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29・弁護士相談へ。無料の30分じゃ全然足りなかった…

 少し話が前後しますが、無料弁護士相談に行った時のことを書きます。

時期的には、初めて行った不動産屋さんに断られて、両親に相談していたころでした。

DV相談センターで、離婚する順序としては
①まずは自分が決断すること
②別居先を探して引っ越しの準備
③弁護士を探して調停

が良いのでは、と教わっていました。


①は、まだ不安は残っているけど、出来た。
②は現在進行形で両親に相談し、親名義で部屋をかりようとしているところ
これに取り掛かろう!



 弁護士事務所をどうやって探したかというと、DV相談センターで教えていただいたところから選びました。
私の場合は「夫婦生活を断れない」など、センシティブなことも話す必要がありそうなので、女性の弁護士さんが良いのではと、女性弁護士さんが在籍している事務所中心にリストアップしてくれていました。


 それら事務所のホームページを検索し、まず印象を見てみました。
あとは現実的に通えるか、を中心に考えました。
事務所へ行くときに別居できているかはまだわからないし、口実を作って出かけられそうな距離か、近くに駐車場があるかなど・・・そういう部分です。


 予約を取り、約束の日時に事務所へ向かいました。

案内された部屋に通され、弁護士さんとお会いしました。

私のミスなのですが、電話した際に女性弁護士さんが良いと希望を伝え忘れ、男性弁護士さんが対応してくださいました。

うっかりしていました・・・

しかし、男性の弁護士さんはベテランそうな風格おありながらも終始落ち着いて対応してくださいました。そしてその時は、懸念してたセンシティブな内容には触れることはありませんでした。

この時、私は夫の精神的、身体的DVが認められそうか、それにより離婚できそうか、調停となったらどのような段取りで事が進んで行くのか、弁護士さんにはどのようなことをお願いできるかを知りたかったです。


 相談が始まると、まずは家族構成、年齢、夫の年収、預貯金額、家は持ち家なのかローンはあるのか、子供たちの学校は私立か公立か。そういうことを事細かに聞かれました。
弁護士さんからの質問に答えていくのに必死で、こちらの質問はなかなか出来ず、時間だけがどんどん経っていき焦りました。


後から知りましたが、これらの情報の確認は必須だったのですね。
私の準備不足でだいぶ時間が過ぎてしまいました。


一連の確認が終わり、やっと質問できるタイミングが来ました。

「離婚できそうですか・・・?」

「これならおそらく出来ますが、正式に受任したら改めて確認して、婚姻費用請求と離婚調停を一気にやります。見積を出して、メールで送ります。」

言い切る姿が頼もしかったです。

この時点で1時間が経過していました。

30分まで無料で、超過料金として5000円支払いました。
正式に受任したときはこの5000円を着手金から差し引く、とのことでした。
良心的なのかな・・・?


 後日、メールに見積書が届きました。
相談した内容が詳細に書かれており、それを受任するには着手金がいくら、交通費通信費等は実費で請求、日当がいくらなど、とても丁寧な見積もり書でした。

でもなんだか、この通りに進められるのか、実感がわきませんでした。
実際問題、こんなに大がかりになったら同居したままではとても無理です。
離婚のためにどうにかしようと思っても、まずは私が動けないと何もできないとその時初めて気づきました。遅いですよね・・・(笑)

まずは別居だな。
家を出て、自由に動けるようになってから事を起こさないと。

それに「長くなる可能性があるから、弁護士さんは合う人を選んでね。」

相談員さんにそう念を押されていました。

合う弁護士さんか・・・。ひとり合っただけではわからないな。
費用も高額だし、この方にしかお会いしないですぐ依頼するのは少し不安かも。


そんな時、知り合いから「弁護士さんを紹介するよ」と声をかけていただいたのでした。










まだまだ未熟なnoteですが、サポートして頂けたら嬉しいです。私の体験談が少しでも誰かの勇気になってくれたら…!モラハラや離婚問題に苦しむ方のために、note投稿を続けていきたいと思っています。