『神戸,続神戸,俳愚伝 (講談社文芸文庫 さH 1)』を読んで
#西東三鬼
歯医者で俳人のノンフィクション本
戦中戦後の神戸のお話が興味深かった
波子、葉子
時代と環境に翻弄された女性達の人生が書かれている
神戸は私の中で思い出深い不思議な街で
その神戸が空襲で焼きつくされていたと知り
震災以前にも大変な苦難があったことを今更ながら知る
俳句が弾圧されていたことも知らなかった
自由の徒である彼らが
自由主義と弾圧された背景には
当時の陸軍大臣が
自由主義は共産主義の温床である
と宣言したからなのか?
P217
治安維持法
人権を軽んじる法律がつい数十年前まであったのだなぁ…怖!
旦那が釣れた!
何でこの本読んでるの?と
もともと知っている人(著者)だったらしい
読みたいなと言われて嬉しかった
さくさく読み終わって渡してあげよう!
うきうき!
父はなにこの本?と言ってあまり興味持ってくれなかったから、余計に嬉しかった
前にチョッちゃんの本に対しても冷たい反応だったよね…私はこんなに感動、感銘を受けたのに…まぁ個人差!仕方なし!
旦那とは、たまに出るこうゆうやり取り…
大好きです!
旦那はひたすら、本好きです
ねぇねぇ、本読みながら、週末旅しませんか??
楽しそうじゃありませんか??
須磨もなつかしい
俳句は喰えないのか
それでも俳句世界に没入する人達
家庭を捨てる三鬼…おいっ!
歯科の仕事もあっさり手放す
小林先生による解説が良かった
年表も分かりやすい
61歳で死没、死因は血清肝炎
なんだか圧倒されてしまうような波乱万丈な人生だった
#小林恭二 さんが
一番好きな作品は神戸と言っていたけど
私も神戸の書き出しが好きでした
神戸が好きな方は一度読んでみることをオススメします
#三鬼館 って今もあるのかなー
もうないみたい