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A Tale of Thousand Stars 第6話

第6話の感想です。

〜感想〜

1 Tianの変化

倒れる直前に、Torfunに語りかけるようにいろんなことを考えるTian。Tianがパパンダオに来てから、ちょっとずつ変わっていってることがわかるシーンで、すごく素敵だった。高いラジコンよりも竹籤と紙で作った凧で遊ぶことがこんなに楽しいなんて、幸せがお金と正比例じゃないことに気がついたTianは、たしかに成長してるってことが分かって、私は「あー、成長してるんだなぁ」って思って嬉しくなった。ぶっ倒れるっていうぎゃーっていうシーンだったので、しみじみしてるシーンでは全くなかったんですけどね。Torfunから心臓をもらったということが、Tianが変わるきっかけにはたしかになっているわけで、ここだけを切り取れば、とてもいい話なんだけど、そこだけに留まらないことも分かっているだけに、今後の展開が怖い。


2 Tian叱られる

目が覚めたTian、Nam先生に叱られる。そりゃそうだよ。医者としては、心臓移植をした人を衛生面であんまり良くないところに置いておけないものね。普段、Tianや隊長をからかったりしているから、仕事でキリッとしているNam先生のギャップにドキドキしました。命と向き合っているNam先生からみたらTianのやっていることは無謀で無茶苦茶なことだし、移植で繋がった命を大切にしてほしいときっと思っているんだろうなぁと感じました。

Nam先生はTianに何かあったら隊長が心配するってことを心配してるし、もちろん、Nam先生自身も医者としてTianを知っている者として、めちゃくちゃ心配してるし、Tianは隊長に心配をかけたくないから黙っていてってNam先生に言うし。Nam先生の置かれた立場って本当に難しいよね。あの大きなため息にはいろんな想いがこもってるんだろうなって思いました。ひとまず、Nam先生も黙っていてくれるって言ったけど、うぅー、本当は隊長に伝えてしまいたいだろうなって思ったよ。そして、Tianをバンコクに帰したいと思ってるよね。彼の体のことを考えて。Tianの身体のことだけを思うなら、私も本当に帰ってほしい。だって、心配だもん。時々無鉄砲だし、何やらかすか分かんないし。

3 隊長のソワソワ

倒れたTianを心配そうに見ている隊長にソワソワ。ちょっと迷ってから、Tianに触れるのが、隊長の気持ちを表してるようで、「隊長、かわいいなぁ」って思った。グイグイスイッチが入った時とそうじゃない時の差がなんともエグいわ。
あと、LongtaeとTianが一緒にいた後に、Longtaeを見る隊長の目、恐いよ、それだけで人を刺せそうな目をしてるんだもん。

4 誰だったのか???

誰かがTianの家に来て免疫抑制剤とTorfunの日記をみてたよ、一体誰かと思ったら、Longtaeでした。隊長かと思ってドキドキした。いや、そうじゃなくてもひゃーって思っていたけども。
Longtaeの気持ちの整理がつかない、ちょっと怒ってるっていう表情に、そうだよね…って思った。なんかわからん薬がある、ちょっと前までボランティア教師をしていたTorfunのノートがある、どういうこと???えっなんで???どうしてTianは何も言ってくれないんだろう???ってそんな気持ちが入り乱れてるんだろうなぁって思った。Longtaeの気持ちも分かるし、Tianの言いたくても言えない気持ちも痛いほどわかる。自分の口で村のみんなには伝えるってTianは言ったけど、今後、どういう形で伝えることになるんだろうか…。ひとまず、Longtaeには、今わかっている本当のことをTianは伝えたけど…。一番伝えないといけない隊長には何も伝えてないんだよね…。今回だけでこんなにドキドキしてたら、私はこの後の数話を観ることができるんだろうか…、心配になってしまうわ。
余談だけど、Khaotungくんの目の演技って、Thonhon Chonlateeの時も思ったけど、本当に引き込まれる。あの目から涙が出てたら、こっちも悲しくなるし、怒っていたら一緒に怒りたくなる。

5 Tian、そーいうとこだぞ!

Tianの坊ちゃんっぷりや世間を知らない感じが出てましたね。茶葉が売れないからって、自分で買い取るなんて、そんな無謀な。隊長じゃなくても止めるよ笑笑 今だけを助けることができればそれでいいってわけじゃないから、もし助けるなら継続的に茶葉を買ってくれるところか茶葉を自分たちで売る方法を探すしかないんだよね。Tianの村の人たちを助けたいってのは分かるんだけどさ。

6 隊長が奥手なのか大胆なのかわからん

電話を基地で借りる時の隊長、嫉妬しちゃって(まだ付き合っていない)。隊長に、TulはTianの悪友で恋愛感情は一ミリもないから大丈夫だってことをこっそりお伝えしたくなりました。この時の効果音、可愛かったなぁ。茶目っ気たっぷりだった。
基地からTianの家まで、15キロのドライブデート、隊長、たまらんだろうなぁ。好きな人を隣に乗せて、ウキウキでしょうなぁってニヤニヤしましたよ。そして、いつの間に匂い袋渡してたのよ!!!第5話で渡してたっけ???観た記憶ないんだけど。においがなくなっちゃったっていってたくだりで、匂い袋の匂いを嗅がせてもらう時の隊長の嗅ぎ方!!!匂い袋を持ったTianの手をそのままぐっと持って嗅ぐなんて、一歩間違ったらヤバい奴よ、あなた!!!あれは、匂い袋の匂いじゃなくてTianの手の匂いを嗅いでたよね、しかもいい匂いだったんだって。それ、Tianの手の匂いだよね???完全に変態じゃん(ごめん、隊長)。隊長のムッツリっぷりがめちゃくちゃ出てるじゃん笑笑 奥手なんだか大胆なんだかよくわかんかいなぁ、もう。そして、嗅がれてるほうのTianも満更でもない感じが、なんていうか、ねぇ。むしろ、Tianはこういうのに慣れてたりするのかなぁ?なんて思っちゃった。隊長より経験値が高そう。

7 茶葉が売れない問題

茶葉が売れない問題…、深刻だなぁ。TianとLongtaeは街で何をやってくるのかと思ったら、茶葉の匂い袋を売ってくれる場所を探してたのね。お店のお姉さん、最初は怪訝な顔をしてたのに、Longtaeの顔をみたら、コロっと態度を変えるんだもの、笑ってしまった。分かるけど!!!ガイドした時のLongtae、きっと可愛かっただろうしかっこよかったんだろうなぁ。私もパパンダオに行ったら案内してもらえるかなぁ、なんて想像してしまったよ。
茶葉が買ってもらえない問題、有力者が自分の権力を暴力的に使っているから、すごく腹が立つし、悔しい。Sakda〜、オマエェェェェェッッッッッって感じで、はらわたが煮えくりかえりました。茶葉を今までの半分の値段なら買ってもいいって、生産者いじめでしかないじゃん!!!こういう奴は地獄に堕ちればいいんだわ、本当に。
Tian達が匂い袋を置いてもらえるように手配できたけど、なかなか村人達は動いてくれないし。隊長は、「村人たちにもっと時間をあげろ」って言うんだよね。村人に限らず、私たちって、新しいことを受け入れることにとても時間がかかるしね。人は変化を嫌う生き物だからね〜。っていうことを思い出しました。私も新しいことをやるのって苦手です。でも、ずっと自分にとって不利なことを受け入れてると、色々感覚が麻痺するよね。本当は別の方法があるかもしれないのに、考える前に諦めちゃったりして、自分たちの可能性も潰してしまいそう。だから、パパンダオの村の人たちには頑張って、この局面を乗り越えてほしいんだ。それこそ、ここの茶葉に価値がつけば、Sakdaのことなんて考えなくても、買ってくれるところもあるだろうから。村人がSakdaに茶葉を売るか、全く別の方法を取るかで採決を取ろうとしたところに、街に匂い袋を売りにいったTianと Longtaeが戻ってきて、「バンコクから注文が入った!」って言った時のみんなの喜びよう!!!私も嬉しくなりました。Tianは都会っ子で世間知らずの坊ちゃんで、欠けてるところもあるけど、頭が柔軟な気がする。Tianは破壊と再生をするためにパパンダオに来たんじゃないかと思った(あくまで私の想像ですよ。)。

TorfunにはTorfunが存在した意味があり、TianにはTianが存在した意味がある、二人はきっとパパンダオに来る縁があったんだろうななんて。少しずつ、村が、村人が変化していくのをみれるのもこのドラマのいいところだよね。恋愛だけじゃなくて、主人公の成長や村の変化も描くところにこのドラマの面白さがあるように思います。それだけに、今後の展開が怖いんだが。

8 えっ、暇なの???

Tianが街に出ていた時は普通に学校もある日。じゃあTianが街に行っている間に学校の先生をやっているの???って疑問に思っていたら、隊長が先生をやっていました。ねぇ、隊長、あなた忙しいんじゃないのー???って思ったのは私だけではないでしょう。

そして、子どもたち!!!強面の隊長をものともせず、Tianがどこに行ったかを聞き、Tianにずっとここにいて欲しいって隊長に言ってました。隊長がTianを説教しなければここに居てくれるって言うし、子どもの無邪気さと怖いもの知らずな一面を見ましたよね。隊長も子ども達にとっては、良きお兄さんっていう存在だからこそ、その言葉が出るんだろうなぁ。隊長と子供達の関係も素敵だよね。そして、Tianが隊長のことを不機嫌な巨人の顔をしてるとかなんとか言ってたらしいことを、無邪気に隊長に伝える子ども達。子ども達を通して、Tianが話したことが隊長に筒抜けるっていう状況に笑ってしまった。

9 隊長の目、眼差し

だーかーらー、TianとLongtaeが一緒にいるところを見る隊長の目、人を殺しそうな目なんだってば。ジェラシーにまみれてるんだけど、その目を見るたびに、「だから、LongtaeのことをTianはどうとも思ってないって」ってお伝えしたくなります。「なんなら、あなたのことが好きだから!!!」ってことも併せて。
あんな目でいつも見てたら、Longtaeは隊長の気持ちに気付いていそうだよね。今のところ、そんな描写は、ないんだけど。
隊長の口下手っぷりがなんともいえず愛おしい。お前は一人じゃないってTianに伝えているのに、自分の意図とは別の意味で伝わってるし。でも、走り去るTianを見つめる隊長の眼差しは本当にやさしいんだよね。こっちもにっこりしてしまうくらい。過保護に守ってほしいわけじゃないだろうし、そんなことをTianが望んでいるとも思わないけど、何かあったときに、すっと手を差し伸べてくれる、そんな人が近くにいたら心強いだろうなぁ。

10 子ども達とTian

村の子ども達のポテンシャル、ヤバい!!!みんなめちゃくちゃ手先が器用。刺繍がみんな上手くてびっくりした。子ども達も嬉しそうにTianを手伝いに来てくれる姿をみて、Tianは村に溶け込む努力をして、子ども達に受け入れてもらえたんだなぁって思って、本当に嬉しかった。いや、もうTianの身内になった気分。

11 隊長…

Tianのおててをもみもみするのが、なんていうかちょっとだけ手つきがやらしいというか…。優しい手つきでマッサージしてるんだけどさぁ、なんかいろいろ透けてみえてしまい、逆にひゃーって思ってしまった。そして、その瞬間だけ、二人の世界を作ってしまっているんだもの。見ながら、子どもたちがいること、忘れないで〜って思っちゃったよね。
TianとLongtaeを見ると嫉妬しちゃう隊長が、Nam先生に突っかかるのがめちゃくちゃ面白い。そして、ジェラってるのがNam先生にバレちゃうのもすごく面白かった。隊長がジェラってる時にたまにかかるコミカルな劇伴がすごく好きなんです。隊長のブスッとした顔と絶妙に合うんですよね、あの音楽。Tianは隊長の扱いが上手いなぁ。隊長がTianの手のひらで転がされているんじゃ…って思っちゃう。
結局、街には一緒に行かずに、一人でしょぼしょぼとお店に匂い袋を届けに行ったら、悪役Sakda登場。Sakdaが匂い袋をほぼ全部買っていったけど、どうなるんかな。こわいよぉ。
流石に隊長もバチバチにSakdaに言ってましたね。さっきまで嫉妬してた人とは大違いだわ。キリッと強面の村を守る隊長でした。
やだなあ、SakdaがTianになんかわからんが目をつけてるよ。嫌な目のつけられ方だよねぇ。得体の知れない怖さがあってとても嫌だ。
街でのお使いを済ませてお菓子を買って戻ってきた隊長。なんのお菓子を買ったのかと思ったら、Tian演じるMixくんが宣伝しているお菓子でした。もう慣れたけど、すげー宣伝するじゃないか笑 
隊長がお菓子を暗にねだったけど、もう無いってオチ、ちょっとだけ、隊長が可哀想だったわ。でも、その時のTianの悪いだなんて一ミリも思ってない顔がまた良かった。隊長に対してでる、Tianの小悪魔的対応、私は好きです。数話前まで、説教する人とされる人っていう感覚はどっかにいってしまったわ。まるで、全く違う人たちを見てるみたい。

12 Tianの決意

Longtaeにこの匂い袋を作り終えたら、真実を話すって言ったTianの悲しそうなでも黙ってもいられないっていう気持ちのせめぎ合っている感じが表情にも出てて、私はTianをぎゅっと抱きしめたくなった。Longtaeの顔も心配そうな優しい顔だった。何事もなく本当のことを伝えられるといいんだけど…、きっとなんかあるんだろうなとも思ってしまう。
前の僕にあったらきっと嫌ってたと思うなんてさ、なんて悲しい言葉なんだろうって思っちゃった。どうか大変なことを全部Tianも隊長も村の人達も乗り越えられますように、そう祈らずにはいられない。私の心がまだ7話8話を観ていない今の段階から張り裂けそうです。

13 駆け引き???

貯蔵庫の二人のやりとりは、ちょっとした駆け引きみたいになってましたね。一般的にって言ってるけど、二人がお互いに思っていることをいってて、ドキドキ。特にTian、一般的にって言ってるけど、それは暗に隊長のことを好きって言ってるよね。あんな薄暗いところで言われたら、吊り橋効果みたいなの出ちゃって、ますます好きになっちゃうんじゃない、隊長が。だって、隊長はTianという沼にズブズブに沈んでるし、そして翻弄されてるもの。
もう少し長く滞在してほしいって言う話のくだり、Tianが隊長に「あなたは?」って聞くんだけど、隊長、ひよっちゃって素直に言わないんだもん、言っていいんだよ?もう少し長く居てほしいって言っていいんだよ?なんならTianだってそう言ってほしいって望んでるんだから!!!モジモジしてなくていいから、そして、言ったらグッと抱きしめちゃえよっっって思いました。またさ、Tianもさ、あなたは僕のお世話係でしょ?っていうのがさ、あざとかわいい。斜め上からガッツリ鳩尾に入ったみたい攻撃で、隊長も崩れ落ちてしまうわって思っちゃいました。Tianくん、バンコクでの生活でこういうシーン何回かあったのかしら?手慣れてるっていうか、なんか翻弄するのが上手いっていうか。そこも含めて可愛いんだけど。
またさ、さっき、あげないって言ってた匂い袋を準備しててさ、刺繍もグリーンジャイアントなんだよね、隊長をイメージした。失敗したから、売り物の中に混ざれないって言ってたけど、隊長にあげるために刺繍してくれてたものだよね。こっちはこっちで、ちょいちょい素直じゃないんだけど、刺繍みたら気持ちがダダ漏れで、言わなくても分かっちゃうよね〜って思った。あーもう、二人ともなんでかわいいの!!!二人まとめて抱きしめたくなっちゃったわ。
匂い袋を手にして思い思いにふける二人なんだけど、Tianは Torfunに決意を伝えていて、隊長は、グリーンジャイアントの刺繍にグッときていて、そんなシーンを見ていたら、ちょっと涙ぐんでしまった。Tianの決意がさ、すごく痛々しく感じてしまって、切なくなってしまった。

14 ぎゃぁぁぁぁぁ

そんなことをしてたら、学校が火事にあって燃えてしまっているという最悪の状態に。匂い袋は燃えてしまうし、子ども達との思い出も燃えてしまっていて、どうにもならない状態で、呆気に取られてしまった。
Tianがそんな中でどうしても取りに行きたかったもの、それが隊長が作ってくれた凧。学校にそれだけを取りに行って、ぶっ倒れているなんて。それを助けに行って、中からTianを救出した隊長は胸が張り裂けんばかりだったのではなかろうか。凧なんてどうでもいい、Tianが生きていてくれたらって隊長は思っていたと思う。私でさえ、体を大切にして、そんなんじゃ、Torfunだって悲しむよって思った。
何回も言ってるけど、Tian、体は大切にして!Nam先生にも言われてたでしょ???
しかし、6話はまさかのここで終了。リアタイした皆様は、1週間、どうやって過ごしたのだろうか。私は、7話をすぐに見ることができるにもかかわらず、「えーっ」て叫び、「ここで終わりなの???気持ちがおさまらん」って思いましたよ。

15 その他

本日、9話放送なんですよね。ここにきて、このドラマはハピエンなんだろうか…と考えてしまって、続きを見るかどうか悩み中。辛い展開の先に待っているのがハピエンじゃなかったら、私は耐えられる気がしない。すごく素敵だし、主演のEarthくんにMixくん、二人の並んだ姿も大好きなの。だけど、ハピエンじゃなかったら、私、泣いてしまって、最後まで観れる気がしない。備忘もかねて、感想を書いているんだけど、途中で終わってしまうかも。

今日の9話もうっすらツイートで行方を見守るつもりです。


〜最後に〜

現在第8話まで放映されています。YouTubeから観ることもできます(日本語字幕なし)。日本語字幕は、A Tale of Thousand Stars JFCさんのツイッターにリンクが貼ってありますので、興味がある方はそちらから是非ご覧ください〜♫

今日はいよいよ8話。どうやら涙なしでは見られないらしいです。

また、A Tale of Thousand Stars JFCさん、日本語字幕の作成をありがとうございます!!!

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