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俺が歌を歌うのは。

 俺の声を聴きに来てくれてありがとう!!

 初めましての人もいると思うから、改めて軽い自己紹介だけさせてください!!
 最近活動始めて2年経ちました!
 青色のイメージカラーで歌い手活動をしています、ゆーりって言います!よろしくね!!

 今まで活動についての考えとか、気持ちとか。
 そういうものを公の場で話さないようにしてたから、お話するのは今日が初めてですね、緊張してます笑

 さて、今日はざっくり3つのお話と、1つのお願いを聞いて行ってほしいなって思ってます!
 
 内訳はこんな感じ↓↓↓
 
 ・実は超生意気な子供だった話
 ・とある出会いで人生が変わった話
 ・今の俺が活動を続ける理由

 ・最後にみんなにお願いしたいこと
 
 良かったら最後まで付き合ってね!

 ということで、早速ゆーりの幼い頃の話をするんだけど、、ぶっちゃけ「超生意気」でした笑笑
 そのくせプライドが高くて、有り得ないくらい自分に自信しかなくて、本当に嫌な奴だったなって思います笑

 これは親のおかげなんだけど、小学校に入る前から読み書きや簡単な算数は出来たし、小学校に入学してからも、副教材を買ってくれてたおかげで常にテストで100点を連発してまして!!!
 とにかく周りの大人に褒めて貰えたのが嬉しかったのは今でも覚えてる。
 そして、そんな「褒められる環境」にいた俺は最悪な子供になっちゃいました笑
 
 最悪な子供って具体的にどんなのかって言うとね、初対面の人の粗を探して、自分の方が凄いやつだって決めつけて、その人を避けるっていう、、
 口にすると恥ずかしすぎるヤバい奴でした……

 そんな自分だったから、数人の仲の良い人はいたけど、それ以外に友達なんて居なくてさ、当然だけどちょっと嫌われてたみたい笑
 でもいじめられたり、仲間はずれにされないのは俺が勉強が出来たからなんだと思うんだよね。
 先生も周りの大人も、俺の事をよく褒めてくれてたから、敵に回したらめんどいやつって立ち位置だったと思う。

 そのまま中学生になって、その頃には自分が若干嫌われてるのは自覚してたかな。でも、内心俺を嫌うクラスメイトを見下してたと思う。
 そんな超生意気な嫌な男、ゆーりについに天罰が下ります!!!!!!

 中学校のテストって、レベルが数段上がるじゃん?
 当然、100点なんて取れなくなったんだよね。
 それどころか授業についていけないことがあって、数学の問題を解いてる時に先生に指名されてね、クラスメイトみんな注目してるのに、俺はその問題が解けなかったの。
 その時にクスクスみんなが笑ってた時の顔、本当に今でも忘れられないよね笑
 俺の中の何かが崩れ去った瞬間だった。

 ずっと自分には価値があるから、他人は俺に害を加えられないって思って、正直見下したような態度をとってた。
 でもさ、その俺の価値って勉強が出来ることだったじゃん? 崩れちゃったのよ。
 どうなるかって、そりゃもうクラスメイトからフル無視をくらいました(自業自得)

 絶対的な自信も失って、立場もなくなって、孤立しました。
 それ以降は、人の目を過剰に気にして、嫌われないように……嫌われないように……って生きてた。
 学校なんて行きたくなかったし、行っても助けてくれる人はいなくて。
 ただ気を使っては疲れて、その度自分が嫌いになるような学校生活。何回か学校を休んだ日もあったね。

 そんな生き方をしてたら、俺はとあることが出来なくなりました!!
 
 なんだと思う??

 それはね、俺は自分の「好きなもの」を「好き」って言えなくなったんだよね。
 
 他人から求められる自分を、完璧にこなさないと価値がない人間になっちゃうと思ってたから。
 自分の意見や気持ちを伝えたら、その人からはもう要らないって思われちゃうと思ってたから。

 相当苦しかったよ。クラスメイトが俺の好きなバンドの話をしてる時にね、話に混ざろうと近づいたらさ、「ゆーりくんは勉強が好きだから、バンドとか興味無いよね」って。
 そんなことない。勉強なんて本当は嫌いで、俺もそのバンドが好きなんだって、言えたらどんなに良かったんだろうね。
 でも当時の俺は、もう自分の気持ちは言えなかった。

 何度でも言うけど、これは自業自得だから、このクラスメイトが悪いとかはないと思う。
 悪気がある口調でもなかったから。
 むしろ前までは、バンドの話をしてるクラスメイトに対して、そんな話する暇あったら勉強しなよって思ってたんだから。

 これがゆーりの生い立ちです。
 学力が周りより優秀だったこと、そしてその優れた部分を人のために使わずに、人を見下したこと。その罰を受けて独りぼっちになったこと。
 絵に描いたような転落人生だね笑

 でもここで、とある出会いが俺を変えることになります!!!!!!!!!

 クラスメイトに1人、めっちゃ浮いてる奴がいた笑
 当時は今ほどアニメが世間に浸透してなくて、アニメオタクはキモイやつって酷いイメージが根強かったんだよね。
 そんな中でさ、カバンにアニメのグッズめちゃくちゃつけてるオタクが居たんだよ笑
 当然、めちゃくちゃからかわれてたし、缶バッジ踏みつけて割られたり、嫌がらせは受けてた。
 
 でもその子はさ、絶対アニメが好きだって事を曲げなかったんだよね。

 堂々と好きなことを好きって言う。俺が怖くて出来ないことを、嫌やがらせを受けても続けてた。
 そこで、当時完全に拗らせた生意気少年ゆーりはその子に話しかけたんだけど、その言葉がまた黒歴史なんですよ笑

「なんで他人に合わせないの?」って。

 初対面でこんなこと言われたらめっちゃムカつかない? 俺ならムカつくね笑
 でもその子はこう言ったの。

「俺はアニメが好きだから」って。

 めちゃくちゃシンプルだよね。でもそれが俺にはどうしようもなくかっこよく見えた。
 だから仲良くなるまで時間はかからなかったよ。
 俺はアニメなんてアンパンマンとかドラえもんとか、あとはドラゴンボールとか、そのくらいしか知らなかったんだけどね。
 その子から教えてもらった色んなアニメに、もうどハマりしちゃって!笑

 毎日夜遅くまでアニメを見る日常が続いて、学校ではその子とアニメについて語り合ってた。
 その時から、少しだけ学校が楽しくなった。

 そんな時に、学校では合唱コンクールが近づいてました!!
 ここで俺は歌に出会います!

 うちのクラスの課題曲が、なんと俺の好きなバンドの曲になったんだよね!!
 嬉しかったから積極的に練習してたんだけど、その曲の歌詞が刺さりまくったんだ。

 ーー「知らない」という言葉の意味間違えていたんだ。「知らない人」の事いつの間にか嫌いと言っていたよ。

 この歌詞でハッとしたよね。今までの自分がしていたこと。
 知らない人を自分より下に見て、勝手に突っぱねたこと。

 この時点で、この曲は俺にとって深く思い入れのある曲になったんだ。
 そして迎えた合唱コンクールの前日。
 ハプニングが置きました。

 今まで合唱コンクールの練習を仕切っていた、クラスのリーダーが呼吸困難で倒れました。
 クラスのまとまりはなくなったし、合唱部に入ってた彼はエースだったから、みんな大慌てだった。
 何より心苦しかったのは、彼は誰よりも歌うことが大好きだったのに、歌が歌えなくなっちゃったこと。
 それなりに仲良かったからすごく心配だったし、クラスはもう練習どころじゃなかったんだよね。

 そんな時立ち上がったのは、クラスでちょっぴりヤンチャな子。みんなすごく意外そうな顔してた。
 だって、それまでその子は練習も真面目にやらなかったから、乗り気じゃないってみんな思ってた。
 でもそのヤンチャな子がね、リーダーのためにも合唱を成功させたいって言い出したの。
 その一言でクラスは自然とまとまった。それどころか、昨日までバラバラだった歌声が綺麗に重なって、急激にクオリティが上がったんだ。
 俺はただただその状況に心を打たれたよ。
 音楽が、歌が、人を繋いで気持ちをひとつにしてるのをその場で体験したんだから。

 迎えた合唱コンクール当日。クラスリーダーは点滴に繋がった状態で、お医者さん引率の元、見に来てた。
 リハーサルの時にね、彼に歌を届けようってみんなで一致団結してたんだけど、ここでまた嬉しいハプニング。

 指揮者が壇上に上がると、ポケットから紙を取り出したんだよね。誰も何も聞かされてないからキョトンとしてたら、バッて掲げたその紙にはこう書いてあった。
 
「頑張れ、〇組のみんな!!」

 リーダーの筆跡だった。
 みんな号泣してさ、歌どころじゃなくなっちゃって笑
 結局リハーサルが終わるまで、ずっとみんな泣いてた。

 そして本番。
 今度はステージに上がって、学校中が聞いている。客席にはリーダーもこっちを見てる。

 そんな中で、指揮者がまた紙を取り出して。

 おいおい、そんなことしたらみんな歌えなくなるぞって思ってたら、ちょっと面白いことが起きたんだよね笑
 なんとその紙はさっきの紙と違って、こう書いてあった。

「泣くな!!by担任」

 みんな吹き出して、大爆笑だった笑
 それがきっかけでもう一度声がひとつに重なって、泣いちゃって歌えない子もいたけど、あの時の俺たちの歌声は世界で1番綺麗だって錯覚させてくれた。
 優勝はできなかったけど、俺はこの日から歌うことの楽しさに飲み込まれていった。

 そして、きっかけは直ぐに訪れたよ。
 その日もいつも通りアニメを見て、その後YouTubeでそのアニメを検索したら、とある動画が飛び込んできた。
 ボカロ曲の歌ってみた動画を使って、アニメのシーンを繋ぎ合わせた、いわゆるMAD動画だった。
 もう、めちゃくちゃかっこよくて!!
 アニメもだけど、とにかく俺はその時流れてた曲に骨の髄まで震えたのを覚えてる。
 
 その曲が「ロキ」だった。
 
 初めてのボカロ。初めての歌ってみた。

 この瞬間、俺は歌い手に出会って、世界が音を立てて変わっていく感覚に堕ちていった。

 これが歌い手との出会いだね。

 長いこと歌い手との出会いまでを語ったんだけど、まだ読んでくれてる子いるのかな?

 もう少しお話続くから、付き合ってくれたら嬉しいな。

 では続きです!!!

 そんなこんなで歌い手に出会った俺は!!!!
 色々準備に時間をかけて、色んなことを勉強して、ついに2年前の2022年12月2日に、君色に染まるって曲で初投稿を果たしました!!
 これやらかした話なんだけど、タイトルがね?

【初投稿】君色に染まる / 西沢さんP 低温男子の僕が歌ってみた

 なんだけど、低音男子ってとこ、低温男子になってんの!!泣
 めっっっちゃ時間かけて準備して、ようやく歌い手としての華々しいデビューだって思ったら、思いっきり誤字ってるの!笑笑
 これほんと最悪だった笑
 ちなみに今も残ってるよ笑

 その初投稿から2年、トワイライト急行の歌ってみたを投稿して、合計で49本も歌ってみたを投稿してることになりました!!

 2年も活動続けられるって、普通にすごい事だしさ、今ではフォロワーさんが9000人!!!!!
 もう、びっくりだよ俺は……
 実はまだ全然現実味が無いんだ。こんなに多くの人に応援してもらえるって、絶対当たり前じゃないじゃん。時々、寝て覚めたら今までのが夢でしたってなるんじゃないかって思う時があるくらい笑

 本当に、みんなありがとう。
 でもね、そんなみんなにずっと、今までなんで俺が活動をするのか、なんで歌を歌うのかを言ってないよね。
 それって、多分昔のトラウマに足を引っ張られたっていうのもあると思うんだけど、本気で応援してくれるみんなに失礼だよねって思ったんだ。

 だから、長くなっちゃったけど、俺の気持ちを聞いてほしい。

 俺にとって、自分が有名になることは布教活動みたいなものなんだよね。
 間違いなく俺を変えたのは小さなきっかけと音楽で、それからもずっと音楽に支えられて、音楽の感動を俺は誰よりも知ってる自信がある。

 だからさ、知って欲しくなったんだ。

 俺は、俺が大好きな音楽を、歌を、歌ってみたっていう文化を、この界隈にとどまらずにもっともっといろんな人に伝えたい!!!

 今この瞬間に、世界のどこかで独りぼっちで泣いてる子がいるかもしれない。その子が音楽を知らないなら、俺が教えてあげたい!!
 こんなに楽しい世界があるんだよって、こんなに素敵な世界が無限に広がってるんだよって。
 だから、誰よりも音楽の楽しさを、美しさを、自由を知ってる俺が、俺の歌声でみんなに知って欲しい!

 俺が大好きな歌を君にも大好きになって欲しい。

 だから俺は歌ってます。活動を続けてます。

 綺麗事って思う人絶対いると思う。けど別に良い。
 誰がなんと言おうと、俺はこの綺麗事に命掛けてる。本気だよ。

 だから見ててね、俺が世界中に音楽の楽しさを布教するところ。

 そして最後に、ここまで読んでくれてありがとう。
 君にお願いがあります。

 俺を推してくれ、とは言わない。

 もし今君に推しがいるなら、その人を全力で応援してあげて欲しい。そしていろんな人に布教してあげて欲しい。
 その人が奏でる歌声を、受け取ってあげて欲しい。

 活動者さんは、もっとたくさんその素敵な音楽を届けて欲しい。
 リスナーさんは、もっとたくさん無数に広がる音楽の世界を楽しんで欲しい。

 お前何様だよって感じだよね笑

 書いてておこがましいやつだなって思ってる笑

 でもね、もしたった1人にでもこの俺の願いが届くなら、俺が生きる理由はそれなんです。

 ここまで読んでくれてありがとう。

 これからも時々、こうやって俺の気持ちを文章にして投稿するね!!

 君の音楽に、もっとたくさんの彩りがありますように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


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