ダルシャンは不思議だった
ダルシャンは、とても不思議な空間でした。
朝、夕の2回のダルシャンが毎日あるのです。
ない時は、どこからともなく・・「今日はないみたい」
というのが聞こえてくる。
だいたい毎日あるんですが・・夜明け前から、列に並び
好きな列で待つのです。夜が明けてきたら、どの列がダルシャン会場に最初に入れるかもわからずに、入れるまで何時間でも待つのです。
入れる列をどうやって決めてるのかは?まったくわかりません。一番に並んだから一番に入れる訳じゃない。
一番最後の列に並んでも、たまたま1番にダルシャン会場に入れるかもしれません。それで怒る人もほとんどいません。いるとしたら・・外に出されてしまいますね。笑
この何時間も待つ・・という行為を私はした事がなかったのです。
夜明け前の暗い時間から・・明るくなるまでずっと座って待つ。その時は何を考えていたのかも、覚えていません。ひたすら待つのです。期待することもなく。待っていたら入れる・・その程度の考えだったかもしれません。
どうしても入りたいという時は、願いを聞いて欲しいと思うのですが・・。これも前日にお手紙にして準備をして持って行くのです。
このお手紙も直接受け取ってくれないと、次のダルシャンに持ち越します。
受け取ってくださると・・「願いが叶う」という意味があるそうです。
私は、たった一度だけ、不思議な事が起こりました。
お手紙を受け取ってもらったのです。
それに、お言葉もかけていただきました。
が・・が~・・。
私はアホだ。なんて言ったかわからないんですよ~。
完全なる超インドなまりの強い英語だったから。
ただの英語も聞き取れないのに、インドなまりの強い英語が聞き取れる訳がないじゃないですか~。
しかし!!
周りの人は騒いでいました!
「あんたはラッキーガールだ!!」と。
そこは聞きとれたのに・・なぜババの言葉が聞き取れぬ!
私はアホだ~~~!
と・・・今だに思っています。笑
忘れてない事は・・ババの瞳は、非常に深かった・・。
吸い込まれそうなぐらい・・深い瞳をしていました。
続きは次回に・・。
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