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DOHaD・歯科・妊婦歯科健診

『人生の最初の 1000 日: 歯科に対する DOHaDの視点』

“The first thousand days of life: a DOHaD perspective to dentistry”

https://www.edufma.ufma.br/index.php/produto/the-first-thousand-days-of-life-electronic-resource-a-dohad-perspective-to-dentistry/

こちらは2024年に出てる電子書籍。

フリーでPDFがダウンロード出来ます。
※ポルトガル語です。

これからどんどんこういうレポートが出てくるはずです。

ヒトの最初の1000日が、その後の生活習慣病のリスクを決めます。

その1000日は受精した日が1日目。

その1000日をどうスタートさせてあげるか、その前の少なくとも365日前から準備をはじめて欲しい。

父親になる男性も無関係ではありません。

POHaD(Paternal Origins of Health and Disease)

これは父親側の因子についてです。

夫婦で「マイナス2歳からの予防歯科」に取り組んで欲しい。

そのためには、まずは医療従事者がDOHaDを知る必要があります。

そこから患者さんに合わせて伝えて行く必要があります。
これがパーソナライズドニュートリション。

人体発生学に栄養は深く関わりますし、代謝の基礎は胎児期に形成されます。

母体に高血糖が起こった際、ブドウ糖は胎児にそのまま渡されますが、母体のインスリンは胎児に届けられません。
これは医療従事者でも産科に関わってないと知らない方が多いかも。

赤ちゃんは母体に起こった高血糖を受け、それを自分のまだ未熟な膵臓で処理をしないといけないのです。

低出生体重児の原因は何なのか。
何に気を付けたらいいのか。

この辺りは栄養療法的にもエビデンスはたくさんあります。

妊婦歯科健診でお伝え出来ることがたくさんありますね。

✨🏥🦷日本の歯科に予防のための栄養療法を🦷🏥✨

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