自己紹介:30年諦めていた夫婦関係が変わったきっかけ
はじめまして。野村祐里江と申します。
私は、パートナーシップの再構築をサポートする専門家として活動しています。
突然ですが、こんなことを感じたことはありませんか?
「どうして私ばかり我慢しなければいけないんだろう」
「私なんて、どうせ何の価値もない」
「この辛さ、誰もわかってくれない…」
結婚して以来、私はそんな思いを抱えながら生きてきました。
夫との心の距離が縮まらない寂しさや孤独を感じながらも、「妻だから」「大人だから」と自分に言い聞かせ、我慢を続ける日々。
それが、30年近くも続いていたのです。
そんな私の人生を大きく変えたのは、ある日突然告げられた「がん」という診断でした。治療が始まり、肉体的にも精神的にも追い詰められる中で、ある考えが頭をよぎったのです。
「私が心の中で繰り返していた“私ばかり…”という言葉を、もしかしたらカラダも私に言いたかったのでは?」
治療による痛みや、眠りに落ちることすらできない苦しさに耐える日々の中で気づきました。
それよりずっと前から、私のカラダは疲れや無理を訴えていたのです。
でも、私はその声を聞こうともしなかった。
「疲れたよ」「もう休みたい」「そんなことしないで」
もしもカラダが言葉を発することができたら、きっとそう言っていたでしょう。それに気づいた時、私は初めてカラダを「一番大切なパートナー」として向き合うことを決意しました。
そして始めたのは、“カラダの声を聴く”ということ。
ですが、それは簡単ではありませんでした。
長年無視され続けたカラダは沈黙を貫き、私の問いかけに何も答えてくれなくなっていたからです。
それでも私は諦めず、少しずつカラダに寄り添う日々を続けました。
無理をしない。心地よいものを選び、自分を満たす。
そうして“カラダ中心の自己中”に生きるようになった時、心にも驚くような変化が起き始めました。
長い間抱えていた「私なんて…」という思いが薄れ、代わりに自分という存在に対する“愛おしさ”が、心の内側からふつふつと湧き上がってきたのです。
その感覚が芽生えた時、夫に対する思いも変わりました。
今まで夫の優しさや愛情を素直に受け取れていなかったことに気づき、心から「夫は私を思ってくれている」と感じられるようになりました。
こうして私は「自分自身」と「カラダ」というパートナーとの関係を再構築し、その結果「夫」との関係も新しく築き直すことができました。
これから、私の経験を綴ったストーリーをnoteにて発信していきます。
心理学や思考のテクニックでは解決できなかった問題が、「カラダを中心に生きる」という新しい視点で変わる可能性を、少しでも多くの方に届けたいと思っています。
自分自身を見つめ直し、カラダと心が調和した時、あなたもきっと大切な人との間に信頼と絆を築き直すことができるようになるはずです。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
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