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聴くということ。

わたしは話すことより聴くことを大切にしています。
「沈黙」でも 良いのです。
「あなたの話を聞かせてください」という姿勢がこの仕事で大切なことだと思っています。

教えることのほうが簡単です。
聴くということは、その心の声が発せられるのを待つので、
忍耐が必要だからです。

先日生徒から、
「なぜ僕なんかに、こんなに関わってくれるんですか?」と、
笑いながら聞いてきました。
わたしは「あなたの味方だから。」と伝えました。

そんな生徒も2年間引きこもりでした。
最初の1年間は何も語らず、
その後の1年間はたくさんのことを語り、
今では英会話教室へ通えるほど心が元気になりました。

味方がいることを知ると人は生きやすくなるのです。

「僕なんか」ではなく「あなただから」わたしは一緒にいるのです。
少し関わるといいところが見えてきます。

「傾聴」という言葉があります。
心を傾けて話を聴くと、相手を理解することにつながります。

もちろん最初から話してはくれません。
ゆっくり時間をかけて
「信頼関係」をつくっていくことが大切です。
自分が相手を想う気持ちは必ず伝わります。
「あなたの話を聞かせてください」
心を傾けるのは聞く方だけではないのかもしれませんね。

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