一級建築士製図試験 記述について思うこと
本試験も1ヶ月を切って、最後の模擬試験も目前です。
今日は学校で採点してて思う記述のことを書いてみようと思います。
1 第一印象
最も重要なのは内容ではありますが、やはり時間の制約があったとしても丁寧に書かれているものは好い印象です。
読ませる気がないのかな?と思わせる殴り書きや強めの癖字は解読から始まるので手こずります。
本試験では目を通してくれると信じていますが、正直読む気になれない…
綺麗な文字は私も難しいので、丁寧さを意識してほしいなと思います。
私は筆圧が強いので図面用のシャーペンでは記述の文字が太すぎ(見づらい)のでクルトガに変えたところ、見栄えが良くなりました!
2 箇条書き
大体の人が箇条書きで書けているのですが、中には この文はいつ終わるのだ… と思わせる書き方をする人もいます。
結果何が言いたいのかが伝わりづらくなったりするので、例えば●採用したもの、理由、効果でまとめて次に●追加の内容とかにした方がすっきりとした答案になるかと思います。
3 数字的な根拠
例えば建築計画でバリアフリーに配慮したことという問題の場合に、誘導基準に適合した計画…と書くこともできますがそれで終わらず、廊下幅は○○mとした。
スロープ勾配は1/○○としたみたいに数字的な根拠を示せるとキチンと理解していると伝わります。欄も埋まります。
数字をきっちり押さえておくことで、エスキスや作図も自信を持って進められると私は考えています。
各課題の答案例と過去問、テキストをちゃんと使いこなせていれば記述はいけると思います。
日々の勉強でただ写経するだけでなく、内容を理解する。そうすれば本試験もドッキリ問題以外は自信をもって解答できるはずです😊