エンディングノート番外編<遺言書が重要なわけ>

今日も朝から晴天でございます。もうすぐクリスマスですが、チキンを食べたら、ケーキまでおなかに入らない今日この頃です。💦

クリスマスケーキ


さて、エンディングノートの番外編として遺言書がとても重要なわけを考えてみようのコーナーです。

遺言書って、資産がいっぱいある人達が書くものでしょって、思っていませんか。さすがに最近は遺言書の必要性が叫ばれているので、昔ほどどこかの世界の話しだわなんて思っている人は少ないとは思います。

ですが、実際に遺言書を書いている人はまだまだ少ないのではと感じています。

元気おばさん

遺言書を書かない理由として、

◆ウチの子供たちは仲が良いから、揉めないだろう。

子供たちが皆豊かに問題なく暮らしていれば、揉めないかもしれません。が、状況はどのように変化するかわかりません。家庭をもって、子供の受験などでお金が必要になっているかもしれませんし、仕事がうまくいかなくて収入が減っているかもしれません。相続時、相続人の状況は本当にわからないのです。実際に、遺産分割の争いになった産総額が5000万円以下の場合が最も多いというデータもあります。以外に少額の方が揉めやすいのです。

◆まだまだ元気だから、そんな気になれない、まだ必要ではないだろう

元気なうちに書くものです。高齢になって認知症が進んでしまっては遺言書を書いたり、気持ちを伝えたりすることは困難になってしまいます。まだまだ元気と思っている時に書いてください。

◆ウチはそんな資産は無いから

資産が沢山ある場合の方が逆に揉めるケースは少ないそうです。なので、相続財産が不動産(戸建ての家)の占める割合が多い場合などは、遺産分割がなかなか困難だと想像できると思います。

◆特に遺言が必要な場合の一例に、夫婦に子供がいない場合があります。

夫が亡くなり夫の親も子供もいない場合、相続人は妻と夫の兄弟姉妹(兄弟姉妹が亡くなっている場合は甥や姪)になります。妻にしてみれば夫の兄弟姉妹と遺産分割協議をしなくてはならないなんて、大変な事です。そこで遺言で妻に全て相続する旨の記載があれば、兄弟姉妹に遺留分が無いため、無用な作業も争いもないのです。

この機会に是非、遺言書を書いてみましょう。


メモとノート


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