タカラヅカとの出会い。前編。かなめさん&天海さんのこと。
私は田舎で育ったのですが、東京に美しい双子の従姉妹がいまして。
彼女たちに「タカラヅカに入りなさいよ」とよく言われていたのを覚えています。
まあ、見る機会もなく、入団なんてことは全く自分事化せず、ふつうに大学生になり上京し、女子大の寮に住んでいました。
かなめさんとの出会い
ある日、雑誌の中ですごくきれいな人を見つけました。ボーイッシュな笑顔で、足を組んでラフに座っている女性。今でも脳裏に焼き付いています。
何故かすごく気に入って、宝塚の人だと知って、宝塚好きな友達(寮生)に言ったんです。
「涼風真世って人、すごく綺麗だね‥」と。
かなめさんの名前は宝塚を見たことがない私でも知っていました。
そしたらその友達、なんと強烈なかなめさんファンだったんですね‥🤣🤣🤣
「え?!ほんとうに?!わたしCD持ってるから聞いてみて」
と、怒涛のように実録CDを手渡されました。
タイトルは「ベルサイユのばら オスカル編」。
聞きまくる日々
私のいた寮はとても厳しい女子寮で、300人いるのにテレビは2台しかなく、ビデオデッキもなく、四人部屋の自室でテレビを持ち込むことも禁止されていたんです。
なのでCDウォークマンで、そのCDを聞いていました。
それで真っ逆さまに沼に落ちまして。。死ぬほど聞きました。
私は今でもオスカル編のプロローグから最初のあたりまで、そらで歌えるしセリフも言えます。
ごらんなさい、ごらんなさい、ベルサイユのば〜ら〜、から、アンドレの天海さんが登場して、ちょっと声が裏返ったりして、かなめさん登場。すごい声量。カッコ良さ。
タカラヅカファンは星の数ほどいますが、私みたいに音源だけでハマった人も珍しいのではないかと思います。
こんな感じで、私は一切映像を見ないまま、音源だけでベルサイユのばらを繰り返し聞き、「いつかこの映像が見たい。ビデオで見たい」と思っていたのでした。
実は人違いだった
ちなみにCDの表紙?を見て、私が雑誌で見た「涼風真世さん」は別人だと悟りました。私が雑誌で見た人は、もうちょっと目が切れ長で、すらっとした鼻が特徴的でさわやかなかんじ。涼風真世さんはthe美女、というかんじ。違う人です。そう、私が雑誌でみたのは「天海祐希」。何故か名前を覚えられず「涼風真世」と勘違いしていたのでした。
後編に続く