好きなもの。
身近な人の好きなものを知っていますか?
身近な人の好きなものを問われ、それに答えられないというのはなんとも言えない気持ちになる。
知らないことが恥ずかしいような、知らなくて当たり前のような、そんな気持ち。
この人のこと知ってるけど知らない。知っていたいような、知らなくてもいいような。知りたかったような、そうでもないような。そんな気持ち。
それより、なぜ知ろうとしてこなかったか。それが問題のような気もする。
相手はどうかな。きっと同じように私の好きなものは知らない、と私は思う。
じゃあ。
例えば、あの人の好きなものを私が知っていたとします。
でも、その、私の知るあの人の好きなものは、もしかしたらあの人の好きなそれとは違った感じのそれかもしれない。
むしろ、同じを捉えることのほうが難しいとさえ思うが、これは私の言い訳なのかもしれない。
どちらにしても、今はもう、お互いに知る由もないのだけれど。
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