私が古着転売に出会うまで ③理想の商材
こんにちは、在宅古着屋さんのユリです。
今回は、私が『古着』という商材に感じた魅力について書きます。
会社員時代の副業「輸入販売」が大当たりして希望を持って会社を辞め、起業した私。
世の中そううまくいくわけはなく、数年で事業は傾き、借金だけが残りました。
親からお金を借り、家計から借金を払う日々。
自業自得とはいえ、本当につらかったです。
そんな中、私は前の事業で売れ残った在庫をフリマアプリで売って、細々と稼ぎ、借金返済の足しにしていました。
1年ほどフリマアプリ販売を続けると、前の事業の在庫はさすがに少なくなり、フリマアプリで販売する商品がなくなってきました。
次は何を売ろうかな・・・。
私は、フリマアプリで売るための次の商材を考え始めました。
商材は、前の事業で得た教訓から、以下の条件に合ったものを探すことにしました。
①国内で安定して仕入れができるもの
②利益率が高いもの
しかし、そんなうまい商材がそんなに転がっているわけがありません。
でも、私には心当たりがありました。
ひとつは、ある講演会で聞いたお話です。
関東の方で大きな家電販売店を営んでいた元社長が、ヤマダ電機やヨドバシカメラの出現で窮地に立たされ、倒産の危機。
一時は一家で夜逃げまで考えたほどだったのを、息子さんと一緒にリサイクルチェーンに業態変更して会社を立て直し、現在は、息子さんが社長になり、順調に業績を伸ばしている、というお話。
このお話から、『中古品』を取り扱うのはいいな、と思っていました。
幸い、古物の免許は持っています。
輸入家電を取り扱っていた前の事業の流れで、まずは、中古家電の国内仕入と販売を検討しました。
しかし、中古家電は、知識もいるし、なにより、安定した仕入先を見つけることができませんでした。
また仕入れには多額の現金が必要なようです。
その頃、借金返済のため、私には現金がほとんどなかったため断念。
もっと小資本で始められて、取扱い易い商材はないものか・・。
そんなとき見つけたのが、子供服をヤフオクで販売する副業を始め、1年で独立起業した社長のブログです。
その社長は、まずは30万円分のこども服の古着を仕入れ、ヤフオクに出品、どんどん販売していって、ネットショップを開き、現在も安定して売上を伸ばしている、という内容でした。
私は『そっか、中古服という手もあるよね』と思い、中古服=古着の販売について調べはじめました。
そして出会ったのが、師匠しーなさんのブログです。
しーなさんのブログには、たくさんの有益な情報が掲載されていました。
ブログを読み進めて、古着は自分の理想にぴったりの商材だと思いました!
まず、①国内で簡単に仕入ができるという条件ですが、しーなさんのブログによると、古着は、近所のリサイクルショップから仕入れるということです。
リサイクルショップは、いたるところにありますので、仕入に困ることはないはずです。
次に、②の利益率についても、1000円弱でリサイクルショップで仕入れた商品が、5000〜6000円で売れる、という記事がありました。
利益率80%以上!
古着は、条件①仕入、条件②利益率もクリアした理想的な商材だと思いました!
私はしーなさんのブログをそこそこ読んで、近所のセカンドストリートに行きました。
そして、自分が古着販売をするには、致命的な弱点があることに気が付いたのです。
(つづく)
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