きゅうりと朝顔
きゅうり、やっと植え付けられました。
先週園芸店できゅうり、トマト、ナスの苗を手に入れてはいたのですが、ずーーーっと雨続きだったので、雨ざらしのまま放置していました。
今日は天気はよく無かったけれど、ギリギリ雨は降らなかったから、朝から思う存分、庭仕事をしました。
ひたすら雑草を刈り、伸びすぎた枝を剪定し、土を入れ替え、苗を植え付け、クレマチスの誘引もしました。満足!
庭いじりは、精神的にもすごく良い気がします。植物に癒されるのもあるけれど、外で体を動かすのは単純に気持ちが良いし。
今年のきゅうりは「夏すずみ」という品種を買ってみました。去年は種から育てたのですが、そんなにたくさん育てられないから勿体無くて。今年は苗から育てることにしようと決めていました。
ちなみにトマトは「キャロルムーン」と「オレンジキャロル」どちらもミニトマトです。最近オーブンでセミドライトマトを作るのにハマっているので、今年は採れたてで作ってみようと企んでいます。
オーブンを覗くのがまた、楽しい!
そして、ナスはその名も「揚げてトルコ」
凄い名前ですよね〜真っ白なナスで、揚げ物にすると美味しいらしいです。楽しみ。
毎年、庭でものすごく適当に夏野菜を育ててますが、見ているだけでも本当に元気が貰えます。
夏野菜は花も綺麗だし、ツルの曲線の伸びやかさや葉っぱの瑞々しさは、やっぱり描きたくなるので、なんだかんだ毎回作っています。
今回の個展に出した夏野菜のシリーズは、3年前に初めてSAVOIR VIVREさんで個展をやらせて頂いた時に作ったものを、今だったらどう作るかな、と試してみたものでした。
それがこちら。
側面にきゅうりと朝顔。
見込みにはカタバミが描いてあります。
日本の夏!って感じの組み合わせです。
この器で冷酒を頂きながら、胡瓜のお漬物とか食べたい。
朝顔はいつも「ヘブンリーブルー」という品種を育てていましたが、今年は「青雲」という品種を見つけたので、そちらを植えてみました。どちらも真っ青な朝顔だけど、「青雲」のほうが、藍染めのように滲んだグラデーションがあるみたい。
朝顔といえば、数年前に読んだ東野圭吾の「夢幻花」という小説の中に出てきた「幻の黄色い朝顔」を思い出します。「黄色い朝顔だけは追いかけるな」がキャッチコピーのミステリー。
江戸時代、朝顔の品種改良がすごく盛んな時期があり、その時代の文献には実際に黄色い朝顔が存在するそうです。ですが、しばらくすると黄色い朝顔は途絶え、幻の花となったとか。確かにありそうで見たことない。
園芸家の中では「青い薔薇」と「黄色い朝顔」は、長いあいだ品種改良され、色々な人が実現を夢見た花だそうです。うーん、そういうお仕事も面白そうですねぇ。
というか、ガラスでは作り出せますね。やってみようかな、なんて。ふふふー
ここまで読んでくださってありがとうございます。
また、明日。