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En of Love(Love Mechanics)

En of Loveをジオブロ前に視聴しました。オムニバスで短編が3つ。今回は、二つ目のLove Mechanics(Vee×Mark)の感想です。

〜感想〜

1 一夜の関係から始まる物語

MarkがBarに失恋をし、泥酔しているところから、VeeとMarkは勢いで関係を持ってしまう。という、なかなかな刺激のある始まり。TOSSARAがかなり王道な感じだったので、そこからのギャップが凄かったです。
Markは酔っ払ってたけど、Veeはそこまでじゃなかったと思うの。それで、うっかり手を出したしまったVee。君はいったいなんでMarkに手を出してしまったんだい???と聞きたい。彼女もいるのにねぇ。
最後、二人は付き合い始めるんだけど、そこに至るまで、「あぁ〜、なんでそうなる?」って、ずっとツッコミながら観ました。
人の関係ってそんなに簡単にスパッときれないよね、感情って簡単に割り切れないよねっていうことをヒシヒシと感じるストーリーでした。

2 誰も悪くない?誰もが悪い?

とにかくVeeが優しすぎるのか優柔不断なのか、事態をグチャッとさせていました。そもそも、彼女がいる時点で彼女以外の誰かと関係を持たないでよ〜って思うんだけど。
初っ端で、Markと関係を持ち、翌日の朝、内緒にしておいてくれっていうし、その彼女の部屋はMarkの部屋のお隣だし、なんていうかすごいなぁと思いました。彼女はまさか隣の部屋で彼氏が自分以外の誰かと関係を持っているとは思わないだろうけど、Veeはなかなかなクズではないかと思ってしまいしました。あと壁とかって薄くないだろうか…って、心配になっちゃいました。
彼女のことでショックなことがあって、それで慰めてもらうためにMarkのところにいくしさ、Vee、それ、Markの気持ちを利用してない???って思っちゃうし。でもMarkもそれを受け入れちゃうしなぁ。何がよくて何が悪いのかって一概には言えないんだけどね。
Veeの彼女(Ploy)もVee以外の人とデートをして、朝帰りとかするんだよねぇ。それ、Veeにバレてるよってお伝えしたい。彼女のせいで、VeeとMarkの間に大きな溝ができるので、個人的に彼女のやったことは自分勝手だなぁって思ってしまいました。でも、いるよねぇ、こういう人とも思ってしまいました。

3 Vee、それはだめだよ

VeeはPloyとの関係が終わったことを示すために、Markをバーに呼び出すんだけど、ここで、Veeが軽率な行動をとったために、事態が悪化します。いや、それを見たらそこにいる誰もが、「Vee、Ployと別れてないの???関係、終わってないじゃん。」って思うよ。Veeの友達のYinちゃんがVeeを引っ叩くのに異論は一ミリもなかったです。あれはあかんよ。また、Ployもどうかと思うよ。最後にキスをしてほしいなんて、なんでお願いするの???私ならPloyさえも引っ叩くわ。
Markがショックを受けるのはあたりまえだよ。Veeは、Markが話を聞いてくれない、電話に出てくれないっていう事態をうけて、初めて、Markのことがとても好きだということに気がつくんだけど、それ、遅いから。本当に。Markが他の人と付き合おうとすることを止めることなんて出来ないよ。

4 2度目のチャンスを得たVee

どうにかこうにか2度目のチャンスをMarkから得たVee。一生懸命、Markに心を尽くすVee。満更でもないMark。Markの目って、感情がすごく読みにくいんだけど、最終話は、ホワっとしてる顔が見れたので、心の底からよかったねぇぇぇって思った。Markが幸せにならなかったら、Veeを引っ叩きに行きたいわ。
Markの部屋で課題をやるために集まった仲間達の前で、堂々と口説く(イチャイチャする)Veeはすごいなぁと。そしてそれを止めないMarkも。Markの仲間達もしれっと課題をやってしまう姿をみると、ああいうのはタイでは当たり前なんだろうかと思ってしまう。どうなんでしょう…。

5 Veeに言いたい。

最後にプラネタリウムみたいにして、部屋いっぱいに星をキラキラさせるVeeのロマンチックな演出は、すごーくステキだった。そして、今度はMarkの手を離しちゃダメだよ!!!

〜最後に〜

このLove Mechanics、今年、ドラマでもう一度放映される予定なんです。短編で描くには少し内容が濃かったのでは???と思ったので、観たいなぁって思っています。

話は少し変わりますが、VeeとMarkを演じた二人YinくんとWarくんが出演しているドラマ「The Best Story」がYouTubeで見ることができるので(現在2話まで公開されてます)、そちらもおすすめです。

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