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【6日目の明け方】夜明け前のベッドから
真っ直ぐ届く太陽の光に耐えながら、日向での忙しい毎日が続いている。ポルトガルでのお祭りはまだ続いている。
慣れない環境に疲れも出てくる頃。私はお日様の光にやられて石段の影で小さくなっていた。
向かいの真っ白な塀から生えるしぶとそうな雑草の花を見つめながら、こんな風に強く生きたいなあと考える。
そのまま雑草を見つめ続けて時間が過ぎていく。少しずつ元気が出てきた。
たまには、無理せず、みんなと一緒に盛り上がれなくても、うじうじしながら小さく体育座りで蹲っても、オッケー!隙間を見つけてこうしてぼんやり元気をチャージするのだ。
ふぅっと大きな一息を着いて、また旅を続ける。タフなコツは適当であることだ。