大事な一勝を掴んだよって話
推しのオデコに傷をつけたやつはだーれーだー👹肘を振り回すのはビッグマンとして邪道。いいですね、ここはテストに出ます。リーガルにやれリーガルに。あんなことでね、マイヒーローが怯むわけないんですよね。
あのかわいいつやぴかおでこに傷が…!
まあ子供もインサイドだったので肘とかいろんなところに入ったので、べつに?ぜんぜん?慣れっこだけど???あ???
岩手ビッグブルズとは2勝2敗でした。
91-67○
83-89●
69-75●
88-75○
だったので、まあ、得失点差ではなんとかなりました。総得点が3戦目以外は悪くないのも功を奏しましたね。
今日は後ろのふたつの試合について。3戦目は今シーズンの中ではかなりよくない試合のうちに入りますが、4戦目は今シーズンのベストゲームのうちのひとつだと思っています。岩手さんは得点力が申し分ないので、失点をこれ以上抑えることはなかなか難しいです。
だからこそ価値がある!しかも大事な勝ち方をしました。もちろん慢心はしないでほしいんですが、嬉しいときには喜ぶものです。
だってほらファンなので、一勝を10日ぐらい噛み締めて生きないと生きていけないわけですよ。
ああオデコ、その場で裏で縫ったんだろうなあ…
カムバックに必要な要素とはなんだったのか
まあ勝手に書きます。75失点は悪くないと既に書きました。インサイドとアウトサイド両方にバランスよくストロングポイントを作れる岩手の攻撃はなかなか厄介です。
加えて、岩手はCとPF中心に外国籍選手と留学枠を4人揃えてきています。静岡はC・PF・SF・PGの4枚。現代バスケはポジションレスとはいえ、ガドソンとマイクになかなかセンターへのディフェンスは厳しいです。もちろん一生懸命やってくれているわけですが。
しかも、静岡はアウトサイドはさほど得意としていません。ガンガン打つのはガドソンとマイク。現状、日本人選手はどちらかというと活かす働きやディフェンスが求められています。だからそこ外にいたらずっとルークとムッサで頑張るようやん。
さてそこそこ不利なんじゃないの?という中でうまく修正ができました。
☑︎初日はやられまくったオリビエのところのケア
☑︎変わらずドジャーバンバエリックは抑え続ける
☑︎アウトサイドに振ってくるだろうから爆当たりを阻止する
☑︎悪い流れを阻止するための管理をする
なかなかハードなゲームプランですが、遂行できたことは全員の力と、あともうひとつ、誰かが蘇ったからだと思います。
誰だかは書き記しておきたいので、ひとことのスタイルに戻しました。とある事情で控えてたんですが、本来そのつもりで続けてるんだもん。
あ、最後の☑︎は最後に信頼度の話で書こうと思います。
#0 大澤歩
苦しい3戦目、ほんとうに大変だった、と思います。ぎりぎりまでファウルを使って失点を留めたこと、コントロールに配慮したこと、得点を狙ったこと、得失点差や、次の一勝に大きく繋がったと思います。2戦目はベンチワークがすばらしかった。ベンチだけしか声は出せないんです。よろしくお願いします。ありがとうございます。
#1 大石慎之介
さいたま戦から、あまりよかったとは言えないと書いてくださっていて、書きにくいだろうに、それでも前に進む覚悟を感じます。天候に恵まれず、スリッピーな中でもタフなフィジカルでチームをずっと引っ張ってくれていること、判断の速さ、エントリーの良さ、パススピード、マークの切り方、とっても好きです。そういうプレーのひとつひとつの精度の高さを見られることが嬉しいです。
#3 エヴァンスルーク
額を切った時、必ず戻ってきてくれると信じていました。毎試合、全てをやりきるんだ、という強い気持ちを感じます。
65点目、何度も見直しました。オンコートもベンチも皆、コーチも含めガッツポーズをしています。ハードワークの果て、キツい試合のその向こうに、そういう魂が震えるようなプレーができるのがルークだと思います。これからも続けて。続けられます。
オデコ、だいじょうぶ?腫れないといいね。
#8 マイケル・オジョ
今年のマーチマッドネス、UCLAはアツかったですね。モチベーションをかき立てられたことでしょう。
さてあのミドルはだいぶ研究されて、打たされてると思うんですよね。速いプッシュは魅力的ですが、ミドルが決まらなかったあとに一瞬タメがあります。センターに走られすぎです。もったいないのです。
調子の良かったスリーに切り替えたのは、そういう風にボールを回してくれたチームメイトに感謝ですね。
#12 福田陽平
よく走りましたね。ファイトオーバーって本当にしんどいお仕事だなって思います。ハーフタイツ調子いいですか?足も身体も大切にしてほしいです。
コートでもベンチでも声がよく出て、がんばりやで、シュートがきれいで、ピックに当たっても諦めないところ、もっと実りますように。相手の嫌がることがたくさんできるといいですね。
#13 東祐太
おかえりなさい!私はスターターにいるのは東祐太だと思っています。カットやダイブができること、それがあるから相手が警戒すること、少ないチャンスですが果敢にチャレンジして欲しいと思います。
リバウンドを狙うところ、シュート後のケアでひとつ仕事をしてからすぐ切り替えて戻れること、このチームではあなたにしかできないブルーワークです。青木の相手は大変でしたね。次同じタイプに会ってももう怖くない、と思います。
足は大丈夫ですか。素足は私的には好みですが、コンプレッションタイツ、いいと思うんだけどなあ…
#23 ノヴァー・ガドソン
おやすみしてリフレッシュできましたでしょうか。ご自身をアサシンだと称しているのを拝見しました。その通りだと思います。
アサシンは無理な状況ではトドメを刺しません。だって暗殺者ですものね。援護射撃をする仲間はほらそこにいます。そうでこそ、ボールドアサシンの迫力は増すんだと思います。
#25 ムッサ・ダマ
ドジャーに外に釣り出されて、なかなかフラストレーションの溜まる試合でしたか。イリーガルな手がかぶさってくるタイプはよくあります。あなたは手が大きくて長いので、シュートモーションの高い位置からフリーのダンクくらいの勢いでぶち込んでファウルもらって帰ってきましょう、できるもの。
フリースローもうまくなって、辛抱強く最終Qにディフェンスについていて、ああ若いあなたはとっても進化しているのだな、と思います。シーズン通して走り続けることが要求されますが、ケアをしてまた元気な姿を見せてください。
#41 加納誠也
ルークのいない時間、お任せしたいです。いや勝手なんですけどね、インタビューでも仰っていたように、どうにかこうにか抑えているのでイニシアチブを取って欲しいし、プレースタイル的に外国籍がとっても嫌がることができるのはこのチームで加納誠也です。それにはウイングやコーナーで思い切りのいいシュートを放ってくれることが必要不可欠だと思っています。
コート外の貢献はもう充分すぎるほど感じています。ただ、やっぱり子供ってプレーする人を見て希望をもらえると思うんです。
それがたとえディフェンスだとしても、まっすぐで懸命な姿が素敵なんだと思います。子供ってよく見ているから。
#81 石川尚樹
石川尚樹が戻ってきましたね。正直、この何戦か、なんだか少しイライラして、迷って彷徨っているのを観るのはつらかったです。ただ、ここを乗り越える力のある人なのは分かっていました。ほら私、見る目だけはあるから!
さておき、大石慎之介はいい意味でかなりヤバいプレーヤーですが、あなたは石川尚樹なので、全く同じことができない代わりに、石川尚樹にしかできないコートの支配の仕方ができると思っています。それはBリーグの中のPG自体の中でも稀有なタイプだ、と私は感じています。
うちにはブラックホールが2つあります。ブラックホールは星を生み出しはするのですが、何もかもを吸い込む存在でもあります。
手の上で転がせるのは石川尚樹だけです。
あ、レイアップは指先までしっかりと入れてきて。やっぱマイクは置き方がうまいもんね。
#92 村越圭佑
3戦目にオリビエに与えたファウルの話を書こうと思います。あの時間帯はルークがいましたが、ドジャーについていました。ガドソンがほぼかわされ、ヘルプに入ったのがあなたですが、トラベリングの前に鳴ったのはシュートファウルでしたね。
オリビエはあの体躯をこちらに預けて重さでなんとかするタイプです。かなりジャッジとは話をしたようですが、吹かれるという事実から考えて、相手が変わるより自分が変わった方が後に生きます。ヘルプの判断速度でスライドの足が遅れたのが手のファウルに繋がっている、と私は思います。
レーンでのスクリーンも技術のいる行為です。サイドラインきわきわにいるときは必要がないですね。
優勝にはあなたの躍進が必要です。「来年」はあなたにあっても皆には保証されていないのです。大きな成果は、コートの上での些細なことに宿ります。
信頼度の考え方の話
偉そうに毎回書きますが、今日はまだまだ書きます。コーチに信頼されないと試合には出られないわけですが、では信頼とは一体なんなのか。
ベルテックスは悪い時間帯から復帰するのに時間がかかります。スタートが良くて、悪い時間帯になり、取り戻してタイにするものの、それに力を使ってしまい向こうのギアが上がった時に突き放される。負けのパターンはそれです。得点分布はあまり関係なく。
では悪い時間帯を極力減らして最後に力を残す。悪い時間帯はせめて互角にまではしたいのですが、現状なかなかルークがアウトするとそれが保ちません。かといって長時間出すと彼のパフォーマンスが落ちます。
なので、現状は悪い時間帯を短くするしかないです。それによって(レーティングを見れば分かります)出る時間が減る人は出てきます。優勝のためには捨てられない問題です。
信頼があればコートに立てるんですが、ミュラーHCは比較的わかりやすいタイプだと思うんです。ただ、とっても日本的ではない。つまり、ベンチワークだとか人柄がいいとか雰囲気がとか、そういうコートの上の結果には直接現れないところで度合いを測ってはいなさそうだ、ということです。
与えられた役割にどれだけ忠実に、オフェンスディフェンス両面で、かつアクセントをつけて成果が出せるか。少ないプレータイムだとしても判断されていて、2度失敗しても3度目はない。ドライですが、正直な感性だと私は感じています。
どんな契約でも自身のバスケットでプレータイムを掴んで欲しい、そう思います。
次は金沢遠征です。遠方になる七尾は少し暗めの光量だったはず。わかりやすく富岡とマレーがとにかく点を取ってくるチームです。彼らは小柄なので、速さとフィジカルで負けてはいられません。たくさん食べて元気で行くのよ!そして無事に勝って帰ってきてね。
2021.04.