッと粉入れて分量の水入れたらバケツの底で混ざりながら固まっちゃった!三分の一ぐらい溜まってた笑。(あれこれちゃんと作れてたら追加の一袋必要なかったのね、、)
二つ目は一般の漆喰に比べてノリとスサが多く含まれてるらしく、混ぜるのにこのはいしっくい専用のミキサーがあるらしかった、。混ぜてるとスサがミキサーの先端のあらゆる隙間に絡まりまくってそれがダマになっちゃったりして取り除いた。という事はだ。均等に混ぜきれてないってことだよね?!はいしっくいの良さが半減しちゃってないかな、、塗りながら毛玉が出たら取るって感じだった。(最初の方は無理やり押し当ててたけど笑)我ら素人には扱いきれなかった、。
三つ目はこんぐらいかな?って都度変わってた水分量。ユートップに比べて緩すぎることが多かった。粉追加で練り直し。総じて水分量が多かったから仕上がりは微ツヤ有り。塗り方もそれぞれが違いすぎて面で作風が変わった笑!
夫は厚めで荒々しく私は薄めで平、性格上逆では?って感じだけど間違ってない。
夫は硬筆は破茶滅茶な字(まじで悪い意味で読めない、本人も読めない)を書くが筆を握ると荒々しくなかなかに良い字を書くのである。羨ましいポイント。私はパッとしない平凡な字を書く。この前書き初めした時にああ、私の字だ小学生から変わってねえってなって落ち込んだ。私も荒々しいカッケェ字書けるようになりたい!

巨匠

新しく作った壁の部分の石膏ボードの穴埋めパテ塗り。乾くと痩せるからちょっと多めに塗ってあとでヤスリかけると教えてもらったんだけど、アホみたいにたっぷり塗っちゃってヤスリがけがアホみたいに大変だった。母屋でも同じ作業するから先にこっちで失敗しててよかったわ〜〜

こんだけの面積だけで済んだのが救いかなぁ
こんな面や
こんな面や
ほとんど平坦な面がある。

漆喰びっくりポイントがあって、それがニオイ!!練り始めてからずーーーーっと臭くて、例えると古い冷たい公衆的なトイレのニオイ。息止めるやつ。夫はそこまで気になってなかったみたいだけど私にはキツくて、、ずっとこのままのニオイだったらどうしよう!!!!うまく塗れ〜る塗った時はこんなニオイしなかったのに!!絶望的!!!と思ってたらちゃんとニオイは消えるって教えてもらって安心、、。ノリだかスサだかのニオイだってさ。(ちなみによく見るうまく塗れ〜るとはいしっくいは同じ会社の商品)

壁が白くなって明るくなった!これにて離れの壁塗り作業はおしまい。

乾きかけだからムラがあるな

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