船旅で世界一周したお話①
こんにちは、東欧ジョージアに住んでいるシュラスコです🍖(2023年9月現在)
自己紹介記事で書いた世界一周したお話について前半・後半に分けて書いていきたいと思います!
自己紹介記事はこちら👇
ピースボートについて
はじめにどうやって世界一周したのか、それはピースボートという船旅で世界一周をしました。
ピースボート:国際交流を目的とした船旅のコーディネートを主な活動とする非政府組織(NGO)
ピースボートって言うと、「あー!あの居酒屋に貼ってるポスターのやつ?」って8割方言われます。
はい、あのピースボートです。
実際に自分もそのポスターを初めて見たのは、おそらく自分が小学3年のころ。
地元の八百屋さんのレジ横にモアイ像と99万円と書いたポスターがあり、とても印象的だったので、記憶に残っていました。
まさか、あのポスターに書いてあったものを自分が体験するとは、その時はもちろん想像していなかったでしょう。
そして、このポスター、実は自分も貼っていました。
なんで貼っていたかと言うとタダで乗船したかったから。
ピースボートに乗船する人には、ボランティア割引という制度があり、ピースボートのボランティア活動をお手伝いすると、お手伝いした分だけ船賃が割引になります。(いわゆる広告宣伝活動ですね。)
ボランティア割引は、最大全額まで可能。
世界一周が実質0円、タダで乗れちゃいます。
タダで世界一周できるなら誰でもボランティア活動はやりたくなるはず。
自分もタダで乗りたい!と思った中の1人です。
ただ、全額の割引を貯めるには時間や労力もかかりますし、結論、自分はボランティア割引で40万円ほどしか貯めることができませんでした。
そして、実際のボランティア活動については、以下3つになります。
ボランティア活動の内容
ポスター貼り
内勤作業
テレアポ業務
上記の中で短期間で早く貯めることができるのは「ポスター貼り」。
金額で言うと、1日最大2万円くらいまで貯めることができます。
全額割引を目指すならポスターの枚数を約3,500-4,000枚貼らないといけません。
(ポスター3枚貼ると1,000円くらい?、もしかしたら今は金額が違うかも…..)
なんだ、ポスター貼るだけでいけるの?!と思った方。
結構大変です。
なぜなら、「飛び込み営業」そのものだからです。
いきなりお店に入って、「このポスター貼らせていただけませんか?!」という営業でした。
自分もポスターを貼っている時は、お店の人に怒られたこともありましたし(営業中だよ!と追い返されました。)、いきなり入るの嫌だなと度々思っていたこともあります。
もちろん、怒られることばかりではなく、ポスターを貼っている時にアイスや飲み物をくれる優しい方々もいました。(特に夏場は暑いのでとても大変….)
また、東京都内のエリアをたくさん回ることができたので、新しい人と出会うだけではなく、知らない場所に行く、新しいことを発見する楽しみもありましたね。
そんなんこんなんで、ボランティア割引で貯めた金額(40万円)では、2018年12月出発の第100回クルーズに到底乗船できないので、残りは現金でなんとかお金を貯めて無事乗船することができました。(第100回クルーズに乗船するには、約120万円ほど必要、ツアーや現地で遊ぶお金を含めると合計200万円近くはかかったかと思います。)
第100回クルーズ
自分が乗船したクルーズは2018年12月出航の記念すべき第100回クルーズ。
南半球を一周するコースでした。
実際の旅の詳細な日程はこちら👇(2018年12月末〜2019年4月頭)
ざっくり以下の国を回りました。
(ボリビアに行くためにブラジルからは船に戻らず離脱したので、ピースボートのコースとは少し異なっています。)
日本(横浜・神戸)
中国(厦門)
シンガポール
モーリシャス(ポートルイス)
レユニオン島(仏領)
マダガスカル(エホアラ)
南アフリカ(ポートエリザベス・ケープタウン)
ナミビア(ウォルビスベイ)
ブラジル(リオデジャネイロ)
ボリビア(ラパス・ウユニ)
アルゼンチン(ウシュアイア)
パタゴニアフィヨルド遊覧
チリ(バルパライソ・イースター島)
タヒチ(パペーテ・ボラボラ島)
サモア(アピア)
硫黄島沿岸航行
日本(神戸)
ちなみに、なぜ第100回クルーズを選んだかというと・・
・100回という記念すべき回に乗船したかったから
・南半球なんて行く機会早々にないから
・成人式を海外でやってみたいと思ったから(時期的に自分の成人式と被る日程でした。)
時期的にも若者(10代〜30代)が少ないクルーズでしたが、色々な人と出会い、なかなか身近で経験できないことを経験し、自分にとってかけがえのない船旅でした。
次は、それぞれの国で何をしたのか写真付きで簡単に紹介します。
中国(厦門)
最初の寄港地は、中国(厦門)。
読み方はアモイ(英語表記:Xiamen)。
厦門では、英語があまり通じず、最初に乗ったタクシーでは目的地を上手く伝えることができなかったため、タクシーの運転手に下されたことがありました….
現地の方とのコミュニケーションは少し難しい部分もありましたが、物価が割と安く、治安も悪くはなかったのでとても過ごしやすい場所でした。
海鮮がとにかく美味しいです。
また、厦門には世界遺産(コロンス島)があります。
実際に自分はコロンス島に行けずでしたが、ゆったりとした時間が流れている素敵な島だそうです。
シンガポール
厦門の次はシンガポール。
シンガポールでは、街を散策、屋台でご飯を食べ、買い物を楽しみました。
物価は厦門と比べて高い部分はありましたが、ポイ捨てをすると罰金を払わないといけないくらいの国なので、街並みはとても綺麗でした。
シンガポールには、USS(ユニバーサル・スタジオ・シンガポール)もあるので、そこで1日楽しむこともできます。
そして、シンガポールでは、自分の洋上成人式で着る衣装を購入。
振袖を持っていかなかったので、シンガポールでどこかの国の伝統的なような衣装をチョイスしました。(記憶が薄れてどこの国の衣装か思い出せず・・・)
モーリシャス(ポートルイス)
シンガポールの次はモーリシャス。(全く写真撮っていませんでした泣)
モーリシャスという国は聞いたことなかったので、行くまではどんな場所かどこにあるのか全くわかりませんでしたが、島国なので海が身近にあり、景色が楽しめる場所でした。
マリンスポーツも楽しめるところではありましたが、1日しか観光ができないため、断念・・・。
また、有名な絶景スポットとしては、イッテQでも紹介された「セブンカラードアース」。
実際に見に行った時に、以下記事のような綺麗な虹を見ることはできませんでしたが、グラデーションされた土地は見れました。
レユニオン島(仏領)
モーリシャスの次はレユニオン島、フランス領土。(ここもまたまた全然写真を撮っていませんでした泣)
フランス領土なので、通貨はユーロが使用可能。
レユニオン島は、1人で観光した場所でした。
1人でも歩けるくらい治安は良く、海辺の散歩はとても心地よかったです。
現地の方々を見ると黒人系の人が多い印象でした。
散歩しかしていなかったので、観光スポット的な場所は行っていませんでしたが、フランス領土ということもありフランスパンが有名だそうです。
その他には、幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ」を生育している場所でもあるとのこと。
一旦ここで、前半は終わりにします!
レユニオン島以降の国については、また後半の記事で!