姉へクリスマスプレゼント
姉にクリスマスプレゼントとして、好きな本を送った。
とってもとっても喜んでくれた。
姉に対してこんなことをしたいと思うようになったのは最近のことだ。
今年の正月に、甥っ子たちと合わせて、姉にお年玉をあげた。
私は4人兄弟の末っ子。
姉は実家にいる。残り2人は自分の家族をもっている。
両親は自営業をしていて、父は介護が必要。
店は母一人で切り盛りし、姉も手伝っている。
姉は仕事もしている。(時間に融通がきくものを探して)
私は東京で一人暮らしをしている。
姉もかつては東京で一人暮らしをしていた。
色々あって、実家に戻ってきた。その後父が倒れた。
姉はそのまま実家にいる。
私は自分のことばかり考えて、あまり家族のことは考えてこなかった。
自分の人生をどう生きていこうか必死なんだ。
私は家族に対してずっと溝があった。
ずっと嫌いだった。
子供の頃の兄弟、特に姉の重圧が怖くて怖くて仕方なかった。
自営業のため両親はあまりかまってくれなかった。
私はいい子でいることでなんとか自分を保とうとしていた。
私の中でずっと消せないものが渦巻いて支配していた。
でも、最近になって、やっと溶け出した。
姉に対しても一人の人間として見れるようになってきた。
姉に対してエールを送れるようになった。
実家にいることにも感謝の念があるのかもしれない。
親に対しても何もしてあげれてない。
私は自分の居場所を作りたい。自分の足で生きていきたい。それまでは帰りたくない。実家は帰れる場所ではあるけど、私の居場所はない。
姉にも自分がやりたいように生きてほしい。
でも、私はとやかく言えない。
姉もどこまでそう思っているかわからない。
姉に伝えたい。ねえちゃんもがんばってるよ!て。
私達は兄弟だから似ている。
DNAレベルだろうね。笑うツボも一緒。興味持つものも似てる。
だから、自己承認も低いはずなんだよね。
せめて私だけは、褒めてあげたい。
ねえちゃんはちゃんとやっているよ!て。すごいよ!て。
たくさん自分を褒めてほしい。
だから、ねえちゃんのところにもサンタさんがきたんだよ!
今年はクリスマス帰省するから、一緒にパーティーしようね。