夢が叶うかどうか、叶えるかどうか問題
夢が叶うかどうかは運と努力次第。
たしかに。
基礎学力=記憶力のこの国では、長いこと、がまんできるかどうか、つまりじっと座って覚えられるかどうかが重視され、スポーツも理論より根性論で、とにかく休みなくやり続けることで、道が拓けるというイメージがあります。
活躍するサッカー選手やテレビでよく見るクイズ王は、人より努力してきた人なんだろうな、と思います。
同時に、すごく能力があるのに、認められる人と忘れさられる人がいて、その差は運がいいかどうかのように見えます。
それを信じている人は多いようで、成功者の「運を味方にする!」とか「強運を呼ぶ!」みたいなちょっとあやしげなセミナーに人が集まったり、本が売れたりするのだと思います。
他にも、イメージは実現する、具体的なプランやストラテジーを可視化する、なんてこともよく言われます。
スポーツ選手などがイメージマップや夢ノートを書いて成功しているということもあり、これも支持されているようです。
それでも、やっぱりみんながみんな、夢を叶えられるわけではないと思います。
経済的、物理的、身体的、時間的な理由から諦めざるを得ないことだってあると思います。
夢は叶わなきゃダメなの?
夢って叶うかどうかはわからないし、叶わないからこそ尊いとも思っています。
また、それを妄想することで楽しんでいたりします。
むしろ、叶わないことを楽しんでいるのかもしれません。
夢を諦めたということを懐かしいキラキラした過去のひとコマのように思い出して味わったりします。
つまり、夢の扱いかたの問題かなぁと思います。
現実ばかり見ていると、絶対に夢を叶えなければ!と追い詰められたりしそうです…
それに、夢が叶ってしまったあと、また次の夢を追いかけなければならなくて、なんだか忙しくて、苦しい人生だなと思ってしまいます。
夢は叶えるものではなく、見るものと言った人もいますが、夢は見ているうちが幸せなのかもしれません。
今あることに感謝して
あくまで個人の見解です。