亡父からのメッセージ?

突然の豪雨があったり、にわか雨やはっきりしない曇りの日が多いこの頃です。そんな中、パリッと晴れた日があるといつもに増して、気持ちの良い爽快感を感じるものです。まさに「五月晴れ」の清々しさを感じます。(一説では、陰暦の5月の晴天日を五月晴れと言うらしいです)


少し前に、実家に帰省しました。
さて、先日ちょっと不思議な事がありました。特に用事があったわけではなく、何となく母親の顔でも見に行こうかなと思っていたところ、夫から「丁度オレも友達に会う為に行こうと思っていたんだ」ということで、甲府方面に回って観光しながら実家に帰ったのです。
母親は今年86歳になりますが、変わらず元気でいつのように熱量全開でのおしゃべりで、そのマシンガントークに圧倒されたり、この人は永遠に元気でいるんじゃないかと改めて思ったり、、、。
その話の中で「この前お父さんが夢に出て、おまえに話があるって言ってすっと消えたんだよね。何が言いたかったのか気になって、、、」って言っていたので、私達は何だろうね~ なんて賑やかに、20年前に亡くなった父親の話しをしたのです。
それから2週間位経ったある日、何気なく片付けを始めて書類等を処分しようと中身を確認していたら、昔の手紙がいくつかあって、その中に父親からの手紙を見つけました。

ワープロが出始めた頃で、ワープロを練習しているんだよって、私の家族宛の手紙でした。読んでみたらその中に「お母さんにも苦労かけたから、ゆっくり旅行に出かけよう思ってるんだよっていう一文があったのです。
私には、衝撃の一文でした。内弁慶で、お山の大将で、怒ったり暴言を吐いたり、母親にも43年間ただの一度もありがとうや感謝の言葉は言った事なくあの世に行ってしまった父親です。私はそんな父親が嫌で嫌でなるべく遠くに嫁に行きたいと思っていました。
その手紙を母親に「あんなガンコおやじだったのに、本当はお母さんの事感謝していたんだね」と文と共に送りました。
母親はとても喜んで、あの夢はこの事だったんだねと、何度も何度も読み返したそうです。なるほど、そうかもしれないと思ったら、父親からのサインかあ~不思議な事もあるもんだ~ と。

人は「思いは通じる」と思っていても、やはり言葉に出さないと分からない事があると私は考えます。
昔気質のオヤジさんたちも、照れていないで「ありがとう」の一言をぜひ言ってみましょう

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