宝塚ファンのリア友が少ない母親にとって6歳の娘との生活が楽しすぎる話
いま、昼休憩。リモートワーク、かれこれ五ヶ月しています。
本部長とのmtgがあと55分後に始まるのですが、なんとなく準備も終わったし書きたい気持ちなので、書き散らかします。
タイトルで結論を言ってしまっているのですが、娘との生活が楽しすぎるという話です。
ともだちがいない(すくない)
私は宝塚について語り合える友達が非常に少ない。
お顔も名前も知っていて何度か会っているお友達がまず一人。この方はTwitterという大海原で、涼風真世のグランドホテルを愛しているという共通項から奇跡的に出会い、今でも何日かに一度、美弥るりかさん関連のイベントがあったときに激しくLINEをして楽しんでいる。とても大切。
もう一人は、元同僚。同じ年の女性。Kさんとします。
私自身はバカなのだけど、周りに高学歴の方が多くて、Kさんもそう。手が届かないような華やかなキャリアの途中で私のいまいる会社に不時着し、彼女の退職後もずっと仲良し。
退職後、仕事柄宝塚とかかわることが多かったようで一気にはまってくれました。で、今ではお勧めのDVDを貸したり、お勧めのスカステ放映をリマインドしたりして楽しい関係が続いています。龍の宮物語をレコメンドした夜は泣きながらLINEしてきたり、私が勧めた初演エリザベートの高嶺ふぶきのフィナーレの目の細めかたにしっかりとはまってくれたり、私の好きなポイントにフィットしてくださっていて、話していてとても楽しい。
はいからさんが通る生中継を見た娘
娘は今六歳ですが、お芝居やドラマがとにかく大好き。
ふと見始めたテレビのドラマなどもしっかり集中して観るし、ジャンルを問わない。相棒なんかでもしっかり見る。なによりも若干5歳にして「夢現無双・クルンテープ」をしっかり劇場で見た経験あり。私がびっくりするほど、ストーリーの内容をしっかり把握できる能力を持っています。
先日の楽天TVの「はいからさんが通る」生中継、リビングで見ていたらなぜか隣でしっかり見ていて、まーーべらべらべらべら話す…
「タマキいいねタマキ」
「少尉はどうして紅緒をはいからさんって呼ぶの。はいからさんって紅緒の名前?紅緒に会ったばかりなのに名前を知っているの?」
「少尉は警察官なの?どうしてあの恰好をしているの」
「紅緒のお母さんが出てこない」
「少尉のお友達の黄色い着物を着ている人の化粧をしていないときの顔を見せて」
「この顔に傷がある人はもともと傷があるの?どうやって傷をつけてるの?傷をつけてない本当のお顔を見せて」
「忍って少尉?メイちゃんの執事にもしのぶさんって出てきたよ」
「紅緒の髪の毛って、本当に切ったの?かつら?どっちがかつら?」
「どうして白い着物を着るの。どういう意味があるの」
まあ、うるさいうるさい。
でもね、とても嬉しい。宝塚に興味を持ってくれて、いろいろ尋ねてくれて、とても楽しくてうれしい。
私はいちいち検索して顔を見せたりしながら「マイティはダンスの人だから。あの首と腕を見てみ」「とわきせあちゃんはいつかトップになるから覚えておいたほうがいいよ」などなど喋り散らかしました。
どうも「環推し」になったらしい娘。謎なくらいに娘役にとても厳しいのですが、ジェンヌさんの素化粧のお写真の好き嫌いで推しかどうかが決まるそうです。で、音くり寿ちゃんの素化粧がいたく気に入ったようです。そしてあのエトワールのかわいらしさ。と、お、る、の指づかいなどをまねて、あれから5分に一度はエトワールの真似をしています。
はいからさんが通った翌日
「おもうんだけど、はいからさんが通るは、メイちゃんの執事に似ているね」と何度も力説し、メイちゃんの執事の再生をご所望。
冒頭の紅ゆずる氏の歌は立ち上がって「僕だけのエンジェル、君に会えた奇跡♪」と熱唱。
「うどんバカ」に至っては仕事をしている別室の私を大声で「ママーーーー!うどんバカ始まるよっ!!!!るりか出るよるりか!!!!」と叫ぶ始末。窓が開いていたから隣の家の人はさぞかし不思議に思っただろう。
はいからさんにもメイちゃんにも出ている美穂圭子先生の存在にいち早く気づきつつ、熱中していました。
次に、録画してあった、はいからさん初演を再生。初演と今回の違いについて大声で解説してくれました。環が違う。うしごろうがこっちのほうがおもしろい。とうせいさんが違う人、などなどいろいろ分かっていて面白かったです。娘はあまり冬星さんは好きじゃないようです。
そして、
「紅緒の髪の毛が、三年前はくるくる。今年はまっすぐ。まっすぐのほうがかわいい」
「今回のほうが、紅緒のお化粧がすごくうまくなってる。紅緒がかわいくなってる」
とのこと。これは私もそう思いました!
そこから今度は二人でアニメ「はいからさんが通る」のオープニング曲をyoutubeで見て、ロケットダンスがアニメの歌だね、なんて話して過ごしました。
前は「月組のトップスターになって、クルンテープ再演したら、ママを一番前の席に座らせて、ハイタッチしに行ってあげる」なんていっていたのに、最近あまり宝塚の話をしなかった娘。でもはいからさんをきっかけにまた宝塚ブームがやってきたようで、夜は「宝塚しりとりしよう。まずは…たまきりょう」「う、、宇月颯」「それ誰」「BADDYのクールさんだよ」「じゃあ、て、て…」なんていうかんじでやっています。
六歳にとっては、アニメ原作のものが見やすく、楽しいようです。もうしばらくはいからさんブームが続きそうですが、おうちで楽しみたいと思います。
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