「特別支援学校教諭免許状」取得者の活用について思うこと
特別支援教育支援員
と言う立場をご存知でしょうか?
私の解釈としては、
学校の学習を遂行するに当たって、当該生徒の学習環境を整える人
だと思っています。
だから、学習の提供者でも、指導者でもないと言うこと。
担任または教科教諭のもとで、「知りたい、わかりたい」をキャッチする人
重度知的・心身障害だったら、
担任または教科教諭のもとで、当該生徒と周りの生徒の安全を確保し、過ごせること
です。
と言うことは、担任・教科教諭の判断を仰ぐ人が支援員なわけです。
だから、担任・教科教諭の判断を飛び越えてはいけないんです。
学校にいる支援員の皆さん、特に教員免許をお持ちの先生方は、もどかしい事がいっぱいあります。
本題はこちらから。
近年、特別支援学校じゃない現場で「特別支援」がかなり必要なスキルの一つになりました。
ただただ増えた、って言う数字だけじゃなくて、
子供を幅広くフォローしたいと言う積極的な意識かと思うのです。
だからユニバーサルデザインの授業とか
SSTとか増えているって思うんですが、さて問題です。
「特別支援学校教諭免許状」
って、どこで効力を発揮するのでしょうか?
特別支援学校ですね、もちろん。
特別支援学校での特別支援のあり方も大きく変わってきていてもちろん改革が起こっていますが、
普通学校でも(すみません、こう表現します)
てか普通学校が!
今一番必要だ!って声がどこにいっても聞こえる。
でも、難しいんですよ。
特別支援をするの。
特別支援教育支援員が一番感じるはず。
その壁。
なんで特別支援教育がスムーズに行われないのか?
それはですね・・・・・・・・
わかりきっていると思うんですが、
大人が「特別支援教育が必要だと感じていないから」
です。
突っ込んで言うと
「特別支援は、特別支援学校もしくは特別支援学級でやればいい」
と思っている人がいるから進まないんです。
思考に対して批判はできませんが、
生徒を能力で分けることって、、、、幸せですか?
あ、達成度別に分ける、はもちろんありですよ!わかるまでやりたいですもんね!
普通学校でも特別支援は必要
でも、特別支援学校教諭免許状取得者のスキル(個々の先生方のスキルではなくて、方法論を持ち込みやすい、と言う点で)が生きるのが特別支援学校だけならば
その間の特別支援、どうする?
そうですよ、これに全国の先生方が困っていますよ。
教科も進めたい、専門性落とさずに。
学級経営も。
だからいるんですよ
特別支援教育支援員。
だから、特別支援教育支援員のスキルや研修はもっとあっていいし、もっと一緒にタッグ組んでいいし、
それなりの給料がなきゃいけない。
もしくは、
特別支援免許を持つ先生とタッグを組みませんか?
もっと。
いや、持っていてももどかしさがいっぱいあるはずです。
カリキュラムと学級経営に追っかけられて。
発揮する前に1年が終わってしまう。
学校の先生はいっぱい頑張っています!
だからこそ言いたい!
どこの学校でも どの先生でも どの子供でも
専門性の高い教科教育❌特別支援教育
実現しませんか?
どうしたらそれが実現しますか?
語りましょう!
そして行動に移したい!