生前整理について

朝起きたら雪が降ってました。天気予報で日曜日は雪となってましたが本当でした。私の住んでいる辺りは10㎝ほど積もりました。

新型コロナウイルスで外出自粛要請が出て外出は控えなくてはならず、本当にこの先どうなってしまうのか、分からないだけに、不安感は自然と増してきますね。

桜と雪


こんな時に、終活の話どころではないかもしれませんが、少しづつ綴っていきます。


さて、生前贈与とか、生前整理とかって聞いた事ある方もいる思いますが、生前贈与とは生前に「贈与」することです。住まいや土地など不動産、預貯金など動産についてさまざまなものがあります。税金の問題やメリット、デメリットなど、色々なケースがありますので一概におすすめです!とはなりません。

が、実際私の母が行った「生前整理」についてお話します。


以前は、娘たちは(私たち姉妹)は仲が良いから、話し合って上手くやってくれるでしょう。任せるからね~ と言っていて時に何も考えていなかったようです。

ただ、自分が召された後は、あなた達に任せるから、、と言いながらも、お葬式はこんな感じで、、お願いね  とか
お墓は、時々は参ってきれいにしてほしい、、お墓が荒れているとご近所に恥ずかしいし、とか
法事は17回忌まではやってほしい、、 家も、時々は手を入れてきれいにしてほしい、、 近所付き合いも、ある程度は続けて、、土地も上手く分けてね (田舎の小っちゃい土地ですわ (*_*; )

注文が、めちゃくちゃ多いわ。誰がやるのよ~となります。任せるわというのはそんな注文も任せるから、仲良く考えながらやってね。ってことらしいです。


それは、無理だわ~。住んでいる所も、家族構成や状態も、何もかも違うのだから姉妹みんなが協力して揉めないで明るくやりましょうって、なかなか難しいです。

そこで私は提案しました。今とても元気で結構しっかりしているから、今できることしてほしいと。少なくとも母名義の不動産は整理しておけば、私達はとても助かります。

ならばと母は考えて、私が元気なうちに、全部整理しましょ
となりました。


この思いに至るまで、まあまあ色々とありました。
父が小さいながらも事業主として懸命に働いて築いてきたものを、維持できずに整理してしまうのは、「あの世のお父さんに申し訳ない」といった思いに固執してました。私は今では父に感謝はしつつも、そこまで考えることは無いと考えていたので、やはり長年連れ添ってきた母とは思いが違うんだと改めて思いました。
母だってどんなに罵倒されて、ただの一度も母に対して感謝の気持ちを表してもらったことが無いのに何故だろうと不思議にさえ思いました。

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