<tableau>パラメータアクション

前回までは、パラメータの適用について解説していました。
<tableau>パラメータの①|yuriemura|note
<tableau>パタメータの活用②|yuriemura|note

今回は、パラメータアクションついて解説していきます。
私のパラメータ学習の集大成として、今回はパラメータアクションを利用するこちらの問題を選択しました。

今回の題材

今回のWOWは、メジャー選手(ALBERT PUJOLS AND MIGUEL CABRERA)の成績を、各metric(指標)で切り替える

という内容です!

1. 今回のWOWのrequirements

2.作成の全体像

今回は、パラメータアクションについてメインで書いていくので細かいtipsはまた別の機会に説明したいと思います!

  1. metricボタンの作成

  2. パラメータの作成 (パラメータ名:select kpi)

  3. クリックすると色を変える判定→シートを全て作ってから、パラメータアクションで設定

  4. ラインチャートの作成 (計算フィールド:metric value)

  5. パラメータアクション(ラインチャートとボタンの紐づけ)


3.①metric

1.ディメンションの作成


今回はmetricを、ディメンションに持っていないため、yearを使ってディメンションを作成します。

2. metric作成の計算フィールド

2.metric boxの作成

metricを列に入れて、行にmin(1)を入れるとboxのようになるので、そこに必要な項目をツールヒントに入れます。

3.metricのboxの作成

ちなみに、ツールヒントに入れる計算式は↓このような感じ。
PUJOLSも同様に作成します。[Player]=’ PUJOLS’として。

4.ツールヒントの計算式

4.パラメータの作成

今回は「Select kpiに、metricを入れると切り替わる」とするため、
データ型のみ文字列を指定して後はパラメータアクションにて設定します。


5.パラメータの作成

5.クリックすると色を変える判定


パタメータで選択したものがmetricと同じだったら、「真」そうでなかったら「偽」という判定式を作り、色に投入します。
これも後ほどパラメータアクションにてボタンと紐づけていきます。


6.色の判定


6.ラインチャートの作成 (計算フィールド:metric value)

パタメータ(selrct kpi)が、各々のmetricだったらそれらを計算するという計算式を書いていきます。

7.metricごとの値の計算

作った計算フィールドを、行に投入します。

8.投入したフィールド

7.パラメータアクション(ラインチャートとボタンの紐づけ)

  • 最後にパラメータアクションで、ボタンを選択すると各々のパラメータに従って、色とラインチャートが変わるようにします。

  • アクションからパラメータの変更を選択します。


8.パラメータアクションの選択

図9のようにパラメータアクションの詳細を設定していきます。

今回はソースシートであるmetricボタンのシート(select metric)を選択すると、そのソースフィールド(今回はmetric)をターゲットパラメータ(セレクトKPI)に渡す
といった感じです。


9.パラメータアクションの詳細設定

すると、metricを選択すると、色が変わり、lineチャートも連動して変化するチャートが作成されます。


10. 完成したシート

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