中国と台湾のお茶飲み比べ(Tea tasting #001)
中国と台湾のお茶3種類を飲み比べました。
・阿里山茶(台湾・高山茶/青茶)
・東方美人(台湾・新竹県/青茶)
・雲南紅茶(中国・雲南省/紅茶)
どれも銘茶で贅沢な飲み比べ。
初めて東方美人を飲んだ日は、こんなにフルーティーで“蜜感”漂うお茶があるなんて!と驚きました。
中国茶の専門家の方に茶葉も選んでいただいて、淹れていただいた機会だったので猶更そう感じたのかもしれません。
(左から順に)
阿里山茶(台湾・高山茶/青茶)
透明度の高い薄緑の水色
硬く丸められた球形の茶葉は開くと濃い緑色の肉厚の茶葉。
甘い白バラのような香りと軽めの心地よい飲み心地。最後は柑橘のような少しの爽快感も。
東方美人(台湾・新竹県/青茶)
様々な色をみせるよられた茶葉は、開くとやや赤みを帯びた秋色の深い茶色。
茶葉からはパッションフルーツと熟れたマンゴー、甘みの強いトマトのような香りも。とにかく蜜感がずんとくる。
発酵度合い高めなのでやや濃いめの水色。クリアな茶系な金色。
飲んだ後にふわっと立ち上がる香りは、熟れた果実が混ざり合ったような濃厚さ。
贅沢気分を味わいたい時のお茶。
雲南紅茶(中国・雲南省/紅茶)
落ち着くこげ茶系の透明な水色
ゴールデンチップが見え隠れするこげ茶の茶葉は、淹れるとゴールデンキウイや柿のような蜜感の香りが。
渋みがほとんどなく、温かみのある奥行きを複雑に絡まる密感が演出する。紅茶ならではのコクも。
シナモン系が好きな方に好まれそうな紅茶。
|記事:2020年12月8日
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