りょうちゃんには幸せになってもらいたい #05
この記事は、自分勝手連載「りょうちゃんには幸せになってもらいたい」の第5回目の記事です。
本日、2021年8月15日に宝塚歌劇団を退団したりょうちゃん(宝塚歌劇団・月組トップスター 珠城りょうさん)に向けて、「りょうちゃんには幸せになってもらいたい」と称して、ぽつりぽつりと書いていきたいと思います。
この記事を見た誰かがりょうちゃんに興味を持ってくれたり、何かの間違いで退団後にりょうちゃん本人が見てくれたら嬉しいなと思いつつ。
前回の記事はこちら
感無量です。茫然自失。まだ感情が整理できない。今日の感想はまだ書けません。
あーあ、りょうちゃんの時代が終わってしまいました。幕が下りて三時間たった今、もしかしてりょうちゃんが残したものはこれだったのではないか?と思うことに行き当たったので慌てて書いています。
月組が、もっと好きになった
結論は一行で終わるのですが、月組がもっと好きになりました。
月組は本当に良い雰囲気になったと思います。
良い雰囲気の組って、みんなが生き生きしていて表情が豊か、見ていてとても楽しいです。すると、素敵な子がたくさん見つかります。
何度も桜嵐記を見たせいもありますが、たくさんの月組生を新たに覚えました。
りょうちゃんがよい雰囲気を作って、私たちが新たに組の魅力を発見する。ものすごいシンプルなことだけれど、これはとても素敵なことだと思います。なかなかできることではないなと。
りょうちゃんが作った月組がもっと好きになりました。
これからも月組を見るのが本当に楽しみです。こんな楽しみを残してくれて、ありがとう。
以下、雑感。
今回特に素敵だなと思ったのは、礼華はるくん。どこにいても目で追ってしまうくらい、魅力をかんじます。これから彼(彼女)を見ていくのが本当に楽しみになりました。
そして、ぐっと大人っぽく洗練された、きよら羽龍ちゃん。ダンスもお芝居も目を引きます。
芝居がうまいなあと驚いた、白河りりちゃん。
今までノーマークだったのに最後の最後でめちゃくちゃ泣かされた、英かおとくん。
目が離せなくなってしまった、春海ゆうくん。
今まで少し苦手なジェンヌさんかなとか思っていたのに、震えるくらい泣かされた、夏月都さん。
ここからは書いて当たり前になりすぎてしまうけれど、心から大好きだと思うようになった、光月るうさん。
毎回毎回見るたびに泣かされる、千海華蘭さん。
新たな魅力と驚きをこれでもかとぶっこんでくる、恐ろしい次期トップ、月城かなとさん。
もうすっかり大御所感と風格すらある、風間柚乃さん。
プロフェッショナル、という言葉が毎回頭に浮かぶ鳳月杏さん。
すごいなあ、かわいいなあ、かっこいいなあ、といろんな感嘆詞で頭の中がいっぱいになる、暁千星さん。
…もうこのあたりは圧巻でした。
タクシーに飛び乗って写真を撮ってきた話
豊洲でライブビューイングを見た後、そうか、行こう、とタクシーに飛び乗って日比谷にいってきました。
出待ちをしている方は一人もおらず、警備員が「出待ちはできませんよ」という趣旨の看板をもって、数人立っておられました。
建物の写真だけ撮ってもよいですか?と聞いて、OKをもらって手短に写真を撮り、とんぼがえりしてきました。建物の中に、まだ皆さんがいると思うとそれだけで胸がいっぱいでした。月組、本当にありがとう。
桜嵐記のポスターはもう外されていました。
りょうちゃんがいなくなったことも寂しいけれど、桜嵐記がもう見れないことが寂しい。とても良い作品でした。ありがとう。