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足りないところにフォーカスしないで

完璧な円を見ても何も思わないのに、わずかに欠けている円を見ると
「何故線が少し欠けているんだろう、何だか気持ち悪い、書き足して完璧な円にしたらどうだろうか、、。など、何故か気になります。
人間の「完璧が美しい」と感じる心理なのでしょうか

円を人間に例えると、やはり同じような事が言えると思います。
他人や子供に対しても、足りないところ、欠けているところに目がいきやすいのです。

神様や仙人や宇宙人ではなく、人間なのだから完璧なはずはありません。
長所もあれば短所もあり、得意な事もあれば不得意な事もあります。

こんな誰でも分かっているはずの事なのに、足りないところ(自分の主観で足りないと思っている事もあります)にフォーカスして、指摘をしてしまうのは、得策ではありません。

私もいろいろと思い返してみると、出来た事は当たり前に思い、僅かに出来なかった事に意識が集中していた場面が、沢山あったなあと反省しています。

仕事の場でも、自分が逆の立場で「完璧にこなした」時は当たり前だとスルーされ、「ちょっとしたミス」でも、何度も同じ注意を受けると、面白くないと思ってしまいます。その場での気持ちの乗らない「すみませんでした」を言ったところで、もやもや感は残ります。

子供に対しても、親から見て不完全だと思われても、まずは「出来たこと、頑張ったこと」にフォーカスして、褒めてあげましょう。
最初から出来なかったことフォーカスして、指摘や注意ばかりすると、子供はますます、やる気を失います。

もちろん、まだ未熟なために出来ない事に対しては、世の中のルール、生きる上で必要な知恵や知識は教えていかなければなりませんが。


足りないところにフォーカスしない為に、常に意識して相手の良いところを見るようにして、自分については逆に「自分に足りないところ」を指摘されたら素直に、受け止め考えてみるようにしたいと考えます。

煩悩にまみれている人間ですが、誰にも味があります。味のある人生を歩んでいるのです。

これからの人生を、より良く自分らしく生きて行きたいと思います。


今日も皆さんにとって素晴らしい日でありますように (^^)/




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