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金木犀の香り

私は季節の中で秋が1番好き。
秋生まれという事も大いに影響していると思うが、私は金木犀の香りが大好きなのだ。
ふわっと香る一瞬の煌めき。
秋を感じさせてくれるあの香り。

お気に入りの金木犀の入浴剤☺︎

つい先日、私は珍しくとても幸せな夢を見た。
季節は秋。
紅葉の季節だ。
私はお気に入りのベージュのトレンチコートを着ている。
インナーはこれもまたお気に入りのラメの入った黒のピッタリした薄手のニットだ。
何処からか金木犀の香りがしそうなシチュエーションだ。
私は何故か若返っていて大学生の様に幼い。
何処かの大学のキャンパスにいる様だった。
間もなく待ち合わせの相手が現れたが夢なのでどうも顔がハッキリと認識出来ない。
でも私は声を聞いただけであの人だ、とすぐに分かった。
全体的にふわっとした幻想的な雰囲気に包まれていて目を覚ました時、私は何故か泣いていた。

あの駅前の改札のやり取りを貴方は覚えてる?
私は生涯忘れないだろう
いや絶対に忘れたくないの

けれどどんなに抗ってみた所で過ぎ去ってしまえば、時間と共に嫌でも記憶というのは薄れゆくもの。

幸せな記憶も、そうでない記憶も然り。

愛用のヘアオイル☺︎
トラックオイルNo.3
No.3は金木犀の香りがする

その点では平等なのである。
記憶というのは脆く儚いもの。
だからこそ美しいもの。

年齢は記号だ。
最近やっとそう思えるようになった。
何故だろうか?

そう、どんな事でも可能性という意味では0%なんて事はあり得ないのです。

私たちは表裏一体、表と裏を使い分け、日々を生きる、いや、生きなければならない、そう導かれた生き物つまりは人間だから。


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涙というのは堪えるものでは決してなく、
自然と溢れ出る物。
どうか無理しないで。

                                                                               
yurika

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