A Tale of Thousand Stars 第9話

第9話の感想です。

〜感想〜

1 妹、妹なのか…

冒頭のTorfunと隊長のパパンダオでのシーン、なんか心にくるものがあって、涙腺がめっちゃ弛んだ。Torfunは、この時に隊長に振られていたんだね…。隊長がTorfunは妹だって言っていたけど、実は疑っていたんだよね。あんな素敵な人だよ???好きになっちゃうじゃん!!!って。だって、Torfunって、自分の信念を持っていて、聡明で優しくて、好きな人に対してみせるちょっと可愛らしい表情も、全部魅力的なんだよ。だから、そんな彼女を妹だって言う隊長に逆に驚いた。

隊長にも隊長の想いがあって、大切な人を作らないみたいなところがあったみたいだけどね。
Torfunの「本当に好きな人に出会ったことがないのね」っていう一言(ちょっとセリフは違うかも。)。切なかったな。だって、自分は好きだって伝えているのに、その自分の人からは、「今まで本当に好きになった人はいない」ってことが伝わってくるんだもの。言葉にして、振られるより泣きたくなっちゃうかも。思ってるだけでもダメなの???みたいなことを聞くTorfunの気持ち、わかるなぁって思った。思うこともダメってもし言われたら、心が折れちゃうよね。
パパンダオの崖で明るく振る舞うTorfun、悲しい顔をされるより、泣きたい気持ちとか悲しい気持ちがリアルに伝わってきて、涙がポロリしちゃった。
そして、この時に、大晦日にパパンダオの崖に行く約束を隊長としていたんだね。もういないTorfunの気持ちはわからないけど、いったい何を千の星に願いたかったんだろう?

2 Nam先生カッコいい

隊長の身体に残された拳銃の弾を取り出すシーン、すごくドキドキした。隊長の血圧下がるし、もう、死んじゃうかと思ったよ。助かって本当によかったぁぁぁぁぁ(主人公だから、そんな簡単には死なないとは思ってるんだけどさ、あんなシーンみたら、肝も冷えるよ。)。このシーン、Nam先生、マジでかっこよかった。街の病院から比べたら、全然設備が整っていない状況、自分の友人の生死を握っているかもしれない状況下で、手術をこなしたNam先生は、本当に痺れるくらいにかっこよかった。
手術が終わって、救急車が来るまでの間なのかな、もう少しここにいたいって言って、隊長に寄り添うTian、なんであんなに儚いの。もう消えちゃいそうなんだもの。よかった、隊長もTianも生きていてくれて、本当に心からほっとした。
そして、Tianの想いを汲んで、そっとしておく、優しい眼差しで見守る、隊長の隣で目を瞑るTianに服を掛けてあげるNam先生、本当に優しくて好きです!隊長とTianの二人のことを語る時、Nam先生はなくてはならない存在だよね。本当に大好きです、演じたNammonくん、ありがとう!!!
いつのまにかついた病院のベットで目覚めるTian。目の前にはNam先生。Nam先生は、Torfunのことを勝手に隊長に教えたのは自分だって言って、謝っていて、なんか、悪いと思ったことをすぐに謝ることができるNam先生、本当に尊敬できるなぁって思いました。私は、謝ることがとても苦手なので。

3 隊長は冷静になれなかったのか

Tianの心臓移植とTorfunの事故の事実を伝えた時に、Nam先生の予想を超えて、感情的になった隊長。これを聞いた時、あー、隊長はTianのことをとても気にかけていて、何回も言ってないことない?って聞いたにもかかわらず、Tianが話さなかったことがについて、すごく裏切られた、すごく傷ついたとかそういう気持ちでいっぱいだったんだろうなって思った。本当はTianから話を聞いたほうがいいと頭の中でわかっていたとしても、感情が追いつかなかったんだろうなぁ。いや、でも、あの吊し上げはねぇ…、やっぱりやっちゃあかんかったよなぁって思う。そもそも、Torfunが亡くなったことを村人にあえて伝えたなかったのは隊長達なんだしさ、もっとやり方とかあったよねぇって思った。

4 拗れた親子

私の感想も観た時の感覚のままで書いてるので、読みにくいかもです。↓

そして、ついに、Tianパパ登場。ここの親子関係もこじれにこじれている…。
ずっと何も言ってこなかったのは、実はTianパパがなんらかの方法でTianがどこにいるかを知っていたからだってことを知った時、私は、「どうなの、それ?」って思った。知らない間に監視されてたみたいなことでしょ。すごくやだなぁって思った。
Tianの生まれてから今まで、自由だと感じたことがないって、本当にそうなんだなぁって思って、悲しくなった。だって、実は監視されてたって知った時のTianの顔。なんていうか表情が無になっているように見えて、村であれだけ表情豊かになっていたのに、それをなくすって、相当ショックで、諦めというかそんなものが入ってるのかなって思った。また、Tianパパの子どもを信用してない感じがさー、なんとも言えない。子どものためって言っているけど、それ、違うよね???子どもに下手なことをされて、自分の評判が下がるのが嫌だからだよね???目の前の障害物を取り除いてくれるのは、たしかにありがたいことかもしれない。でも、時にそれを自らの力で乗り越えることをしなければ、いつまで経っても、子供は何もできないままだよ???そんなんでいいのん???
Tianが自分には何もできないって思っていたって言っていたけど、そんなことないよ!!!って1話から見てきた私は声を大にしていいたい。村を助けようとして、街の土産物屋さんで、茶葉のサシェを売ってくるように交渉して、その仕事をとってくる、そんなことができるのにそんな悲しいことを言わないでって思ったよ。なかなかできないよ、そういうこと。もっと自信持ってよ、Tian!

Tianパパは、Tianが楽しみのために家出をしたって思ってたみたいでさぁ、なんでそう思うんだろう???だって、ラクができて楽しい場所ではないんだよあそこは。パパも自分の心に問いかけてみてほしい。楽しみのためにわざわざ辺鄙な場所でボランティア教師をする???身体だって、手術したばかりで、注意しなければならないことがたくさんあるのにって。そうやって考えたらわかるんじゃないの???あの場所は、そんな生半可な気持ちでは行けないってこと。

パパは、TianがTorfunの事故やTianの心臓移植について調べて、色々わかった上で行ったなんて思ってなかった。Tianのことを何もできないって思い込みすぎだよ、パパ。だから、全部知ってたってTianが言った時のパパの目の見開き方は、「それ知ってたの???」ってことを物語るような感じだった。それを見てあなたの息子はいつまでも何もできない子どもじゃないんだよって言ってやりたくなった。
子供のためにできる限りのことをしてあげたいって気持ちはどの親にもあるから、なんか、程度は違えど、きっとこういうことはどこの家庭にもあるんだろうなぁとも思った。が、やっぱり信用されてない感じが伝わってくるのは嫌だったなぁ。


5 隊長とTian

病院の庭での隊長とTianのふたりっきりのシーン、すごく良かった。8話が辛いシーンばっかりだったから、ここで久し振りにホッとした。隊長も笑ってたし、Tianもいい顔をしてた。やっと、やぁぁぁっと、仲直りした。隊長がTianに触れる時、Tianが急に儚くなっちゃうんですよね。どっかに行ってしまうような、すぐに消えちゃいそうな。あのTianをみたら、頼まれなくても守りたくなっちゃうよねぇ、隊長!!!手を握ったりするのも、真っ昼間の病院の中庭なのに、どこか色香がただよっていて、なんか、いい(もはや感想でもなんでもない。)。優しさもあるしお互いを本当に想っているっていうのも言葉にしてない分だけより伝わってくるんだけど、そこに色香がプラスされるってなんなんでしょうか。EarthくんとMixくんだからなせることなのかな。すごく、幸せな気持ちになって、観ることに緊張していた私もホッとした。
そしてこの一言「あなたになにかあったら僕は生きていけない」(ですよね???)。普通に好きとか愛してるとか言われるよりもよっぽど重みがあるし、すごくすごく想ってるってことが伝わってきて、Tian、そういうとこだよ、隊長を振り回しちゃうところ。あー、もう、かわいい、こんなかわいい子にこんなことを言われたら、もう、どうしようもないよね???隊長!!!きっと、すごく隊長も嬉しかったに違いないし、「何があっても死なない。」って思ったと思う。いや、思っちゃうでしょう。これで、なんで付き合ってないのよ、この二人は!!!こんなにお互いを思ってるのに。
普段は絶対言葉にしない隊長も、最後の最後に死にそうになっている時に、「お前のことを考えた」って言っていて、こちらも破壊力が半端なかった。不器用で自分の気持ちを言葉にしない隊長から、こんなこと言われたら、ますます好きになっちゃうよっ!って思った。Tianもきっと、そうだったと思う。なんか、隊長って、いかついけどかわいいよなぁって思う。このギャップで言ったら、Tian以上の可愛さでは???
そんなことを考えてたら、退院した日なのかな?車に乗ってパパンダオに向かう車内のTianのものすごく機嫌の悪いこと。その車はどうしたんだとか思ったりもしたけど、そこはおいといて。
隊長、Tianのパパのこと、知っていたんだね。そして、そこから命令をうけて、Tianのお世話をしてたんだね。
隊長の元にもTianパパがお見舞いにきて、息子のことのお礼と何か困ったことがあったら言ってくれって、パパが隊長に言っていて、Tianはそれを偶然聞いてしまう(そして、なぜ偶然そこにいるんだ、Tian)。今までのことは、頼まれて世話をしてたってこと???なんでそんなこと黙ってたの???ってそりゃ、なるよ。お互いに一番言わなくちゃいけないことを伝えてないって、似たもの同士だなぁとも思うけど、Tian、めちゃくちゃショックだよね。私もショックだったよ。そりゃ、あれだけ不機嫌なって、怒って、ああいうこと言っちゃうよ。せっかく仲直りしたのに、売りことばに買い言葉。あーもう、誰か止めてよ!!!
また、隊長もTianがここに来たのは楽しむためだ思っていたことを知ったら、すごく悲しくなっちゃうよね。だって、一番、信頼して欲しい相手だし、自分が想いを寄せてる相手なんだよ。だから、いくら金持ちの坊ちゃんでも、何もない辺鄙なこところに楽しむだけにはこないって。何回も言うけどさ。
最初、当たりが強かったのも早くバンコクに帰そうとしてたのかな、そのくせ、お世話をしてたのも命令だったから???だったら、今まで隊長がTianにしてきたことは、全部命令だったから???ってなるよ。そうじゃないとわかっていても。なんで、ここでこんなにこじれちゃうの???
隊長は、初めてTianにあったときに倒れるTianを抱き止めたけど、あの時に、うっかり恋に落ちてしまったのでは???って思うんだよなぁ。
出会った時に、何か惹かれるものがあった。
何もできない都会の子Tianが、努力をして、奮闘して、村に溶け込んだ。
最初から、命令なんかでは縛れないものがあったのでは???
パパンダオの崖にTianを連れて行く時に、すっごくいい匂いのするボディーシャンプー使って勝負服来ちゃったんでしょ?
デートに連れていったんでしょ?
Longtaeに嫉妬しちゃったんでしょ?
守るために基地にいるようにした時、あんな風にベットで戯れちゃったのも、Tianに触れたくなっちゃったからでしょ?
きっとTianが思っているよりもずっと深くてずっしりした想いを隊長は抱えているんだよね。それを命令のためにしまってしまうのは、Tianにとっても、隊長にとっても残酷だよ。
Nam先生が隊長と呑んでいる時に言ってたけど、自分の思う通りにした方がいいよ。あーもう、こういうところで真面目なんだから、隊長は。自己犠牲の上に成り立つものは長く続かないんだから。
しかも、わざと傷つくようなことを言って、自分を傷つけるなんてさ、そんなの悲しいよ。

6 哲学者村長

村長宅で食べるTian。この時の村長の言葉がすごく刺さる。
何よりも一番難しいのは、赦すことだっていうのは、本当にそうだなぁと。自分に対しても他人に対しても。Tianが過去にやったことは、許されることではないのかもしれない、それを善行で、カバーできるものでもないかもしれない、それでも、良い行いをして、そこから何かを学び、生きていけるのなら、それがとてもいいことだし、Tianがいつか自分自身を許せる日が来たら、それは本当に私は嬉しい。
村長って、すごい哲学者だよねぇ。私もリアルに村長のような人に出会いたいものです。

7 隊長とTianその2

あーあーあーあー、ああいえばこう言う、もう、全部が全部悪循環。Tianが怒っているのもわかるし、隊長が強行突破したのも分からんではないけど。わざわざTianを傷つけるような言い方をして、基地に帰ってから自分の気持ちの置き所に困って、モヤモヤを抱えるんなら、なんでその言い方をしたのよ〜、隊長…。世話をしたのは最初は義務だったかもしれないけど、Tianに対してやったいろんなことの大半はさ、Tianのことを心の底から気にかけているからだよ。冷静になれば、Tianにだって分かるんだろうけど、そうなれないくらいに傷ついて怒ってたんだよね。わざわざTianも隊長に対してキツい言い方をしたのは、全部否定して欲しいからだと思うんだけどなぁ。そしえ、それが分からない隊長でもないと思うんだけど、そこに乗っかって、キツい言い方をまたするんだもん、もう、もっといい方法なかったかなぁ。ラスト1話で、これどうなるん。
あのTianと隊長の言い合いのときの隊長の目が死んだように見えて、見るのがちょっと辛かった。その言い方をするには絶対に何か裏にいろんな思いがあるんだよねっていうことが感じ取れちゃうくらいだった。
二人とも本当に不器用。そういうところ、似てるよね。
だからといって、Tianに話を通さずに、新しい先生を呼んだのはどうかと思うけど。あれは、色々とショックだよ。仮にそれがその時とれる一番いい方法であったとしても。

8 Tian先生と素直になれないTian

帰ることが決まってしまっている以上、仕方がない。そこにひねくれることなく、やれることを出来るだけやろうとして、先生としての職務を果たそうと奮闘するTian先生は、かっこよかった。できある限りの知識と、やれるだけの実技を目一杯詰め込んで、子供達にいろんなことを教える、ほんの少し前まで、生きる意味させ見いだせなかったTianが生き生きとしている姿は、見ていて嬉しくなった。弟の成長を見守る姉のような気分かな。こんなに子どもたちといい関係を築けているのに、別れの日が近づいているのが本当に切ない。誰も泣かなくても私が泣く。
電力を自分たちで作るっていうところで、古いテレビを持って来てくれたYodさん、Rangくん、Nam先生。この時に、Nam先生から隊長の近況を聞くTian。
まだ怒ってるの???って聞かれてぶつぶついうTianに、隊長が言っていることのどれが本音なのかちゃんと見てあげて欲しいみたいなことを優しく諭すように言うNam先生。Nam先生、本当にいい人だなぁ。
なんでも、隊長、Tianとおんなじくらい、落ち込んじゃって、ご飯を食べてないんだって。大切な場面なんだけど、ちょっと隊長のことをかわいいって思ってしまった。でもそりゃそうか。人生で一番大切に思う相手にわざわざ傷つけるような言い方をしないといけなかったんだもんね。想像したら、私も心がベコベコに凹んじゃったわ。
Nam先生がいなかったらこの二人は、どうにもなってないよね。本当にここぞと言う時に二人の背中をそっと押してくれるNam先生は、恋のキューピッドといっても過言ではない。Nam先生に差し入れしないといけないわ笑笑

9 こらこら、Tianパパ

っておいっっっ、Tianパパッッッ。それは、あなたが自分で息子と向かい合ってどーにかしないといけない、話でしょうが!!!それをなに部下にやらせてるの!!!おまっ、ちょっ、権力を振りかざしすぎだぞー!!!って、思わずにはいられなかった、隊長の病室での一コマ。あの隊長の表情を見る限り、時間が許す限り、Tianと一緒にいたかったんだろうなって、思ったし、その想いを押し隠してまで、上長の命令を聞かないといけない、その立場…。辛いなぁ。パパの話というか空気から、その経験はその経験でいいけど、そこは自分の息子のいる場所じゃないって言っているような感じがしたもの。ママ(Tianのママ)に会わせてあげたいっていう気持ちも嘘じゃないとは思うけど、なんか子供をモノみたいに扱っているような気がして、すごくやだなぁなんて思った。パパなりの愛情だったりするんだろうけど(たぶん???)

10 隊長…(泣)

Tianパパとのやりとりを思い出しながらぼーっとしてる隊長、お髭が立派になってる。どれだけ手入れしてなかったの、伸びっぱなしじゃん。自分の気持ちに反することをするなんて、辛いよね。ごめん、言葉が見つからない。だって、私もずっと心が痛いんだもん。
Tianと隊長が、やっと、話して、隊長がさ、Tianに元の世界に戻って、自分の人生を生きて欲しいって言うのが本当に辛い。Tianがそうしてくれたら、自分は幸せだから見たいなことを言うんだよ、隊長。そんなこと、絶対にないのに。本当は自分が一番近くにいて欲しいって思っているのに。自分の気持ちに背いてまで、上長の命令に従うことが大切なのかな。自己犠牲の上に成り立つことは、長続きしないと思うんだけど…。
住む世界は違うのかもしれない、でも、どこで何をすることが自分にとって一番幸せかを選ぶのは、ほかでもないTianなんだよね。だから、本当は隊長が決めてしまうことでも、もちろん、家族(パパやママ)が決めてしまっていいことでもないの。本当に。あー、もう、隊長も良かれと思ってやっていることだけに、なまじ、どうしてそれを言っているかが、Tianも痛いほどわかるだけに、「断れないよね」って言うんだもん。
Tianは隊長にずっと、自分のことをどう思っているかを聞くけどわ素直に隊長は言わないし。でも、隊長も言葉を発してしまったら、きっと気持ちがどうしようもなく溢れてきて、どうにもならなくなっちゃうんだろうね。これだけお互いにどう考えても好きなのに、なんで、うまくいかないのかな。

11 Tianと隊長、そしてTorfun

ニューイヤーパーティーが終わってパパンダオの崖にきて、星を数えるTian。それこそ何かに取り憑かれたように数えていて、ここで、Torfun(Ayeちゃん)の声でオープニング曲が流れるもんだから、涙が出ちゃう。また、歌詞もこの状況とリンクしていて、もう、気持ちが悲しさと切なさと愛しさとで、もうぐちゃぐちゃ。どう表現したらいいか分からない。なので、本当にここはぜひ本編をみて、楽しんで欲しいです、ティッシュを片手に持って。
よく考えたら、TianはTorfunの人生を奪ってしまった罪悪感を拭い去るために、パパンダオ村に来て、彼女がやりたかったであろうことを全部やって、その最後が大晦日にパパンダオの崖で千の星を数えて願い事をすることなんだよね。パパンダオの崖で千の星を数えながら願い事をすること、それができなかったらどうしたらいいのって、Tianが隊長に心の底から叫んで、感情をぶつけるTianのことが、本当に悲しくて愛おしくてたまらなかった。きっとパパンダオ村に来てからずっと、向き合ってきて、どうにも出来なかった感情なんだろうな、すごく重かったんだろうなって、考えて、余計に泣けてしまった。隊長にその気持ちをぶつけることができて、本当によかった。
言葉にすればするほど、このパパンダオの崖のシーンは、良さが伝わらないと思うので、本当に観て感じて確かめて欲しい。
Tianの僕達の話はここで終わりなの?って隊長に聞くのが本当に切ない。終わってほしくない、ここを離れてもまた会いたいって気持ちが、痛いくらいに伝わってきて、また泣ける。
隊長も自分が身につけているネックレスに通してある指輪をTianにあげるんだよね。Phuphaの心って、彫ってある指輪を。ずっと一緒だよなんて、言われたから、またまた泣ける。
それを言うんなら、また会おうって一言言ってくれたらいいのに。ここで僕達のお話は終わらないよって言ってくれたらいいのにって、隊長が言葉を発するたびに思ってた。
Tianがさ、隊長に、「僕のこと忘れちゃうの?」ってまた聞くのを見てたらさらに泣ける。隊長は「1日たりとも忘れないよ」って言うんだけど、それを言うなら、もう終わりだなんて匂わせないで、また会おう、二人で幸せになる道を探そうって言ってくれたらいいのに。隊長だって、心がボロボロになるくらいに身を切る思いで、言葉を発してるんだもん。
それがわかるだけに泣ける。
Tianの心臓部分に隊長が手を当てて、その上から、Tianが隊長の手をギュッてする姿、切なくて悲しくて愛おしくて美しいの。このシーン、是非見てほしい。
まさかのハッピーエンドじゃないフラグを立てて、第9話終了。

12 その他

前半、ちょっとラブい場面があったのに、後半はまた辛いターンで心がしんどい。
さてさて、おまけシーンは、隊長のお髭をTianが剃るっていう場面でした。
そういえば、パパンダオの崖に来る時は、隊長のお顔がスッキリしてたわ。すっかり忘れてたけど。
このお髭を剃る時に、Tianは隊長を崖に来るように声をかけていたんだね。どんな気持ちだったのかなTianは。ドキドキしてたのかな。してたよね。
このおまけシーンの破壊力は、お髭を剃ってあげて、きれいになったか確かめるように頬から顎までを撫でて、唇に親指を当てるシーン。なんというか、こんなにシリアスなシーンなのに色気を忘れてない。一言で言えば、エロい。このまま何かあってもおかしくないような空気も孕んでいて、ものすっごくドキドキしました。大画面で見てたら、見るのにドキドキしすぎて耐えられなかったと思う。
そんなこんなで、次が最終回。どうなるのでしょう。

〜最後に〜

日本語字幕は、A Tale of Thousand Stars JFCさんのツイッターにリンクが貼ってありますので、興味がある方はそちらから是非ご覧ください〜♫

JFC様、日本語字幕の作成ありがとうございます。日本語字幕のおかげで、楽しくドラマを視聴できました!!!


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